板橋区 - Itabashiの最近のブログ記事

大山界隈


@ OhyaguchiKamicho, Itabashi, Tokyo


@ OhyamaNishicho, Itabashi, Tokyo

街道沿いの黄昏街

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ここは板橋区の幸町というところにある商店街です。

幸町というまちは、近くに川越街道という幹線道路が通ってはいますが、交通の便(鉄道)という面から見ると、やや陸の孤島気味...と言ってよさそうです。東武東上線の大山駅、地下鉄有楽町線の千川駅・要町駅...あたりが最寄り駅になりますが、ちょうどそれらの中間点になり、どの駅からもけっこうな距離があります。

そんな孤島症状(^^;の出た商店街というものは、とかくフォトジェニックだったりするのですが、現地を歩いていると、やはり、うらびれ感に満ちていて、淋しいものです。
この商店街も、立地条件からすると、そういった例にのひとつになっても不思議はありません。実際には、店舗が取り壊され、更地になっているところすらあります。が、こうして見るかぎり、さほどのうらびれ感は感じられません。

その理由は、色褪せていないブラスチックの花の存在、車両通行止めの看板が置かれていること、商店街入口の両側の店のテントが小ぎれいであること、その後方に店舗の看板がつづいていること...などが組み合わさって与える印象...のように思います。

こうしてみると、(商店街に失礼ですが)枯れ木も山のなんとやら...なんて言葉を思い浮かべますが、一方で、鶏と卵...なんてことも思いますし、難しいところです(^^; が、まちにも身だしなみとか表情って重要だよな...とは思います。

【場所】板橋区幸町あたりです。

線路沿いの暗街

ここは東武東上線大山駅のすぐそば...かつ線路沿いの、飲食店が集まった区画です。

ご覧のように、かなりひっそりとした淋しい眺めです。目と鼻の先には、規模の大きいアーケード商店街があり、そちらは、平日の昼間でも多くの人で賑わっているというのに...です。人の流れというのは分からないものです。

すでに営業を止めベニヤ板で封をされた店もあります。また、近くには更地もあります。駅に近い場所ですから、どう見ても、再開発のターゲットになっているな...という匂いが強くします。そう遠からず、この場所にも、アーケード商店街の延長のような店舗やビルの姿が立ち現れるのでしょうか...。

僕自身は、こういった呑み屋街にはあまり縁がありませんが、それでも、こうした、ちょっと気を緩めることができる場が、まちからどんどん姿を消してゆくことに、一抹の...いえ、おおいに、不安のようなものを覚えます。

ところで、この写真ですが、ベニヤ板で封をされた部分に欠けているものがあり、全体を見たときの風景バランスが崩れているように感じられませんか...。これは、もはや、障害のある風景...とでも言えるかと...。

【場所】板橋区大山東町あたりです。

Jazz少々

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ここは、成増ですが、川越街道からちょっとだけ住宅街に入ったあたりです。そこで、こんな場面に足元をすくわれました(^^;

これを目にしたときは、一瞬、「ん?何を見たのだろう?」という感じでした。なんせテープで切り貼りした文字で "Jazz少々" です。なんだか状況が飲み込めません(^^; が、立ち止まって少々観察したところ、これはどうやらジャズ喫茶であり、その店名が "Jazz少々" なんだ(ろうな(^^;)...との結論に達しました。

それにしても、個性がつよいです。このときは CLOSED のサインが出ていましたので、なかに入ることはできませんでしたが、サインが OPEN だったとしても、このドアを押す勇気があったか否か...ちょっと不明です(^^;

ところで、シャッターにベタベタ貼られたチラシなどを見たかぎり、こちらは、どうやら、前衛的ジャズを中心にした店のようです。美術や写真などもお好きなようです。また、ところどころに、ご店主の手書きと思われる紙も貼り出してありましたので、以下に、そのいくつかの写しを...

● もちろん!! Albert Aylerの「Summer Time」あります!!!

● 米国にPharoah Sanders、日本に竹内直あり!!

