大田区 - Ohtaの最近のブログ記事

東京低湿地原景

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娘と孫娘を送りに、羽田に行ってきました。地下鉄利用も考えたのですが、孫娘があきてはいけない…というので、浜松町からモノレールというコースです。
今日は、上空が雲で覆われてはいたものの、切れ目の多い薄雲で、その切れ目から、やわらかいきれいな光が注いでいました。羽田に行く機会はままありますが、とかくどんよりとした曇りや雨の日が多く、モノレールに乗っても、外の景色をぼんやりと眺めていることが多いのですが、今日は、その光に誘われ、車窓越しに風景に見入っていました。
そして、いよいよ羽田空港が視界に入る位置まで来て、おや?と…異変に気づきました。空港ビルとモノレールの軌道の間には、広大な空き地がありますが、これが草茫々で、放置された荒れ地…という感じでした。が、今日通りかかると、そこで、大規模な工事が始まっていました。広大な埋立地に、何台もの大型クレーンが居並び、アームを伸ばし、黙々となにやら作業しています。ネットでちょいとチェックしてみると、どうやら「国際線地区整備」のための工事のようです。
しかし、これだけ広大な空き地というものは、東京では他所で目にすることがありません。ここでは、さしもの大型のトラックやクレーンがオモチャか模型に見えてしまいます。壮大です。
で、この風景を目にして、ふと思ったのですが、これは、町になる前の、東京の低湿地帯の大元の姿ではないか…ということです。想像(妄想か?(^^;)力で、この平らな地べたのうえに居並ぶ重機械を消し去り、そこに、棒を肩に担いだ大勢の人足や、手道具、丸太や板を組み合わせた足場などを配置してみると、生まれて間もない東京下町の姿が浮かび上がってくるような気がしないでもありません。

【場所】大田区羽田空港あたりです。

羽田空港ビルで

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ここ数日というもの、突発的なことが起きたりと、なかなか気ぜわしく、町歩きもままなりません。そんななか、ほんとうに久々に、娘が孫娘を連れて帰省するというので、羽田空港へ迎えに行ってきました。二人が搭乗している飛行機は定刻に羽田着。まもなく到着ゲートからロビーに出てきた孫娘が、すっかり"子供”になっているのにビックリです。
僕の親たちが、「…がこんなに大きくなるんだから、我々が歳をとるわけだ」などと、よく口にしていましたが、今度は、それを僕が口にする番になっていることに気づきます。僕が、会社勤めをしていて、定年を目前にしていたとしたら、こうしたことを実感するだけで、ガクンと歳をとってしまうのだろうと思います。しかし、僕の場合は、まだまだチャレンジャーですから(^^; 歳をとった…なんて悠長なこと言ってるわけにはいきません。これが良いのか悪いのか…ですけどね(^^;
ま、そんなわけで、今日の夕方は羽田空港に居ました。便はANAでしたから、昨年だったか?にオープンした第2ターミナルビルのほうに…。そこには吹き抜けがあって、天井から千住博さんの巨大な作品が垂れ下がっています。そして、その作品を囲むようにして、エレベーターやエスカレーター、フライングブリッジなどが配置されています。
今日の写真は、その垂れ幕とフライングブリッジが、偶然つくり出していた風景を撮ったものです。ちょっと露光を抑え気味にしてみると、なんとなく、鍾乳洞のなかか?と思えるような写真になりました。どこか異様ですね…。

【場所】大田区羽田空港第2ターミナルです。

天然カモフラドア

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ここは大田区の北糀谷です。いまどき珍しい、砂利道と町工場が残っている一画で、このドアを目にしました。
こちらは、一部が工場になっていたような気もしますが、ごく普通の住宅という感じでした。変形の敷地なのか? 建物の一角が、鋭角三角形の角をスパッと切り落としたような形になっていました。そして、その面の幅がほぼドア1枚分です。考えられています(^^;

ところで、話題にしたいのは、そのことではなく、ドアそのものです。表面の板目プリントが、経年変化でかなり褪色し、良い具合にヤレています。周囲のモルタル部分にも、やはり経年変化が見られますから、両者の相乗効果で、ドアが壁に溶け込んでいます。こうなると、自覚症状の有無は別として(^^; もう一種のカモフラージュ柄ですね。周囲がちょっと暗くなると、このドアを探すのは一苦労でしょう (なんてことはありませんね(^^;)。

