千代田区 - Chiyodaの最近のブログ記事

オールドベスパ

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夕方になって、一昨日、入手せずに帰ってきた本を買いに、神保町へ行ってきました。こういう時って、「あの本、もう売れているのでは?」と、ちょっと気が急いたりします。で、とりあえず、目的の本が並んでいた棚にまっしぐらです。すると、在りました。ちょっと安心です。しかし、在れば在ったで、妙なものです。その本を手にしてみると、「ま、すぐ読むって本でもないし、ま、いいか...」という気に...。またしても、その本を棚に戻し、手ぶらで書店を出ることになってしまいました。何してるんでしょうね(^^;
でもまあ、せっかく神保町に来たわけですから、そのまま家に帰るのもクヤシイです。そうだ、古本カフェ『ブック・ダイバー』さんに寄っていこう!と思いたちました。が、時計を見ると、もう7時をまわっています。「もう閉まっているかな?」と思いながら急ぎ足で神保町の交差点を渡り、角を2つほど曲がると、まだ『ダイバー』さんからは明かりが漏れています。
飛び込んでみると、ご主人は僕を憶えていてくださって、先日の印象そのままに、にこやかに迎えてくださいました。そこで、しばし談笑です。そして、ついあれこれと話し込んでしまい、閉店時間を大幅に過ぎた頃になって、やっと失礼してきました。こちらの御主人、やはり雰囲気あります。なんとなく、別のお付き合いになりそうな予感です(^^;
ところで、このチラシを見てください。僕が以前アップした写真を使ってくださってました。それをまた僕が、スキャンしてここにアップする...。なんだか面白いですね。とにかく光栄なり! これで縁ができたぞ〜(^^;
と、やたら長い前フリになってしまいましたが(^^; という感じで、なんだか気分良く、夜の神保町を歩いて家に向かっていました。その時に、ふと目についたのが、この古い(と思う(^^;)ベスパでした。可愛いくせに無骨なこのデザインには惹きつけられます。
あ、それから、余談ですが、このすぐ脇で、今日の昼間、なんと手榴弾が見つかり、警察や消防が出動して、大騒ぎだったそうです(後方のお店の方の話)。

【余談】『ダイバー』さんのチラシにある「退屈な方、散策好きの方、...」って一行が...なんともよろしいでしょ(^^;
【場所】千代田区西神田2丁目あたりです。

JINBOCHO-1

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四月も半ばだというのに、風の冷たい日でしたね。今日は、午後遅くなってから神保町へ…。古書店などをウロついていました。が、収穫は無し。というよりも、欲しい本はあったのですが、サイズが大きいうえ重いので、購入を見送ったという感じです。これ、カメラを持っていることの弊害のひとつですね。なんせ、バッグに入りきらないような本を抱えてしまうと、写真が撮りにくくてかないません。
先日などは、雨が降っていて、傘をさしているうえにヘビー級の本を抱えていたにも関わらず、やはり「うぬ」と思う場面に出くわすと、超窮屈な恰好でカメラを構えてしまいました。そのうち、傘が飛んだり、カメラを濡らしたり、大切な本を落っことしたりと…ろくなことはありません。
そんなわけで、今日は、雨こそ降っていませんでしたが、手ぶらで帰ってきたというわけです。お土産(見返り?)はこの写真です(^^;

【場所】千代田区神田神保町1丁目あたりです。

まいまいつぶろ

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本日のつい先ほど取り壊された老舗バー「まいまいつぶろ」の写真です。全景はこちらです。とりあえず速報とういことで、写真だけアップします。記事は後ほど...です。

