大田区 - Ohtaの最近のブログ記事

東糀谷の夕暮れ

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一昨日のエントリー「ステルス型トタン家」を撮ったのと、ほぼ同じ位置から撮った写真です。時間はちょうど6時頃でした。薄雲に覆われた太陽が、やわらかい光を放ちながら、町工場に挟まれた道の向こうに落ちてゆくところでした。
このあたりでは、どうやら、このくらいの時間までに、仕事を仕舞いにするのか、ここまで歩いてくる間にも、作業着を着た男たちが、バイクに乗り、軽トラックに乗り、あるいは徒歩で、家路につく姿が散見されました。
この金属加工の工場も、この直前までは、グラインダーが火花を散らしていましたが、あたりがかなり暗くなり、外での作業も難しくなったのか、金属を削る音が止まり、「そろそろ仕舞いだな」という雰囲気でした。外にひろげた材料や道具などを片付け終わる頃には、太陽は、もう工場街の向こうに沈み、あたりは真っ暗になるのだろうな…などと思いながら、ここを後にし、羽田の見える突堤に向かって歩きはじめました。
大田区の金属加工業は、まさに斜陽産業と言われていますが、何があろうと、実直に黙々と働きつづける男達の後ろ姿には、タフさと同時に、なんとも言えないもの悲しさのようなものを感じさせられます。夕陽は、人を感傷的にする傾向がありますが、この光景には、かなりジーンとくるものがありました。

【場所】大田区東糀谷5丁目あたりです。

今日は、先日歩こうと思いながらも未着に終わった大田区の南東部を歩いてみました。京急蒲田駅で下車。西糀谷から東糀谷を経て、羽田旭町まで…というコースです。
この辺りの標高は、マイナスこそ見られないものの、1〜3メートルといったところで、大田区でも低地帯になります。そこを呑川という川が流れていていますが、僕が歩いたのは、呑川の南側ということになります。
西糀谷あたりは、住宅街のあいだに商店が点在していたり、閑古鳥の声が聞こえてきそうな、古い商店街があったりと、よくある町並みがつづいていますが、東糀谷あたりに入ったころから、町工場の姿が目につきはじめます。その数は、東(海方向)に行くにしたがって増え始め、その規模も大きくなってゆきます。ま、これもよくあるパターンではありますが…。
今日の写真の家は、東糀谷…工場の数が多く見られるようになる地区…に残っていたものです。ちなみに、この家のすぐ左隣りは、金属加工の工場で、この写真を撮ったときも、金属を削るグラインダーから火花が飛んでいるのが見えていました。この辺りまで歩いてくると、「もうこの先は工場だらけだな」と思うにいたる雰囲気でしたので、この家を目にしたときは、かなり意表を突かれた感じです。
しかし、この家、敷地面積はけっこうあるようなのですが、平屋で、とにかくフラットです。なんだか、地面にめり込んだ…という風にも見えます。そして、印象的だったのが、左右に一直線にピンと伸びたヒサシです。これが翼っぽく見えるんです。屋根の傾斜も緩やかで、そこがコクピットに見えてきます。なんだか、柱を立てて、その上にブルートタンで製造したステルス戦闘機(^^;を置いた…という感じがしませんか? ま、そう見えるにせよ見えないにせよ…です。この家のシャープさ、大いに気に入ってしまいました。

【場所】大田区東糀谷5丁目あたりです。

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