ま、冗談はさておき、この一角の、スッキリとした輪郭を残しながらのこの渋さ…なかなかお目にかかれるものではありません。

【場所】大田区北糀谷1丁目あたりです。

ヤレオウ別館

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これは、ヤレオウの別館です(^^; 一部が母屋とつながった別棟部分です。その一部を切り取ったものです。こちらは、"激しく経年変化系" の家に惹かれる...という人だったら、絶対に外せない逸品です。
この別館、元々は、旋盤工場だったのだそうです。けっこう天井が高いのですが、その天井に、モーターが取り付けられていて、その回転をベルトで、地上に据えられた旋盤に伝えていたのだそうです。余談ですが、このモーター天井設置というスタイルは、こうした低湿地帯で頻繁に発生していた増水時対策という側面もあったようです。言われてみると、なるほど...です。
この建物が建てられた昭和28年ころは、この一帯には海苔製造業者が多く、工場というものは珍しかったということです。また、海苔製造工場と聞くと、大きな建物を想像しますが、けっしてそうではなく、海苔を乾燥させるための敷地(野原感覚)と、その一画に建てられた、海苔製造シーズンにだけ使う小屋のような建物...がポツリポツリという風景がひろがっていたのだそうです。
この建物は、いまは、旋盤も撤去され、ご主人の趣味である園芸用倉庫として使われていました。手前に見える植物は雑草の塊のようにも見えますが、実は、しっかりと気合いを入れて育てられたものばかりで、その多くが、実に可憐な花を咲かせる野草でした。なかには珍しい高山植物なども混じっていました。よく目にする、花主体の路地園芸とは一線を画する、素晴らしい植物たちです。
この建物が、ヤレても、なにか強く人を惹きつけるのは、そういったことからくる気のようなものが、色濃く漂っているからなのかも...ですね。いや、本当にこちら、素敵です。

【場所】大田区北糀谷あたりです。

Windows Sabita

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え〜と、これは、ちょっと時期を外しましたが、Windows Vista の発売を記念してのエントリーです。というわけで、タイトルは、悪意を込めて(^^; Windows Sabita …です(^^; これは、同時に、僕の、Windowsさよならエントリーでもあります(^^;

これは、大田区南部の糀谷商店街にあるお茶屋さんの壁面です。見た目は、いわゆる看板建築ですが、全面を看板にしてしまうと、採光や通気が望めませんから、そのあたりを考慮したあげく、こうして市松模様にしたものだろうと想像します。考えましたね(^^;
元々は、抹茶色と黄色に塗られていたように見えます。それが、サビをふいて、現在では、この写真のような有様です。良い状態になったものです(^^; サビ愛好家の間では、これらの板一枚一枚が高値で取引されそうです(^^;
このところ、落ち着いてエントリーできずにいますが、今日も、そんな感じで、申し訳ありません(^^;

【場所】大田区萩中2丁目あたりです。

西糀谷ハンサム

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このところ、大阪散策の際の写真をつづけていますから、「ここは大阪町歩きブログか?」と勘違いされることを避けるためにも(^^; ここらで、東京で撮った写真を挟んでおきます(^^;
大阪散策から戻ったのが14日でしたが、この写真を撮ったのは18日です。けっこう間が開いています。が、そこそこハードだった大阪散策で疲れた体を休ませながら、ヤボ用を済ませたりしていると、すぐに日が経ってしまいます。
そんなわけで、久々に、また、大田区の南部に行ってきました。京急蒲田駅でおりて、京急羽田線沿いに糀谷駅まで歩き、最終的に本羽田(ほんはねだ)を抜けて、多摩川河川敷まで…というコースです。
この辺りも、他の地域と同じで、駅周辺は商店街と住宅、川に近づくにつれて、工場の数が増えはじめ、その規模も大きくなり、そこに団地も混じる…というパターンです。京急羽田線の南側は、だいたいそんな感じと思って間違いないようです。
で、今日の写真ですが、これは、位置を正確には憶えていません。ただ、西糀谷であることは確かです。ご覧いただいているとおり、あるお宅の門と塀です。こちら、家屋はトタン張りでした。が、珍しいことに、板の引き戸の門がついていました。しかも白く塗られています。ヤレ具合も相当なもの…。その左方には、グリーンの波形トタンと退色したブルーの波形ボードの塀がつづいています。で、全体を引き締める意味で、赤い郵便受け…です。そして、敷居でつまずかないように…と、路面から板をわたす…という小技まで…。もう、五つ星あげちゃいたくなる出来です(^^;