= = = = = = = = =
昨日のエントリーneonさんがコメントを残してくださり、そのなかで『そう言えばお茶の水の聖橋口すぐに、「まいまいつぶろ」という、昭和29年創業のトリスバーがあったのですが、つい最近閉店の張り紙が出ていて、なくならないうちに写真撮りたいと思っています。』とお書きになっていました。それだけでも、「これは撮っておかねば...」と思っていたのですが、今日(4月10日)の昼頃に『もう「まいまいつぶろ」の2階が取り壊されている』という知らせをいただきました。これはイケません。しかもcenさんスコッチエッグ♂さんwakkykenさんからも「撮っておいてね」的コメントをいただいています。お茶の水であれば、ウチからは歩いて行ける距離。ちょっと雨がパラついてはいましたが、大急ぎで出動することにしました。
現地に着いてみると、もう取り壊し作業は進んでいて、2階の床も無く、建物内部はガランドウ状態でした。が、外観はどうやら現役時の姿をとどめているようでしたので、即座にシャッターを切りはじめました。そして、10回ほどシャッターを切ったときに、ついに、グリーン地に黄色い文字「まいまいつぶろ」と書いた看板がグラリと傾きました。その状態に気づいた鳶さんが、建物から出てきて、その人の手で、看板が取り外されました。
しかし、ここは、お茶の水駅に沿って建つバラックの一画ではありますが、広い堀割の土手の上に建っているわけですから、2階の窓からの眺めはさぞかし...でしょうね。夕方、開店間際のこのバーの、屋根裏のような2階から、茜色に染まる空を眺めてみたかったな〜という感じがしてなりません。昔、この並びに茜壺という喫茶店がありましたが(今でも在るのかな?)、その2階からの眺めが素晴らしかったことを思うとなおさらです。

【追記】トリスバー「まいまいつぶろ」につきましては、常連さんだったと思われる方の記事をご覧いただいたほうがよろしいですね。
【追記】解体作業にあたっている方にうかがうと、建物は取り壊さず、内外部を改装して (ちょいと邪魔な看板にあるとおり) カレー屋さんになるそうです。
【場所】千代田区神田駿河台4丁目あたりです。

東神田の路地景

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ここは住所表記でいうと東神田。秋葉原からは南東の方角になります。このあたりは洋服関連の材料などを扱っている問屋さんの多い、または多かった町のようです。
このあたりは、もう建物の建て替えが進んでいて、どこを見ても中規模の素っ気ないビルが並んでいます。が、そんな町にも、おや?と気になる長屋と園芸路地が残っていました。
この写真は、そんな路地の中程で撮ったものです。右手の建物は長屋になっていて、表側は洋服関係の店舗になっています。そして、裏手には、写真でお分かりいただけるように、床屋さんや小料理屋さんが並んでいます。残念ながら、もう閉じたままのお店もありましたが…。

ところで、ここに写っている路地ですが、直線で伸びているので想像もつきませんでしたが、昔は川(堀割)だったのだそうです。この細い路地の右側が東神田、そして左側が岩本町になっているのも道理です。
では…というので、いつものように「三層江戸明治東京重ね地図」を立ち上げてみると、なるほど…です。

江戸切絵図(左)では、隅田川からつづく川が、東神田の手前で西に折れていますね。が、明治期の地図(中央)になると、その川がはっきりと神田川まで描かれています。さらに、昭和21年刊の地図を参照してみたのですが、それにも川は描かれています。
ということは、どうやら、明治期に切られた(延長された)堀割が、昭和の戦後になって再び埋め立てられ、そこにこの建物が建てられた、ということのようです。こちらでご商売なさっている方によれば、この建物は昭和26年頃に建てられた…と仰っていましたので、どうやら説明がつきます。しかし、かなりめまぐるしい変化ですね〜(^^;

【追記】この辺りの歴史についてお話をしてくださったのは、この建物の一画で、スカジャンを製作していらっしゃる"Hoshihime"のご主人でした。ご親切に、ありがとうございました!
【場所】千代田区東神田1丁目あたりです。

