千代田区 - Chiyodaの最近のブログ記事

トタンバリバリ

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この建物は、山手線の高架沿いの、秋葉原と神田のちょうど中間あたりにあります。

周囲は、すっかり建て替えがすすみ、超高層ではないにせよ、ビルが林立していますが、そのなかに、この建物(右手正面から見ると長屋看板建築です)だけが、昔のこの辺りはこんな雰囲気だった...と言わんばかりにたっています。

この建物は、だいぶ前から気になっていましたし、写真にも撮っていました。が、左下に見える金網フェンスの向こうに、とかくクルマが停まっていて、それがどうも雰囲気ではありませんでした。
また、前回までは、超広角シフトレンズも持っていませんでしたので、この角度から全体を撮ることもできなかった...ということもあり、エントリーせずにきました。

が、今回、たまたま通りかかると、そのクルマが居ません。うまい具合に超広角シフトレンズも持っています。しめた!この時!とばかりに撮ってきたのが本日の写真です。

【場所】千代田区神田須田町2丁目あたりです。

丸の内のピエロ

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前エントリーと同様に丸の内で撮った写真です。

丸の内という街は、僕にとっては...ですが、東京駅近くの書店や銀座に行ったついでに通りかかる程度で、特に目的があって行く街...という感じではありません。高いサラリーをとっている人達の街...という匂いがぷんぷんですしね(^^; ま、ほぼ縁のない街です(^^;

とは言うものの、通りかかる機会は意外と多く(何だか言ってることがいい加減ですね(^^;)、そのたびに、街の変化に驚かされます。数年前より、街のあちこちで、大規模な再開発が行われていて、「アレ...」「アラ...」といったことの連続です。

とにかく、若年齢層化の進む銀座に対し、丸の内はより成年層化しているように感じます (ついでですが、日本橋は熟年層化(^^;)。ま、どちらにしても、あまり縁のないまちです(^^;

そんな丸の内の街を、はじめて自転車で流してみました。なかなか面白い感覚です。街が、それもそう縁のない街(^^;が、歩いている時よりも日常的に感じられるといいますか...。

てな感じでノロノロと走っているときに目に入ったのが、この、壁にピエロが描かれたレストランでした。なんだか釘付けです。Googleマップで見るかぎり、元はFlagsというグループのレストランでしたが、完全に姿を変えています。そのあたりの事情は不明ですが、この感覚はかなりなものですね。やってくれます。縁はなさそうですが...(^^;

【場所】千代田区丸の内2丁目あたりです。

BIKESCAPE.01

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その後も、Suica不要の生活(^^;をつづけています。どこへ行くにも自転車です。

...となると、やはり、自転車を見る目がこれまでとは違ってきます。たとえば、使われているパーツにまで目が行くようになったり、どんな乗りかたをされているのかを思ったりもするようになります。

これまでは、気になる自転車が停まっていると、それをモノとして写真記録しカタログを作っている感覚でしたが、最近は、イキモノを見る感覚に近くなっているような気がします。

停まっている自転車を見ても、それがこちらの感覚にひっかかってくる場合は、その自転車が乗り手を得て動いているところまで想像がひろがる...という感じでしょうか。

この写真は、昨日夕方の丸の内で撮ったものです。間違いなくメッセンジャーのものと思われる自転車ですが、ビルの壁にもたれかけてありました。相当に使いこまれています。ま、日々仕事で都内を駆け回っているのでしょうから、不思議はありません。

ロード系とトリック系が入り混じったようなデザインですが、そのあたりの好みは別にして、やはり、実用で鍛えられた跡というものは魅力がありますね...。

【場所】千代田区丸の内2丁目あたりです。

年老いた風景

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この場所は、以前にも「東神田の路地景」で紹介しています (いまになって見ると写真はよろしくないですが(^^;)

ここは気になる場所で、その後も、何度か通りかかっています。そしてその都度、本来エバーグリーンであって不思議はないはずのこの風景の老朽化が進んでいることに気づかされていました。昨日通りかかると、さらに空き家が増え、園芸などに荒れが目立ちはじめ、この空間の更地化に向けた更なる一歩...という雰囲気が強く感じられました。