●《珈琲》は注文ごとにネルドリップでつくります。《おこのみ》には多少は応じられます。店主

【場所】板橋区成増1丁目あたりです。

或る警務員室

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今日は板橋区の常盤台に行ってきました。常盤台というと、すりばち学会の方々とご一緒 (コレコレコレ) させていただいて以来...という感じです。
前回歩いた辺りに変化があるのか否か?興味あるところでしたが、今日は、町を歩く時間はなし。ある作業の進み具合が順調なことを確認し、すぐに次の打ち合わせのために秋葉原へ...です。

が、駅まで歩くにしても、一応は抜かりなく(^^;周囲に目は配ります。で、目に留まったのがこの建物でした。こぢんまりとして良いプロポーションをしています。モルタル部分の塗装のヤレ具合やシミの案配、庇のトタンの錆び、引き戸の塗装の剥げ具合など...言うことありません。そして、右側にちょっと突き出した部分がなんとも気が利いていますし、もう古びた建物には付きもの...という感じになっている自動販売機もきっちり装備(^^; 言うことありません。

で、この建物ですが、実は、広い敷地の角にたっています。この右奥にはそこそこの大きさの工場があります。その手前は広い駐車場です (僕の立っている位置も駐車場のなか)。何とも不思議な位置にたっていますので、近づいてみると、自動販売機上に小さな板きれが貼ってあり、そこに「警務員室」と書かれていました。
この建物は、もうその目的では使われていないようですが、どうやら、倉庫として利用されているように見えます。そのせいなのでしょう...いわゆる廃墟臭さがなく、良い感じです。そして、それを引き立てているのが、やはり、後方の電柱と電線でしょうね。かなり込み入っていて、これもまた良い感じです(^^;

【場所】板橋区前野町2丁目あたりです。

あぶない建築

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文字通り「あぶない」建築たちの写真です。先日行われたスリバチ学会@板橋の際に撮ったものです。すでにお知らせした通り、板橋区の中台や前野町辺りは、谷戸が集中しているため、いたるところに傾斜地が見られます。場所によっては、傾斜がかなり急であるにもかかわらず、いかにも知恵を絞ったな〜と思われる家が建っています。ま、なかには、かなり無理矢理突破という印象の家もあります。今日の写真は、そんな「無理矢理突破型」=「あぶない」家たちを撮ったものです。
「あぶない」とは言っても、大きく分けて2つの型があります。ひとつは、左の写真に代表される、「そこまでやるか!型(^^;」、もうひとつは、中央と右の写真に代表される、「ちょっと危険じゃない?型(^^;」です。と、それを言ってしまうと、今日の写真の説明は、もう終わったも同然ですね(^^;

が、それでは、あまりに素っ気ないので、もう少しだけ...。
左の家は、台上の平坦な場所に建っているのですが、オウナーご自身で増築なさったのでしょうか? コテコテに凝っています。以前エントリーした白山のプチガウディにも似た趣向ですが、仕上げは圧倒的にこちらのほうが上質です。実は、この家は、他の角度も魅力的なのですが、それはまた...ということにします。
さて、中央の写真ですが、これはもう、孤高などという言葉を贈りたいくらの名作ですね! シビレました。こちらにお住まいのご婦人は、かなりのご高齢でしたが、毎日この階段を上り下りなさることが健康維持にもつながっているようで、まだまだ足腰がしっかりしていらっしゃいました。とても清楚でキレイなおばあチャンでしたね〜。住み手が可愛いと、家も可愛くなる...という典型ですね。しかし、こんな場所によくもこんな家を建てたものです。感心します。
そして最後は右の写真。これは、もう完全に「ちょっと危険じゃない?型」ですね。この例では、いずれ支柱が朽ちて家が傾いたりしたら、「お、渋いね〜」なんて言ってられません(^^; こういう建築を、クリフハンガー建築、略してクリハン建築なんて呼んでしまいましょうかね(^^; 試しに「クリハン建築」でGoogle検索してみましたら、結果はゼロでした。これは当サイトオリジナルの呼び名ということになります(^^;