【場所】大田区西糀谷あたりです。

ガンバレバラック

ここも、昨日と同じく、雑色の"水門通り商店街"からちょっと逸れたところです。このあたりも、かなり建て替えなどが進んでいますが、いまだに、こうして踏ん張っている家があり、そのなかで頑張ってる人がいらしゃるんですね〜。
この建物が最初目に入ったときは、正直なところ、廃屋だと思いました。が、実はそうではなく、夕方になると、その窓から灯りが漏れているのが確認できました。あまり様子を窺うのもはばかられましたので、正確なことは分かりませんが、一部は何らかの作業場として使われているようです。
いや、こうなると、なんだかうたれるものがありました。もう、気高さのようなものすら感じられ、やみくもに、ガンバレ…と祈りたくなるような気分にさせられます。こうなると、六郷あたりの土地の素性も大いに気になってきます…。

【場所】大田区南六郷2丁目あたりです。

家屋ガード?

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この家は、雑色の"水門通り商店街"からちょっと横道にそれたところにたっていました。誰も住んではいません。廃屋です。が、手前の路面を見てもわかるように、ここは准商店街という位置にあり、人通りも多いからでしょう、廃屋と言っても、そう荒れた感じはしません。むしろ愛らしい…と感じるくらいです。
しかし、凄いな〜と思ったのは、仮にも家…の正面に、電柱・標識・消火器・電柱のワイアーなどがまとまってたっていることです。それに加え、赤と緑の三角コーン。とにかく、この家をガードしすぎるくらいにガードしちゃってます(^^;
いつごろから無人になったのか、まったく分りませんが、行政側としては、誰も住んでいない家の前には、こういった、とかく邪魔者扱いされる支柱類をたてやすかったのでしょうね。むしろ、手前にガードレールが無いのが不思議なくらいです。それにしても、よくこれだけ一カ所に集中したものです。

【場所】大田区東六郷2丁目あたりです。



ゴールデンウィーク明けの大サービスです(^^; 久々の "ダウンタウン・トタンアート" シリーズでもあります。もうコヤツらについては、説明も何も要りませんね。経年変化と必然がなせるワザ…ただただ美しいです。参ります。見惚れてしまいます。そして、こんな光景があちこちに見られる羽田はエライです。

今日は、夜になって、旧いMacの処分とWinマシンとの決別のため、コード類を取り外したりしていましたが、とにかく「コードってこんなに沢山接続してたのか?」と、驚くくらいにコチャコチャと這いまわっているものですね。結局、部屋の大掃除に発展(^^; 時間が無くなってしまいました。しかも、狭い部屋の机の下に入り込み、無理な姿勢で作業するって、けっこう疲れます。そんなわけで、今日は、文章きわめて短め…です(^^;

【場所】大田区羽田あたりです。

川縁の小屋

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タイトルからすると、ここから川が見える…という感じですね。が、しかし、そうではなく、この小屋の背後にたつ家の向こう側に、現在の海老取川の堤防がある…という位置関係です。ということは、現在の堤防ができる前は、ここはまさに川縁と言える場所だったのだろうと思います。
このあたりも、もう相当に、家の立て替えが進んでいます。中間的な古さの家は少なく、新築か古家か…の二極化が、ここでも進んでいるようです。ま、当然のように、古屋のほうが少数ですが…。
ところで、そういった古さを感じさせる建物のなかに、けっこう小屋が多いのが気になりました。「羽田は漁師町だった」ということを耳にして以来、それらを目にすると、当時ちらほらと建っていたという家には、漁の道具などをしまっておくための小屋が付きものだったのでは…と想像を膨らませてしまいます。
この小屋は、ちょっと奥まったところに、ひっそりとたっていました。周囲は草ボウボウでしたが、人が踏み分けてできた道が小屋までつづいているところを見ると、まだ使われているようです。年数が経っていそうな割には、波形ボードもトタンも、状態がそう悪くもありません。こういった小屋は、とかく、グリーンやブルーに塗られ、そこにサビが加わり…という例が多いのですが、こいつは色が地味で、なかなか渋くせまっています。そして、簡素で、すっきりとしてバランスも良く、惹かれるものがありました。