彼岸景

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今日は、お彼岸の中日。暖かい日でしたね。お墓参りをなさった方も多いことと思います。僕ですか? 僕は、先日、急に暖かくなった日にひいてしまった風邪が直りきらず、いまだにゴホゴホとやっているため、お墓参りは家人にまかせ、家でくすぶっていました。で、今日は、なんとなく彼岸を感じさせる風景をアップすることにしました。と言っても、僕だけが勝手にそう思い込んでいるだけかも?ですが...。
左の写真は、入院中の義母の様子を見に行った帰りに、ふと気になった景色です。ここは黒目川の河岸と言えるところです。まだ畑や果樹園なども残っていますが、この写真を撮ったあたりは、すでに宅地造成され、多くの住宅が建てられています。そのなかに、どういう事情なのか? ポツンと空き地になっている区画があり、そこに梅の木、しかもかなり老木と思える梅の木が4本(5本かも?)生えていました。この写真は今月11日に撮ったものですが、この日は、よく晴れて、陽射しの強い日だったと記憶しています。それが、午後になると、光が、黄みを増し、和らぎ、白梅をふわっと浮き上がらせるように照らしていました。花の盛りは過ぎているようでしたが、なんとも艶やかで、風に揺れ、宙で舞っているかのようでした。そして、手前に埋められている石が妙に気になりました...。
右の写真は、昨日、用あって秋葉原へ行き、その帰りにちょっと回り道して撮ったものです。神田川に架かる美倉橋のたもとから撮ったものです。神田川も、この辺りまでくるともう下流で、先方に見える橋の先で右方向に曲がり、その先で隅田川に合流しています。ここでは、河岸に咲く紅梅がひときわ目につきました。この、たった1本の梅がつけた花の存在が、いつもは殺風景なこの風景を、まったく違うものに見せています。本末転倒な言い方ですが、空も水も生気を取り戻しているようです。ちょっとだけ浄土に近づいたような...。川だけに、此岸と彼岸がありますしね(^^;

【場所】左=埼玉県朝霞市東弁財2丁目 / 右=千代田区東神田2-3丁目あたりです。

タトル商会

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開店する本屋さんがあるかと思うと、閉店する本屋さんもありますね。昨日、神保町を歩いていると、こんな貼り紙を目にしました。その貼り紙がしてあったのがこの建物です。貼り紙には「東京ランダムウォーク神田」とありますが、この建物は、洋書店「タトル商会」として知られていました。すくなくとも僕はそう思っていました。

ま、それはともかく、貼り紙を見ると、なんとなく訳ありげですが、無期営業停止ということです。ということは閉店なんでしょうね。それにしても、ここは、銀座にあった洋書店「イエナ」に次いで親しみを感じていた洋書店だっただけに、最近はあまり利用してはいなかったものの、この貼り紙にはびっくりしました。

人によりけりではありますが、僕らの世代は「洋書」という言葉に特別の響きを感じます。洋書店は、先端文化や異文化の宝島であり、その時代の出島のようでした。
話がタトル商会から逸れますが、昔は、銀座にあった洋書店「イエナ」に行くのが楽しみでした (T作君、読んでる? よくイエナに連れてってくれたね)。木枠にガラスが嵌め込まれた扉を開けて、一歩店内に入ると、そこは吹き抜けになっていました。そして正面には幅の広い木の階段があり、その階段が中2階につながっていました。そこから、こんどは振り向いた方向に、短い階段があり、それが2階に通じていました。いまから思うと、避暑地にあってもおかしくないといった感じの、とてもお洒落な書店でした。
そこで、海外の雑誌や音楽書、写真集などをパラパラやっている時間は、海外にでも居るような感覚に包まれていました。お小遣いを貯めて、イエナで洋書を購入した時の、あの嬉しさは、いまでも忘れることができません。そうやって手に入れた洋書は宝物のようでしたね〜。高校生の頃、友人に無理矢理(^^;買わされた "How to play the 5-string Banjo" by Pete Seeger などは、いまではホンモノの宝物になっています。