ちょうど散策なさっていた高齢のご婦人と出会い、ひと言ふた言立ち話しする機会がありましたが、ご近所にお住まいのようで、ひと頃のこの路地の様子と現在のそれを比べ「ずいぶん荒れちゃったわね...きれいにしてあったのに...」と...。

都心に、奇跡のように残るこの風景ですが、さすがにもうそろそろ...という時期を迎えた感がありました。非常に残念ながら...。

【場所】千代田区東神田1丁目あたりです。

地理系基準点景

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昨日、特にどこを目差すわけでもなく自転車を漕いでいると、なんとなく隅田川沿いに出ました。が、佃島にわたる橋に差し掛かったところで陽が沈み、そろそろ戻ろうかな...と思ったところに、なにやら妙なオブジェのようなものが...(左端の写真です)。

そばに行ってみると、説明板があり、霊岸島水位観測所...と書かれています。うかつにも、これまで存在すら知りませんでしたが、どうやら東京湾の水位を観測している施設のようです。しかも、明治6年から明治12年にかけて「日本の標高を測量するときの基準となる東京湾の平均海面を測定した」とあります。そして「この平均海面を基準として、明治24年、 永田町に日本水準原点が設置された」とあります。
(注:地殻変動や埋め立てなどの事情により、場所や数値に多少のズレが生じたりしているようですが、そのあたりについては、ネットで検索するといやというほどヒットしますので、ぜひそちらで...。)

家 路

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こちらの写真と同じ場所を、同じ位置から、日時と角度を変えて撮ったものです。

撮ったのは昨日ですが、バタバタと出たり入ったりを繰り返した日でした。夕方になってやっと、自室でネット徘徊でも...とマウスを動かしながら窓の外を見ると、なんだか光がきれいです...。"来そう"な感じです。

そうなると、ソワソワが始まります。一昨日のサンセットの美しさがまだ記憶に新しいこともあって、それに拍車が...。というわけで、バタバタついでにカメラを抱えて家を出ました(^^;

すでに日没が近い時間でしたから、時間的にも場所的にも、一昨日の場所が良いだろうと判断。迷わず聖橋を目差しました。

しかし、自然は、思うようには展開してくれません(^^; 結論から言うと、この日は空振りに終わりました。期待したような夕焼けは見られませんでした。が、しかし...です。犬も歩けば棒にあたります(^^;

サンセットが目を奪ってくれなかったおかげ(?)で、この写真の風景が目に留まりました。ラッシュ時でしたから、次々とホームに電車が入ってきます。その度にホームが人で溢れ、電車がホームを離れると人波が引き...が繰り替えされます。その様子を見ていてい浮かんだ言葉が、単純ですが、今日のタイトル"家路"でした。

【場所】千代田区神田駿河台4丁目あたりです。

サンセット 10.07.12

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午前中は強風が吹き雨が窓を叩いていましたが、午後になると、風雨ともにおさまり、まちから傘が見あたらなくなりました。

そんな日の夕方、水道橋駅で降りて、家に向かって歩いていました。が、空の様子が気になります。雲と光の具合が何となく何かを起こしてくれそうに見えます。

しかし、日没までに小一時間はある...という時間帯だったので、時間つぶしがてら、御茶の水駅方面へ歩くことに...。

御茶の水駅前のCD屋に立ち寄り、ちょこっと棚を見てまわった後に外の様子をうかがうと、ビルのガラス壁に反射する光の雰囲気がもうはっきりと違っています。これは外で待ちだな...と思い、聖橋のうえに移動しました。

すると、すでに一眼レフを構える先客が...。そして、時間を追うごとに...空が赤みを増すごとに、カメラを構える人の姿が増えてゆきます。その多くは携帯ですが...。

そんなこんなで、サンセットショーももう終わりだな...というタイミングで撮ったのが今日の写真です。聖橋からお茶の水橋方向を撮ったもので、右下に見える水面は神田川です。そして、その左上手に御茶ノ水駅のホームがあります。

【場所】千代田区神田駿河台4丁目あたりです。

段違い非平行橋

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JR水道橋駅の西口を出たところにある橋のうえです。この下を神田川が流れています。