【場所】板橋区前野町・中台あたりです。

常盤台の防空壕

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これは何かと言うと、板橋区常盤台のあるお宅の庭に残る、防空壕と研究室です。こうしてひっそりと残っていました。都内では、長屋でも、床板をはねると、その下に防空壕が…なんて例を見たことがありますが、それらの多くは埋め戻され、まだ使える状態の防空壕を目にすることは、そうそうありません。
昨日(6月24日)、スリバチ学会@板橋で、常盤台を歩いていたときのことです。お年は召していらっしゃるものの、きれいにメイクなさり、黒いドレスを身に纏い、これからホテルでお食事でも…という感じのご婦人に出会いました。どうやら、我々、年齢も人種も不詳な集団が、住宅街をぞろぞろと歩いているのにご興味をお感じなったようで、「あなた達、何してるの?」と…。が、警戒といった雰囲気は皆無です。まるで、子供が、興味津々で訊ねてきたといった感じなのです。そこで、「これこれ」と手短に、町歩きしている理由をお答えすると、ご婦人の口から「ここに防空壕が残ってるんだけど、興味ある?」と…。
よもや、高級住宅地である常盤台で、防空壕なんて言葉を耳にしようとは思ってもいませんでしたので、意表をつかれ、もう腹を空かせた犬状態です。「わんわん」と尻尾を大振りして応えてしまいました(^^;
で、まずは柵の外からお庭を覗き込むようにして、防空壕を見ていたのですが、そのうち、ご婦人の口から「なかに入って見てったら」との有り難いオファーが…。またも尻尾を振って「わんわん」です(^^; というわけで、なんとスリバチ学会員20人前後が、お庭に入れていただき、そこで防空壕鑑賞会(^^;ということに相成ったわけです。
が、今回は、防空壕を見たに留まりません。その後、そのご婦人が、実は、国立音大で講師もなさっているピアニスト・滝澤三枝子さんであることが判明したのです。ま、どうりで…と言っては何ですが、笑顔の絶えない、素敵な可愛らしい感じの方なんです。お話も面白い! そして、もうひとつ驚くことに、滝澤さんのお父上は、昔、陸軍燃料厰のトップにいらした方で、この常盤台のお庭の中央に建てられた小さな離れ(と言っても、内部は総檜造りだそうです)に籠もり、日夜、爆弾の研究をなさっていたと言います。う〜ん、世の中、分からないものですね〜。で、空襲などの危険が迫ると、左右にある、防空壕への入口から地下へ避難なさっていたということです。いや〜しかし、とんだ歓迎すべきハプニングでした。

というわけですから、今日はもう、写真ひとつずつの説明は必要ありませんね。以上の話と絡めてご覧いただければ、お分かりいただけますよね?

【場所】板橋区常盤台あたりです。

雨が懸念されていましたが、概ね良いお天気に恵まれ、スリバチ学会による、板橋〜常盤台フィールドワークが行われました。そこで、とりあえず、歩いたコースを掲載します。
サムネールをクリックしていただくと、Googleマップた立ち上がります。そこに歩いたコースがブルーの線で表示されています。マップとサテライト、そして縮尺を切り替えてご覧になってください。縮尺を+側にしたほうが楽しめると思います。Googleマップ利用の地図が作動しない場合は、凸凹地図 (700x700)をご覧ください。

今回の板橋フィールドワークは、結論から言いますと、予想以上の面白さでした。谷戸形状の把握のしやすさに加えて、あれこれとバラエティに富んだ内容で、とても一気に紹介しきれるものではありません。したがって、まずは地形中心にサラリといきます。




最初に中央の写真をご覧ください。この写真は、前野町の台上から中台の台方向を撮ったものです。僕が立っている位置は台上ですが、その先の家が密集している部分(谷戸の谷底)がグッと低くなっていて、その向こうで、ふたたび土地が盛り上がり、台となっているのがご覧になれると思います。ここは、まだ、谷頭と谷口の中間あたりで、谷底の幅がまだかなり広いのですが、これが谷頭に近づくにつれ、幅が狭まり、台と台が目と鼻の先に見えてきます。
その例が、左の写真です。ここはもうかなり谷頭に近い位置ですから、急な下り坂が谷底まで達するとそのまま上り坂に転じる、と言ってもよいような状態です。したがって、当然の話ですが、谷底の幅は狭く、家屋の数も少なくなってるのがご覧いただけると思います。
そういった、かなり急な斜面でも、家が密集して建っている場所もあります。その例が右の写真です。ここも谷戸の奥深い位置ですが、急な斜面にも階段をつけ、工夫をこらした家が建っています。特に、この階段の上の家は、階段路地の分岐点に建っています。「よくもまあ、こんな場所に…」と、あきれると同時に、ちょっとした感動さえ覚えます。本当に愛らしい家でした。