いやいや、話が逸れすぎですが、多くの人に親しまれた「タトル商会」が閉店した、という報告でした。トップの写真は、2004年の夏の終わりに撮ったものです。

【場所】千代田区神保町1丁目あたりです。

僕のブログ巡回コースには「退屈男と本と街」が入っているのですが、昨夜、いつものようにお邪魔してみると、気になるエントリーが目に飛び込んできました。その記事によれば、神保町交差点の近くに、古本カフェ「ブック・ダイバー」なるものが出現した…とあります。
古本カフェだけでもかなり「うぬ」という感じですが、店名が「ダイバー」となると、もういけません。「おお、アースダイバーを呼んでいる〜(^^;」とばかりに、本日、雨のなか、突入してまいりました。
退屈男さんの記事中には、「衝撃的」「プレオープンとはいえおもしろすぎる」「あ、いや、フツウではない」「ものすごい手作りな」「置いてる本はけっこうイイのが多い」などという言葉が並んでいて、これまた刺激的。期待が膨らみます。が、実際に現地に行ってみると、その期待は裏切られません。どころか、十分に期待に応えてくれます。「こいつぁイイ!」という感じ。その店内は、まだ仕込み中ではありますが、こんな感じ(1)こんな感じ(2)です。

雨の神保町で

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雨が降っていましたが、夕方になって、本を買いに、神保町へ行ってきました。
今日の雨は、昼間はシトシト程度でしたが、夕方になると本降りになり、傘は必須でした。雨の日には、傘をさそうがカメラに布などを被せようが、カメラを濡らす可能性が高いので、通常は、撮影を控えたいのですが、このところ、雨や夕闇といった悪条件の下で撮るのが趣味(^^;のようになっていて、今日もその例に漏れず、無理な姿勢でファインダーを覗いてきました。結局、本を買いに出たのやら?写真を撮りに行ったのやら?という感じです。で、以下はその成果(^^;です。

左の写真は、神保町の有名な喫茶店「ミロンガ」と「ラドリオ」のある裏路地です。こういう路地は雨に濡れるとガラリと表情が変わりますね。ちょっとうら寂しい感じも...(^^; なんとなく音楽が必用な感じですね。

中の写真は、このところ神保町に行くと立ち寄る、すずらん通りの古書店「キントト文庫」の前で撮ったものです。今日は、残念ながら、お休みのようでした。では、「ぱっと目についた看板でも撮ろう」と思い、バッグからカメラを出したときです。傘をさした男性が立ち止まり、携帯でメールを打ちはじめました。「あ、邪魔が入った」と思ったのですが、「飛んで火に入るナントヤラ」と思いなおし、撮ったのがこの写真です。

右の写真は、神保町の駅に近い場所で撮ったものです。ここには、以前、古びたちょっと不思議な建物がたっていました。それが取り壊されたようで、ポッカリと空間ができていました。この隣りの建物の地下には、以前、ブルーグラスインというお店がありました。そこは、長いお付き合いをさせていただいている Heres For Theres というバンドを初めて聴きに行ったお店でした。前方のスリットから漏れているのは靖国通り沿いの光です。

【場所】千代田区神保町1丁目あたりです。

つい先日、Mac版Google Earth が発表され、以来、ご近所ブログではその話題で持ちきりです。そこで、僕は、ちょっと話題に乗り遅れ気味ながら、アナログ版Google Earth Diving (^^;を試みてきました。
アナログとはいえ、短時間で、けっこうあちこちに飛ぶことができます。ニューヨークから北海道なんて、ほんの数分で飛べることもあります。で、僕は、有楽町から一気に香港に飛んでみました。今日の写真は、有楽町駅からものの1分で飛んだ香港で撮ってきたものです(^^;
いや〜香港も、噂には聞いていましたが、人が多いですね〜。でも、あれ? ラフランスなんて文字が書かれた箱が見えてますね〜。そうなんです。これは有楽町駅前の再開発地を囲っているフェンスに貼られたポスターを背景にして撮ったものです。でも、ポスターのサイズがかなり大きいため、けっこうソレっぽく見えませんか? というより、最近のペラペラしたビルより、よほど現実的に見えたりして…(^^;