【場所】大田区羽田5丁目あたりです。

パッチワークの壁

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今日のタイトルは、いつもコメントをくださる光代さんのブログに掲載された「パッチワークの家」から拝借したものです。ほぼ同タイトルになった以上、大阪に負けてなるものか!とばかりに、東京南部から、力を込めて、この壁面を投入です(^^; どうだ! わははは。と、まあ、冗談で混じりに始まりましたが、以下、この建物についてです。
この建物は、先日来、僕が歩いている町・羽田にあります。通常の三角屋根の家の壁に、ピタリと接しているところを見ると、増築部分のように見えますが、かなり小さな独立した家にも見えます。おそらく、内部で母屋とつながっているのだろう?と思われますが、正解は不明です。
それはともかく、この壁面、造作といい、配色といい、なんとも絶妙で、素晴らしい出来です。すべてが、たまたまこうなったに違いないのですが…。こうして、必要から手を加えたものと経年変化が折り重なって生み出した美は、嫌みや妙な匂いがなく、潔さを感じさせ、見ていて実に気持ちが良いですね。
淡いグリーンの窓枠の下に、赤い枠のようなものが残っていますが、これは、もしや、赤い郵便受けの名残かもしれません。ここに、真っ赤な郵便受けが在ったのでしょう。それが無い今でも、愛らしい…と感じさせますが、それが残っていたらもっともっと…と思わせるものがあります。こういう光景を見るにつけ、思います、町は天才ですね!(^^;

【場所】大田区羽田5丁目あたりです。

煉瓦の堤防

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ここは、大田区の南端部です。すぐそばを多摩川が流れています。この写真で言えば、右方向にほんの少し歩くと、階段にして十数段ほどの高さの堤防がそそり立っていて、それが多摩川の水が侵入するのを防いでいます。が、その大規模な堤防が築かれたのは、戦後のことで、それまでは、この写真の左に写っている、煉瓦造りの塀が、実は、堤防だったのだそうです (この煉瓦の堤防は、いまでも、かなりの長さで残っています)。
ということは、この煉瓦堤防の右側 (いま家が立っている場所)は、昔は、川だった…ということになります。この辺りに古くからお住まいの方に伺ったところ、それは事実で、写真中央の道は、昔から歩けたそうですが、その道の右端からもう一段下がったところが石ころだらけの岸辺になっていた…と言います。そして、大潮のときなどは、この道の右端あたりを波が洗っていた…ということです。
また、河岸は、大潮などの時以外には降りて歩くことができたそうで、そこは、海苔を日に干す場所にもなっていたそうです。
ところで、その煉瓦の堤防沿いに歩いていると、「おそらく、この煉瓦の堤防沿いが埋め立てられる前後から在ったに違いない…」と思わせる家が何軒か目に入りました。この右手に見える建物もそのうちの一軒です。かなり経年変化した下見ばりと波形トタン。バラック感覚に溢れています。そして元気いっぱいのオオバギボウシ。そこに舗装されていない道と煉瓦塀…という組み合わせですから、もう言うことありません。この土地の素性も考え合わせると、実に惹かれるものがありました。

【場所】大田区羽田3丁目あたりです。

海老取川

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ここは、大田区南東部の先端にあたります。住所表記は羽田6丁目。対岸はもう羽田空港の敷地になります。間を流れているのは海老取川(えびとりがわ)です。このすぐ右手で、多摩川から分流しています(見た感じは合流)。その多摩川も、このあたりまでくると、もう河口。羽田空港が海側に拡張される前は、さらに、東京湾がもう目前です。この位置関係から容易に想像がつくように、昔は、この海老取川に多くの漁船が集まり、漁師町として栄えていた…と言います。
この写真に写っている網も、おそらくは漁網だろうと思います。転落防止のために張ってあるようですが、これが金網などではないところが、いかにも漁業への所縁を感じさせます。また、この網が、紗(しゃ)効果を発揮し、現在の風景から、ひと昔前の風景に想いを馳せるのを手伝ってくれているような気もします。
ところで、写真に写っているドアとも何ともつかないものの隙間から赤く見えているのは、羽田の住人が守り通したことで知られる"羽田の大鳥居"です。

【追記】海老取川は、当然のように潮の干満の影響を受けます。こういった、潮汐の影響を受けて、水位や流速が変化する川を「感潮河川」と呼ぶそうです。
【場所】大田区羽田6丁目あたりです。