段違いで二本の橋がありますが、手前の緑の欄干の橋は後楽橋といって、千代田区の三崎町あたりと文京区の後楽園あたりをつないでいます。その向こう見える橋は、神田川ばかりかこの左手にある大通り(外堀通り)のうえもまたぎ、水道橋駅西口と後楽園を直接つないでいます。要は、場外馬券売り場や遊園地、ドーム球場などへ行くための専用橋のようなものです。

昔は、この近くにFuji系の現像所があって、この辺りにはしょっちゅう来たものですが、その現像所もとうに無くなり、最近はあまり来ることはありません。が、僕が住んでいる所から遠くありませんので、まま通りかかることはあります。

この日は、水道橋駅(東口)に向かっていました。が、このすぐ上流(写真で言うと背中側)で、橋の架け替え工事をやっていて、その関係の船が何艘も停泊しているのが目に入りました。なんとなく気になります...。

というわけで、近くまで行って工事の様子を見てから電車に乗ればいいや...と、東口から西口まで歩きました。そこで、どういうわけか、もっと気を引かれたのが、今日の写真の風景でした。

【場所】千代田区三崎町3丁目あたりです。

アキバ大門

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ここ数年、秋葉原では、街も駅も大規模な再開発工事がつづいていますが、今日行ってみると、いつの間にか、こうしてアキバ大門が出来あがっていました。立派です(^^;

街に建つ門というと、とかく鳥居型が主流ですが、ここはさすがに電子とアニメの街・アキバです。門ひとつとっても、こうして、巨大彫刻的なデザインが採用されていました。真四角じゃないところが新鮮で良いですね〜。

ところで、この門の向こうに見えているのは、秋葉原デパートを含む秋葉原駅舎です。現在、まさに再開発の真っ最中で、このような姿になっていました。しかし、ここから先の工事は進行が早いのでしょうね。どんなビルが姿を現わすのでしょうか...。あまり期待してはいませんが...(^^;

ところで、大門のほうに戻りますが、右側は高層ビルの脚部分、左側と上側は巨大歩道橋のようなもの(^^;です。この左側の構造物は、ちょっと言葉では説明ができません。「そう有用な機能ではないが予算があるので造ってみた」的なものです。ま、それが功を奏して(?)、こんな大門風景が出来上がったわけですが...。

【場所】千代田区外神田1丁目あたりです。

対岸の旧ウィーン

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ここはお茶の水です。10台ほどの車が見えますが、実は、その車がのっている部分は橋(お茶の水橋)です。下(はるか下)には神田川が流れています。

したがって、僕はこの風景を神田川の対岸から眺めていることになります。タイトルにある「対岸の」とはそういう意味です(^^;
また、余談ですが、この橋のなかほどが区境になっていて、僕の立っている位置は文京区湯島、対岸は千代田区神田駿河台になります。

そして、対岸の風景のなかに、ロシアあたりで見かけそうな建物が見えますが、それがタイトル後半の「旧ウィーン」にあたります。現在はチェーン系(らしき)飲食店が入るテナントビルになっているその建物ですが、その昔は「ウィーン」という有名なクラシック系の名曲喫茶だった...のでした。

というわけで、ここでシャッターを切った理由は、対岸の建物のコチャっとしたカタマリ感に惹かれたこともありますが、偶然にドイツ車とイタリア車が存在したことも大きいです。特にイタリア車(赤)のほうは、風景を変化すらさせますから...。モノ&デザインってやつは重要ですね...実に。ところで、この写真はつい先日撮ったものですが、光が、どことなく、もう春...を感じさせますね。

【場所】千代田区神田駿河台あたりです。

D E A R

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先日より、大嫌いな確定申告の準備をしています。毎年のことですが、この作業は本当に嫌で嫌で...溜息が出ます。が、もう締め切り日が近いので、今日、やっと本腰を入れて...というつもりでいました。

が、とにかく、こういった作業からは逃げられる限り逃げたい...という気があるものですから、午後になると、気分転換に神保町あたりひとまわりして来よう!と、家を出てしまいました。新装オープンしているはずの神保町ディスクユニオンもみることができるし...ということで...。