【追】この背景になっているポスター、本当に香港でしょうか? 自信ありません。行ったことがありませんので…。

【場所】千代田区有楽町2丁目あたりです。






CMOSの掃除が済んだカメラを受け取りに、銀座のキヤノン・サービスセンターへ行ってきました。その後、時間が空いていたので、築地へ行こうか?交通博物館へ行こうか? と一瞬迷いましたが、交通博物館さようならキャンペーンの一環として行われている「旧万世橋駅遺構特別公開」が気になり、神田方面へ向かいました。
遺構見学の予約はしていませんでしたが、交通博物館受付で尋ねてみると、お天気が悪かったせいか、当日予約分に空きがあるということです。その場で申し込みをし、小一時間ほど待つことに…。
ということで、時間つぶしがてら館内を歩いてみたのですが、これが思いの外(と言っては関係の方々に失礼ですが…)面白く、あっという間に集合時間になってしまいました。
旧万世橋駅遺構の見学は、スタッフの方々に先導され、まずは煉瓦造りアーチ型天井の空間へ、そこで旧万世橋駅と交通博物館の歴史に関する数分の動画が上映され、その後、5分間ほど写真撮影。つづいて、地下の橋か?と思わせる段差のある通路を抜け、階段をのぼり、旧万世橋駅ホームの見学。終了…という感じです。
ま、廃墟のような遺構を期待して行くと、見事に肩すかしをくらいますが、東京の歴史を見るという観点からすると、貴重な体験だったように思います。

上の段は交通博物館の館内で撮ったものです:
【上左】戦闘機「疾風(はやて)」などに搭載されたハ-45型(誉)エンジンの実物。凄い!圧倒的!
【上中】館内の吹き抜け部分。この空間、時代を感じさせます。左側は展示室。旧万世橋駅遺構はこの右手になります。
【上右】蒸気機関車のパイプです。銅パイプを真鍮でつないだのでしょうか。無骨ですが、たまらない魅力を感じました。

下の段は旧万世橋駅遺構内で撮ったものです:
【下左】アーチ型天井の空間です。
【下中】通路から旧万世橋駅ホームへとつづく階段です。
【下右】アーチ型天井の空間から通路への出入り口です。
遺構のほうは、見学の説明的な写真ではないので申し訳ないのですが…。ということで、旧万世橋駅遺構ライトアップの様子を追加しておきます。

■交通博物館のサイトはこちらです。

【場所】千代田区神田須田町1丁目25番地です。

西神田ミニナリオ

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日比谷で行われていた東京ミレナリオ、公式サイトによれば「東京の冬の風物詩」なんだそうですが、一旦休止が決まったようですね。いらした方はいらっしゃるでしょうか。しかし、あれだけの電灯を一気に点灯すると、確かに「ウワッ スゴイ!」とは思いますが、溜息はでませんね〜。なんだか大排気量のエンジンを搭載し、バカバカしいほどのパワーに物を言わせて…という感じですからね。
さて、今日は、夕方になって、神保町に行ってきました。本屋に行くつもりで…。ところが、行ってみると、営業しているのは、裏通りの小さな古本屋やスキー用品店だけ。主要な書店は軒並み休業してました。あちゃ〜という感じ。
で、仕方なく、「夜の神保町でも撮りながら帰るか…」と、裏通りを通って家に向かいました。正月2日の夜ですから、とにかく、道はガラガラです。車道の真ん中を歩いていてもまったく問題ない状態です。しかも、お店の明かりというものがほとんどありませんから、あたりの風景が実に地味です。こうなると、どこを見ても、東京の道路というのは結構だだっ広いものだな〜という感じ。そして寒々としています。「殺風景で撮るものもないな〜」と思いながら歩いていました。
が、西神田のカトリック教会にさしかかった時です。聖母マリア像がライトアップされ、その上方に赤い星が…。その光りで石造りの教会がぼ〜っと照らし出されています。なんだか突然異国に迷い込んだ感じです。こんな近くにこんな風景が潜んでいたとは…です。
そして、そこから少し歩いた所で、路面に思わぬ光景を発見。白熱灯と蛍光灯、そして街路灯(水銀灯?)が織りなすドラマ(^^;です。人の目には、こうは見えませんが、カメラは光源の色の違いをハッキリと捉えてくれます。これは意外な拾い物というところです。
いや〜くどくど書いてきましたが、もうお分かりか?と思います(^^; ちょっと苦しいものがありますが、この2枚セットで「ミニナリオ」です〜(^^;