街角の町工場

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ここは、大田区の北糀谷。写真に写っているのは、住宅と金属加工工場などの混在する町…その町の四つ角のコーナーです。と、まあ、それだけの話で、わざわざレンズを向けるような対象でもないように思いますが、この時は、なぜが、このコーナー周辺がひどく気になりました。だから写真を撮っているわけですが…(^^;
その理由のひとつは、光と陰の具合であることに間違いはありません。が、自問してみると、どうもそれだけではなさそうです。うまい位置に止まれの標識がたっている…電線のパターンが面白い…波形ボードのヤレ具合に惹かれる…などなど、挙げればアレコレあります。が、しかし、それらはみな枝葉であり、根や幹ではありません。どうも、この光と陰の具合が、何かを醸し出しているのですが…それが何なのか? どうも、はっきりと言葉にできません。
と、ひどく投げやりなエントリーになりましたが、こんな時は、読み上手な方に読み取っていただく…というのが良策かも?です(^^;

【場所】大田区北糀谷1丁目あたりです。

新呑川夕景

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このところ、大田区の糀谷あたりの風景をつづけてエントリーしています。そして、そのなかで、何度も新呑川(しんのみかわ)や旧呑川緑地などに触れていますが、その川の姿を、まだ紹介していませんでした。
というわけで、今日の写真は、新呑川の夕景です。この新呑川は、大田区の南東部を、京急蒲田駅あたりから東西に、ほぼ直線的に流れ、羽田沖で海にでます。その名が示すように、新たに掘られた川のようですが、元々、川があったところを、幅をひろげ、直線的に改修したものなのか、まったく新たに掘り進んだものなのかは、いまのところ未確認です。
この写真は、北糀谷と西糀谷をつなぐ橋の上から撮ったものです。このずっと奥のほうに京浜蒲田駅があります。したがって、東京都心部が右方向になり、左後方に羽田がある…という位置関係になります。

【場所】大田区北糀谷1丁目あたりです。

ユルいアンテナ

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これはもう、屋根のうえのTVアンテナが主役です。この支柱の曲がり具合が何とも言えません(^^; これが、真っすぐに立っていたら、ここを通りかかっても、やや気にはなるものの、立ち止まることはなかったような気がします。
この家、長屋の片割れが取り壊された…という感じですが、そのあとの処理などは、かなりしっかりやってあるほうです。屋根も改修されているように見えます。その際に、アンテナ支柱も据え直したものでしょう。その際に、四方からワイヤーを張って固定したのでしょうが、どこかをちょっと強く張り過ぎたようです。
しかし、そのお陰で、この一帯の風景が、実に、トボケた味のある、ホノボノとしたものに見えます。実際には、駐車場になった隣地の様子からも、開発のターゲットになっているに違いありませんが、この光景を目にすると、しかめっ面さえもゆるんでしまいます。たかがTVアンテナ1本ですが、こいつ、結構、穏やかな町づくりに貢献しているようです(^^; 面白いものですね〜。

【場所】大田区西糀谷あたりです。

北糀谷のクロスケ

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今日も、東京南部の低湿地・北糀谷からです。この建物ですが、ちょっと変わった形をしていますし、クロく塗られたトタンというのも、そうは目にしません。この建物が視界に入ってくると、やはり足が止まります。しかも、コンクリートの土台の高さが半端ではありません。ここは右下がりの傾斜地ですから、その傾斜を吸収するためなのでしょうが、「いや、第一義的には増水対策だ!」などと妄想したくなります(^^; ま、実際に、それもあってのことではないか?と想像します。
この建物は、昼間見ても、おお〜っという感じがしますが、夜見ると、トタン塗装面が、経年変化でつや消しになっているため、光を反射せず、まるで漆黒に見えます。穴でも開いているようです(^^; が、それとは対照的に、右隣りの建物は壁がシロで、それを街灯が煌々と照らし出しています。もの凄い対比とコントラストです。昼間とはまるで次元の違う光景です。この建物が魅力をふりまいているのは今だ!(^^;…と思い、シャッターを切った次第です。

【場所】大田区北糀谷あたりです。

LARK飛行船団

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大田区の北糀谷で撮った写真です。この、建物を背にして並んだ自動販売機などのかたまりですが、道路に面しているというのに、見た感じが、なんとなく変です。どことなく違和感を感じます。
実は、この建物、全体を見るとこんな感じになっています。この全景写真の左端にちょっとだけ写っているのが、旧呑川を埋め立てた跡地である緑地公園です。ということは、僕が立っているあたりは、昔は川で、この建物は、その川縁に建っていたことになります。そして、商店用に建てられた看板建築ですから、当然のことながら、看板部分が正面を向いているはずです。ところが、川が埋め立てられ、そこが幅広の道路になり、人通りも多くなったため、昔の表通りが横道になってしまった…ということのようです。そんなわけで、脇役に徹していればよかったものが、そうもいかなくなり、後追いで、側面の正面化(^^;に取り組んだ結果がトップの写真…ということでは?と想像しています。人に歴史あり…建物にも歴史あり…ですね(^^;