ま、これがいけなくて、結局、神保町とお茶の水のCDショップをまわり、そのまま渋谷までまわってしまうはめに...(^^; 帰宅した頃にはどっぷりと日が暮れていて、写真の現像もあるし、計算は明日かな?(^^;なんてことになりました。やれやれです。

そんな一日でしたが、アップした写真は、神保町からお茶の水に向かっているときに撮ったものです。ミロンガとラドリオという2軒の有名な店があることでも知られる路地です。多くの人が写真の題材にしています。僕も数え切れないくらいの回数撮っています。神保町の昔の雰囲気を残すほんとうに貴重な路地ですね。この感覚は消えないで欲しいと心底思います。

【場所】千代田区神田神保町1丁目あたりです。
ここは駿河台下のすずらん通りです。その通りにある "ほぼ楽器店と化した美術品店" です。

この並び(右手)には、以前は、楽器店がもう1軒あって、そちらは完全に楽器専門店。そして、こちらの三慶美術品店は美術店という言うにはちょっと楽器が多いな〜という感じだったと記憶しています。それが、楽器専門店のほうが店を閉じたため、その後、こちらの三慶美術品店さんが、楽器店の性格を強めた...もしくはそのように眼に映りはじめた...という経緯がありました。

何にせよ、こちらは、神保町の古い商店の面影を残す、数少ない店舗のひとつですから、貴重な存在です。

しかし...です。こちら、置いてあるものが古いホコリをかぶったものばかり...なんて思ったら大間違いです。実は、僕も、写真を拡大して見てはじめて気づいたのですが、左上に注目です。何やらワケの分からないモノがあります。早速ネットで検索してみると、こんなサイトがありました。明和電気というのは製造元か...と思いましたが、どうやら、パフォーマンス・グループの名前のようです。世の中、面白い人が居ますね〜。そして...ということは...三慶美術品店さんも...かなり...なのかもですね(^^;

【場所】千代田区神田神保町1丁目あたりです。

ふれあい橋

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写っているのは "神田ふれあい橋" なる歩行者専用の橋です。神田川のうえに架かっていて、秋葉原駅の南口あたりと岩本町/須田町とを結んでいます。

すぐ左に見えるゴツイ鉄骨の塊は東北/上越新幹線の鉄橋の梁ですが、面白いことに、この橋(ふれあい橋)は、元々その鉄橋の工事用として架けられたものだそうです。したがって、本来は鉄橋完成後に撤去されるはずだったものを、周辺住民の要望により残し、一般の利用に供した...という経緯があるようです。

写真で言うと、左方に万世橋が、右方に和泉橋がありますが、この地点からは両橋ともに200メートルほど離れています。したがって、この橋は、対岸から秋葉原駅に向かうには大変便利な位置にあり、通勤の人たちも多く利用しています。このときは、ちょうど退社時刻に重なったせいもあって、会社員らしき人影が途切れることがありませんでした。

この橋からは、昼間は、神田川の下流方向を望むことができます。が、夜になると、それも闇のベールの向こうに隠れます。したがって、この橋は、上方が開けているというのに、なんとなくガード下感覚...もうひとつ言うとトンネル感覚...が強まります。それも、この無骨なまでのゴツさのせいか、どこか異次元的です(^^;

ま、元々が工事用だったわけですし便利な橋ですから、別に文句はないのですが、江戸期は、この背後の一帯は、川沿いに柳の並木があり、柳原土手と呼ばれ、夜鷹も立った...なんてことを思うと、やはりちょっと考えてしまいます(^^;

【場所】千代田区神田須田町2丁目あたりです。

極楽デ番人

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ここはお茶の水にあるアテネフランセのなかです。ハワイ観光局の古い宣伝ポスターが置いてありました。この図柄は、当時、雑誌などに掲載されていたこともあって、印象に残っていましたから、見た途端、かなりの懐かしさを覚えました。

ポスターには以下の文章が添えられています:
『ハワイには、生粋のカウボーイたちがいる。ビッグ・アイランドと呼ばれるこのハワイ最大の島は、牛や馬を追う男たちの故郷でもある。 草原に立つ三代目のパニオロ(=cowboy)は云っていた。「島を訪れる人々は、ハワイを美しくしているハワイアン達のことを解ってほしい」と。 埃や泥にまみれながら働く彼は、とてつもなく故郷を愛する男だ。 世の中の変化のスピードが上がりつづけている今、馬たちや自然と言葉を交わしあう、不変のカウボーイ生活を選ぶ彼には、太い一本のスジが通ってる。南の島っぽい男たちは、ビーチだけじゃなくて、草原のなかにもいた。ハワイのドリームがひとつ、ここにある。』