【場所】千代田区西神田1丁目あたりです。

この看板を初めて見たのは、藍blogさんのエントリーで、でした。かなりな雰囲気です。九段にあるといいます。で、機会あらば!と思っていたところ、運良く適度に歯が疼き(^^;、ならば九段の歯科へ…です。というわけで、ついにこの看板の前を通る機会を得たのでした。
しかし季節は寒風吹きすさぶ真冬です。藍blogさんの写真には、青々として写っていた笹の葉もカサカサで精彩ありません。とても写真では太刀打ちできないので、ご主人に、この看板の由来を聞いてきました。
まず、この看板の素材ですが、なんと石だそうです。石と言っても、イタリアから輸入された大理石だそうです。なぜ石の看板になったか?というと、もともと板の看板を掲げていらしたそうですが、大正12年の関東大震災の際に、それが焼けてしまい、先代が「火事でも焼けないものを!」ということで、素材に石を選んだということでした。ですから、この看板は大正12-13年に制作されたもののようです。正確には不明だそうですが…。
また、次ぎのようなエピソードも…。この看板には英語が記されていますね。戦時中は、それがマズイということになり、戦争が終わるまで、この看板は裏返しにして掲げられていたのだそうです。看板とは言え、いろいろと物語があります。

【場所】千代田区九段南3丁目あたりです。

靖国神社参道口

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先日来、歯に違和感があり、今日、いつも診ていただく先生を訪ねました。診断の結果、いまのところ歯をどうこうする必要はない、ということで、ひと安心です。
ところで、その診療所は九段にあります。靖国神社のすぐ近くです。というわけで、簡単な治療を受けた後に、昨今「靖国問題」でにぎやかな神社の境内を歩いてみることにしました。靖国神社の境内を歩くのは本当に久しぶりです。しかも今回が2回目(^^;かな?
というわけで、寒いなかを境内巡りしたわけですが、さすがに人影は少なく、ゆっくりと見てまわることができました。しかし、目にする風景が、実にザラザラとしています。特に、本殿裏の公園のようになった場所は、そのザラつき感がひどく、とても長居する気にはなれませんでした。
今日の写真は、境内巡りを終え、九段側の参道口を出たところで、振り返り、巨大な鳥居を撮ったものです。これだって、なんとなく妙な気配が漂っているような感じがしませんか?
境内では、多くの写真を撮っていますが、これらは整理してからでなくてはエントリーできません。あまりに特異ですね、この神社は…。

■参謀本部陸軍部測量局による明治16年測量地図中の靖国神社参道あたりです。

【場所】千代田区九段北3丁目あたりです。

老齢のイチョウの木

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この、いかにも老齢のイチョウの木は、皇居の大手濠に突き出すような形をした公園の角に立っていました。根元に設置されたプレートに、以下の文が添えられていました。

『この木は、震災いちょうと呼ばれています。樹齢150年を超えると思われるこのイチョウは、かつて文部省の跡地である一橋一丁目一番一帯(現在のパレスサイドビル・住友商事ビル・一橋総合ビル一帯)にありました。大正12年(1923年)9月の関東大震災によって一面焼け野原となった都心にあって奇跡的に生き残り、このイチョウは同時の人々に復興への希望を与えました。その後、復興事業に伴う区画整理によって切り倒されることになった際、当時の中央気象台長岡田武松氏がこれを惜しみ、なんとか後世に残したいと思い帝都復興局長官清野長太郎氏に申し入れたところ、長官もその意義を理解しこの地に移植されたという由緒をもっています。』

そばで見ると、樹肌が相当に傷んでいて、樹木医による治療の跡と思われる大きな傷が残っていました。もう、葉をおおかた落としていましたが、下枝にはまだ、黄色というよりも黄金色の葉を多少つけていました。見ようによっては、空に向かって両手を伸ばしているように見えます。また、右手を腰にあて、左手を大きく振って歩き出そうとしているようにも見えてきます。怪物のようだけど、なにか仕草の可愛い、この老齢のイチョウ。逆境を乗り越えてきた木の持つ、とてつもない迫力を感じました。