【追記】このエントリーは、一昨日、いったんアップした後、SafariとFirefoxで見比べ、あまりに画像表示に差があるため、取り下げたものです。その後、皆様よりアドバイスいただき、試行錯誤した結果、どうやら、どちらのブラウザで表示させても、ほぼ同じに表示されるファイルを出力することができました。僕のWin環境でも、それなりに納得できる表示になっています。
最良の結果を生んだのは「現像済みファイル->Photoshop->ウェッブ用に保存(ICCプロファイルを付加"しない")」という操作で生成したjpegファイルでした。どのブラウザで表示させても、肉眼では見分けがつかないくらいでした(これでも、本格的にやっていらっしゃる方に比べると手抜きです。僕がPhotoshopではなくElementsしか持っていない…ということもあります)。が、それは面倒なので、ここにアップした画像は、フツーに現像ソフトでjpeg出力したものです。その際に、「ICCプロファイルを付加"しない"」設定にして出力します。要するに、SafariにICCを読ませない(悪く言うとダマす)…という方法です。ま、消極的な方法なんですが、手間いらずで、とりあえず有効なので…。

【場所】大田区北糀谷2丁目あたりです。

ヤレオウ

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サビオウワビオウにつづき、ついに...ヤレオウの登場ですっ!(^^;
ここは先日歩いた大田区の北糀谷。そこに、古い、昔の建物が残る一画がありました。なかでも、この家は逸品です。いや絶品と言うべきか...。前出の2オウに比べると、やや迫力に欠けますが、そこは小ぢんまりとした愛らしさ(^^;で勝負です。それにしても、風化した下見張りとトタンが、もう筆舌につくしがたい風合いを醸し出しています。それに加えて、周囲にずらりと並んだ鉢...おそらく何百という数でしょうが、これがもうお見事です。玄関先に下がった洗濯物も暖簾に見ええてくる...というものです(^^;
ところで、このあたりは、昨日エントリーした工場のある場所同様、新呑川と旧呑川緑地に挟まれています。そして、その両呑川の土手よりも低い位置になります。ということは、水害...の文字が頭に浮かびます。たまたま、こちらのご主人とお話する機会がありましたが、「このあたりは低地であるため、両呑川が改修される前は、よく水が溜まり、胸まで水に浸かって学校に行ったものだ」と仰っていました。「やはり...」という感じです。しかし、胸まで...とは予想外の水位ですね。この写真で言うと、洗濯機の上あたりまで水位が上がった...ということでした。下見張りの色が違っているところを指さして、「いちばん凄かったときはここまで」と仰ったので、壁板の色の変わり目が、最も水位が上がったときの痕のようです。こういう話を耳にすると、一概に「河川の改修は悪」とも言えなくなりますが、やはりね〜、やり方ってのはありますよね(^^;

ところで、本筋...ヤレオウに戻ります。

長屋町工場

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大田区の南東部にあたる北糀谷で撮った写真です。このあたりを東西に流れる新呑川と、旧呑川を埋め立てた緑地ベルトに挟まれた一画に、私道かな?と思しき砂利道があり、そのなかほどに、三角屋根の長屋が3棟並んでたっていました。こちらがその写真です。
離れて見たかぎりでは、その長屋が工場であろうとは思いませんでした。が、住宅にしては、ちょっと雰囲気が違います。「何だろう?」と思いながら近づいてみると、見えてきたのがトップの写真に写っている、出入口でした。ここでやっと、「あ、町工場が入った長屋なんだ」と分ったというわけです。しかし、この出入口あたりの、オイルをしみ込ませながら経年変化させたような渋い色合いや、"雑整然"とした感じには、相当に惹かれるものがありました。
ところで、ここで出会った、砂利道と低層の三角屋根の建物の組み合わせに、最近では目にすることも耳にすることもなくなった、「広っぱ」という言葉を思い浮かべました。「広っぱ」なんて言葉はなかったかな?(^^; ま、いいですね。僕たちが子供の頃には、こういった、"広くもない広場"があちこちにあって、そこを格好の遊び場にしていたものですが、最近はすっかり無くなってしまいました。そんなこともあってか、ここに立ったときには、なんだか、ひどく懐かしいものを感じました。…ということは…この風景は、このあたりに多い、家内工業的な町工場の原景といえるものかもしれませんね。

【場所】大田区北糀谷1丁目あたりです。

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