それにしても、置いてある場所が、階段の踊り場...それも床に直です。そして周囲の壁の色は黄色。かなり唐突突飛です(^^; でも逆にそれがイイ感じです...。

ところで、このポスターは、"6 DREAMS OF HAWAII" とあるように、6つのシリーズになっていたはずです(女性サーファーを使ったものもあったように記憶しています)。もしや、残り5つの種類を憶えている...なんて方はいらっしゃるでしょうか...。

【場所】千代田区神田駿河台2丁目あたりです。

BOOK HUNTERS

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神保町の老舗書店の様子です。いまにも雨が降りだしそうな天気でしたが、このときはまだなんとかもっていました。

田村書店さんの、書名や値段を記入した黄色い短冊が壁状態になっている様はいつ見ても壮観です。もう一種のアートの域にあって、それを見るだけでも価値ありというものです。
一方の小宮山書店さんは、最近とみに写真や写真集に力を入れていらして、4階にはアラーキーさんのオリジナルプリントなども多数展示販売されています。写真好きな方は立ち寄り必須と思われます。

ま、それはそれとして...。この場面でシャッターを切った理由は、やはり本を物色中の3人の雰囲気です。なんとなく...ですが、この書店にはこの客層あり...このコーナーにはこの客あり...な感じになっています。

が、実際には、シャッターボタンを押すときに、そんなにコチャコチャと考えている暇もありません。だいいち、ここは歩行者も多く、書店に出入りする客も少なからずですので、こうした単純化された構図が現れるのはほんの一瞬のことです。したがって、理由が後からついてくる...という感じが結構あるんですね、スナップショットの場合は...。

【場所】千代田区神田神保町1丁目あたりです。

FILM NOIR

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写真は、お茶の水の高台にたつ "山の上ホテル" の旧館です。一種独特な雰囲気を感じさせます。

この建物については、Wikipediaに要領よくまとめられていますが、一部を抽出すると以下のようになります:
ヴォーリズの設計により"佐藤新興生活館"として1936年に完成。大戦中は帝国海軍に、戦後はGHQ陸軍婦人部隊に接収され、宿舎として用いられていた。ホテルとしての開業は1954年。GHQの接収解除を機に、新進実業家の吉田俊男が佐藤家から建物を借りるかたちで創業した。

このホテルが、どことなくバタ臭くちょっと暗い独特の雰囲気を持っているのは、やはりそんな歴史を映しているから...なのでしょうね。そして、その雰囲気をひと言で言い表していると感じたのが、タイトルにした "FILM NOIR" という語でした。

"FILM NOIR" という語を耳にしただけでピンと来る...という方はかなりな映画通の方なのでしょうか...。僕がこの語を知ったのは、カーリー・サイモンの同名アルバムで...でした。

そこで、再度Wikipediaで "FILM NOIR" をチェックし一部抽出すると以下のようになります:
1940年代前半から1950年代後期にかけて、ハリウッドで低予算で製作された、いわゆるB級のミステリーや犯罪映画の総称で、「マルタの鷹」や「飾窓の女」などがその代表的な作品。

こうしてみると、この建物が建てられホテルに姿を変えるまでの時期と、フィルム・ノワールが製作されていた時期が重なります。そして、そんなことを考えていると、その時代のフィルム・ノワールな感覚のヴェールが、この建物全体をすっぽりと包み込んでいるように思えてきます。特にこんな時間帯には...。

【場所】千代田区神田駿河台1丁目あたりです。

JINBOCHO THEATER BLDG.