【場所】千代田区大手町1丁目あたりです。

北の丸のハゼの木

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運転免許証の更新日が迫っていましたので、今日、神田橋の運転免許更新センターなるところに行ってきました。昔に比べると、更新も随分と簡略になってきました。更新のお知らせのハガキと運転免許証、手数料2800円を用意するだけでOK。都内の住人は、顔写真すら用意する必要がないんですね。
そんなわけで、すんなりと新しい免許証を手にし、更新センターの外に出たのが午後3時頃でした。光がきれいです。しかも、滅多に来ることのない神田橋周辺。そのまま家に帰るのもシャクなので、皇居のお堀端でも歩いてみようかな?という気になり、とりあえず、皇居平川門あたりに向かいました。
すると、何ですね〜、皇居まわりというのは、広いですね〜、だから空も広いですね〜。でも、それだけに、なんだか空虚な感じもします。中沢新一さんが「東京の中心は無だ」というのが解る気がします。ま、そんなことを思いながらも、ご自慢(^^;のGPSの示す数値を読み、「ふむ、平川門あたりは高度20mくらいか、代々木八幡より20mも低いぞ」などと面白がりながら、北の丸を目差しました。
その北の丸公園で撮ったのが今日の写真です。ここは科学技術館の前の公園です。ハゼの木が、茶色や黄色の木の葉を背景に、真っ赤に色づいた葉をつけてたっていました。木の数は多く、雑木林と呼んでもよさそうですが、下草がまったく生えていないのが、公園たる所以でしょうか。なんだか妙な感じがします。しかし、ま、都心で、これだけの紅葉が、"ついで"に見られようとは思いませんでした。今更…という感じですが、やはり皇居周辺は外せませんね。

【場所】千代田区北の丸公園です。

ワハハ本舗

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ブログを始めて以来最もバカなエントリーです(^^; これを撮ったのは、先月半ば頃で、場所は有楽町のビックカメラです。入口にたつ円柱にドカンと貼ってありました。ワハハ本舗って名前は知っているのですが、中味はどんなんでしょう? ま、このポスター見ただけで、およそ想像はつきますが...。しかし滅茶苦茶バカやってる感じですね〜。久本雅美さんの、このアホなメークでこのキリリ顔、もうたまりません。しかも、その右隣りではポスターでさえバカなことになってます。膝蹴りを、うぬっと太刀で受けてます(^^;
...憂さ晴らしに無条件購入アイテムかも?ですね。こういう、徹底してナンセンスなものって、意外と好きでして...(^^; このDVD、ご覧になった方がいらっしゃいましたら、笑い度を教えてください。

【場所】千代田区有楽町1丁目あたりです。

昼下がりの古書店街

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ここは神保町のすずらん通り。撮ったのは、ちょうどお昼時です。が、タイトルは昼下がりです(^^; ま、そのほうが、なんとなく雰囲気ありますから…。まさか、光の角度まで計算して「タイトルに誤りあり!」なんて人もいないでしょうし(^^;
というわけで、この写真を撮ったのは、昼頃の昼下がり(^^;でしたが、この通りには、飲食店も多く、昼食を求めて歩くサラリーマンや学生の姿も多く見られました。
本来は、左手に見える看板建築に光りが当たっていたため、それをを撮ろうと思い、適当な立ち位置を探していました。ところが、すずらん通りから狙うと、どうしても見上げることになり、いまひとつ気に入りません。で、すこし距離をとってみようと思い、すずらん通りと直角に交わる道に入ってみました。すると今度は、右に見える古書店が路上に拡げた書棚が邪魔になります。どうしたものか?と考えていたのですが、ここでふと気づいたのが、強い光と影。即、狙いを変更です。が、なんせお昼時です。通行人の多いこと…。が、待てば海路の日和あり…です。一瞬、ファインダーのなかに、この男性がひとりだけに…。本当は、スタイルの良い女性が通りかかってくれたら良かったんですけどね(^^; ま、そう上手くはいきません。これはこれで「保護色な感じでヨゴザンス!」ということで…(^^;。
いや、しかし、こういう種明かしって、あまりしない方が良いのかも?ですね。

【場所】千代田区神田神保町1丁目あたりです。

女坂でビックリ!