谷戸地形は、地形図で見ると、「あ、ここから始まって…」などと、簡単に把握できますが、現地に立ってみると、なかなか地形図で確認するようにはいかないものです。それが、この板橋の谷戸は、比較的幅が狭いためか、それがとても把握しやすく感じました。谷戸地形を見るには、かなり優れた場所だろうと思います。ついでですが、谷戸地形のはじまりがハッキリと確認できる場所がありましたので、その写真もアップしておきます。

【追記】GPS受信機と衛星との交信が途絶えた箇所があり、そこは、前後のポイントが直線でつながれます。したがって、実際のコースとはズレている場合があります。
【追記】Googleマップを利用したトラック表示は、GPS受信機が記録したトラック情報を、いったんカシミール3Dに取り込み、ファイル変換して出力し、こんどは「轍(Wadachi)」というソフトに読み込み、そこからHTML出力したものです。(Wadachi)の作者「windyさん」に感謝いたします。

【場所】板橋区志村〜中台〜前野町〜常盤台あたりです。

青木菓子店

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こちらは、川越街道から、家一軒分奥に入った所にたっている、駄菓子屋さんです。昭和12年頃に建てられてからというもの、第一パンの看板やテントが付け加えられことを除けば、特に手直しもされず、じっと風雪に耐えてきた...という感じです。なんとも雰囲気があります。そして、表情が優しく、穏やかです。
看板建築なら、都内には、他にもまだ多く残っています。なかには意匠を凝らした重厚なものもあります。が、現存する看板建築の多くは、とかく、窓枠がアルミサッシに交換されていたりと、改修の跡が目につきます。
こちらは、銅板を使うでもなく、モルタル仕上げの、特にどうと言う特徴もない、地味な部類に入ります。が、この建物にはひどく惹きつけられました。オリジナルのままの表面の、褪せてはいても暖色系の色や木枠の窓、シャープなのに丸みを感じさせる輪郭などが、しっくりと解け合い、柔らかさや温かさを感じさせるのでしょうか...。並べられた商品が駄菓子ということも、大いに手伝って...。
このお店の前に立ち、建物の表情を眺めているだけで、気持ちが和らぎます。使い古された表現ですが、ここでは、まさに「時間がゆっくりと穏やかに流れている」のを感じました。

【場所】板橋区成増1丁目あたりです。

昨日は赤塚、今日は東上線・成増で途中下車です(^^;
気温は低く、風にあたると、まさに耳がちぎれそうでしたが、よく晴れて、気持ちの良い日ではありました。
ここは、成増駅前の商店街から、ちょっとだけ脇に逸れる、坂になった路地です。この路地を下ると、すぐに日本通運の事務所があります。建物の外形や窓枠などを見ると、かなり古い建物のようです。が、残念なことに壁全体が新建材で覆われています。覆われる前だったら、かなり雰囲気があっただろうに…という感じです。惜しい。そして、そのすぐ先が、もう線路になります。
手前に素っ気ないビルの壁があり、はるか向こうには、尖塔をもつ訳のわからないビルが見え、両者の間に、昭和の匂いが挟まれる格好になっています。なんとも言い難い風景です。光のせいで、妙に美しく見えるのが、あだ花のようで、何とも…です。

【場所】板橋区成増2丁目あたりです。

赤塚新町異景

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昨日にひきつづき、寒〜い日でしたね〜。この写真は、川越街道沿いで撮ったものです (このところコレが多くなってます(^^;)。新たにコンビニがオープンするのかな?という感じです。実に安っぽい素材で、単純に素っ気なく造られています。このうえに、更に安っぽいプラスチックの看板などを取り付け、どうしようもない、目もあてられない状態になった時点で完成ということでしょうか…(^^;
しかし、光というのは偉大です。そんなものですら、なんだか意味ありげな風景の一部にしてしまいます。ちょっと焦点をずらして見ると、「お、デザイン臭くなくて良いじゃん!」なんて気もしてきます。ほんとに、紙一重なんですね。デザインというのは…。
この写真を撮ったときは、ちょうど店の前の駐車スペースの舗装が終わったばかりのようでした。まだ白い線も引かれてなく、黒々とした広場ができていました。それもまた、ゴチャゴチャした東京の街に慣れた目には新鮮に映り、気を引かれた要因になっているようです。

【場所】板橋区赤塚新町2丁目あたりです。

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