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ここは古書の街・神保町です。中央の鉄仮面を思わせる建造物は"ビル"です(^^; 神保町シアタービルという名がついています。

この外観からするとちょっと意外な感じがしますが、このビルには、小学館が運営する小映画館 "神保町シアター" そして吉本興業の劇場"神保町花月"や養成所などが入っています。

この辺りは、神保町の古本屋街のひとつ裏手になりますから、元々は、低層の建物がごちゃごちゃと並んでいた区画です。その一画で何やら再開発工事が始まったな...と思っていると、突如現れたのがこのビルでした。

しかし、凄いかたちをしています...。最初は、ただただ驚き、口あんぐり...という感じでした。が、とかく思い切ろうとしながらもタメライが感じられるデザインが多い日本にしてはイザギヨシ!と思うようになってきました。

また、かなり眼が慣れてきたこともあって、最近では、見た目のイメージが、鉄仮面からカラス(^^;に変化するなど、なんだか愛嬌さえ感じられるようになりました。凄いと感じることには変わりありませんが...。

【場所】千代田区神田神保町1丁目あたりです。

SUNDAY EVENING

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場所はお茶の水の路上、時間はちょうど5時頃でした。閉じたシャッターの前にうずくまり、携帯の画面に見入る女の子を目にしました。

こうなると、その集中の度合いは相当なものらしく、こちらがかなり接近してカメラを向けても、まったく気づかず...です。撮影者にとっては好都合なんですが、もしも僕がカメラ以外のもので狙っていたとしても、こうしてまったく無防備なんだろうな...と思うと、ちょっと心配もしたくなったりします(^^;

まあ、一瞬たりとも油断ができない街...なんてゴメンですから、そういった意味では、こうした状況が見られるのは好ましいことなのかもしれませんが...。

ところで、この女の子は、メールでも交換しているのでしょうか、ネットで何か調べものでもしているのでしょうか...。かなりな入れ込みかたで、思考は遙かどこかへ飛んでいっています。間違いなくここにうずくまって居るのですが、それは体が在るというだけで、まるで抜け殻...でした。

【場所】千代田区神田駿河台2丁目あたりです。

明神様の崖階段

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この写真は2006年12月に撮ったものです。昔撮った写真は、とかくハードディスクの肥やし(^^;になりがちですが、たまには掘り起こしてみなくてはいけないですね。

写真は、神田明神から秋葉原方面へ下る階段の途中で撮ったものです。いちばん奥に、灯が点いているビルが見えると思いますが、そのあたりがもう秋葉原です。

実は、この左方にも階段があり、そちらは幅も広く真っ直ぐで、いかにも明神様の脇参道...という感じです。が、こちらは、生活路確保のために崖につけた階段...という感じで、とにかく傾斜が急...そして曲がっていて、途中に踊り場があったりと、いわゆる"坂のまち"という雰囲気を感じさせます。

また、この辺りは都心ですから、建物が混んでいて、ほとんど見通しがきかなくなっています。が、ここでは、この階段が在ることにより、狭い隙間が残り、こうして、崖下までをどうやら見通すことができます。

本郷台地の崖には階段が多々ありますが、この階段からの眺めは、現在の東京にあって、名勝のひとつ(^^;に数えてよいと思います。そのポイントは、急傾斜もさることながら、やはり、まだいくらか残る生活感、そして階段幅の狭さと曲がり故に "上り下りにつれ見え隠れする部分がある" というところでしょうか...。

【場所】千代田区外神田2丁目あたりです。

静かな街

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先日、お茶の水のCD店をまわり、水道橋駅に向かっているときに撮った写真です。正面奥に見える背の高いビルは東京ドームホテルです。

左手には、この通りと平行に、幹線道路である白山通りがとおっています。そちらは、夕方ともなれば、クルマの流れも人の流れもかなりなものです。が、こちらは、1本裏というだけで、この静けさです。

この写真は、人の姿が無い時に撮っていますから、特に閑散として見えると思いますが、基本的には、夕方以降は、こんな空気に包まれる...と言って良いように思います。

そして、その静けさが良くて、神保町あたりをうろつき、本郷に歩いて帰るときには、よく、それもいつの間にか、この通りを歩いています。

この日は、もうクリスマスの日を過ぎていましたから、ところどころで、年末の大掃除と思われる風景も目にしました。そんなことも考えると、さすがにこの静けさは、年の瀬ならでは...なのかもしれません。

【場所】千代田区神田神保町1丁目あたりです。
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