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今日、神保町・お茶の水あたりを歩いていました。台上にあたる駿河台から、谷底にあたる猿楽町へ下るには、急な石段 - 男坂や女坂 - を降りなくてはなりません。男坂は、直線的な階段で、上に立てば下が見えています。が、女坂のほうは、途中で、右・左と2度折れ曲がります。したがって、上からは下が見えず、なかなか風情があります。降りるならこちらです。
で、その女坂を下りはじめると、なんとなく雰囲気が違います。何か?と思えば、その階段沿いに、新築のマンションが建っていたからです。これが、階段の途中から玄関に入る設計になっているため、なかなか苦しい工夫の跡があり、それを見ているだけで、かなり楽しめるのです。
でも、階段の途中に玄関がある、しかもその階段が女坂なんて、なかなか得難い立地です。外壁もコンクリートの打ち放しでスッキリです。なのに、なんとなく良い意味で長屋的な匂いも感じさせるんですね。これはとりあえず記録として撮っておこうと思い、階段を下りたところで、カメラを構えました。が、当然のことながら、かなり見上げるようになってしまいます。そこで、高さを稼ぐために、手頃な場所にあった建物のフェンスによじ上り、そこから写真を撮っていました。

ここは、あの交通量の多い靖国通りから、ほんのちょっと裏に入ったところです。この風景に出くわしたときはびっくりしました。なんせ、このお稲荷さんのある一画だけが、周囲とまるで違う世界。ここだけをお盆に載せてトンと置いたような状態です。ま、実は、当然のことながら、こちらのほうが古くから在ったわけですが…。
このお稲荷さんは、戦前までは、五と十の日に縁日がたち、大変に賑わったということから、五十稲荷神社[ごとう]と呼ばれるようになったのだそうです。御霊は、三百年ほど昔、京都伏見神社から奉戴したもので、安産の守護神だということです。この一帯は、震災と戦災の2度にわたり消失していますが、この御霊は、現在こちらにお住まいの老婦人の母上が、背負って脱出したため、三百年前のままの姿だということでした。
もうすこし近づくとこんな感じです。この赤い鳥居をくぐってみると、なかは、狭いながらも神社の境内という濃厚な匂いがあり、たった1本の木が鬱蒼としているように感じられます。左のトタンの家屋はお住まいですが、そのグリーンと鳥居の赤の対比が鮮やかで、周囲から完全に浮き立って見えます。この周囲との違和感。本当にこのまま飛び立っても不思議はない雰囲気でした。

【場所】千代田区神田小川町3丁目あたりです。

都心の草原

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今日は、午後になって、神保町の古書店街を歩いていました。空はどんよりとしていて、時に雨もぱらつきました。湿度が異様に高く、意外に温度も高かったのか、歩いていると汗ばむほどでした。
ここは、靖国通り沿いにある空き地です。駿河台下の交差点のすぐ近くです。歩道側にフェンスを立てて目隠ししてあるため、通行する人の数はとても多いのですが、誰もフェンスからなかを覗きません。ま、それが普通ですね。が、僕はけっこう好奇心旺盛ですし、そのフェンスがかなり曲がったりしているのが気になりました。で、ちょっと背伸びしてなかを覗くと、一面の雑草畑! なかには、可憐な花を咲かせている草もあります。都心のコンクリートだらけの環境のなかで、ここは別世界になっていました。植物の生命力を見る思いです。[脱線:植物学者でいらした昭和天皇は、「草にもすべて名前がある」と、「雑草」と呼ぶのがお嫌いだったそうですね] 
都心では、こういった空き地があると、とかくワンパターンな小さな公園にしてしまいますが、使途不明な「奇妙なオブジェのあるアーバンスペース」になってしまっている例が多く、感心しません。この空き地は、何かワケアリなのでしょうが、誰か、ここを買い上げて、このまま放置するなんて、太っ腹の人は居ないものですかね(^^; [周りから苦情殺到でしょうが(^^;]

【場所】千代田区神田小川町3丁目あたりです。

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