中央区の最近のブログ記事

師走の街で

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郊外に比べれば、2、3度は温度が高いと言われる都心でも、街行く人に、コート姿が目立つようになりました。さすがに冬という感じがしてきました。
そして、師走ともなると、あわただしく日々が過ぎてゆきます。グズグズしていると、あっという間にクリスマス、晦日…ということになりそうです。と言って、気ばかり急いても仕方のないことですが…。

カントウはダントウ(^^;なんてことばかりでは困ります。冬には寒くならないと…。でも、何はともあれ、心はいつも暖冬でありたいものです。

【場所】中央区銀座4丁目あたりです。

【追記】お気づきの方もいらっしゃると思いますが、先日来、コメントスパムが多く、頭を悩ませています。昨夜も、やはり、それらの削除に追われていました。その作業中に、十分注意している積もりですが、誤って、削除してはいけないコメントまで削除してしまったようです。また、それと同時に、サイトの再構築といった作業も行っていました。
もしも「コメントを残したのに反映されていない」という方がいらっしゃいましたら、もしかすると、僕の手違いによるものである可能性があります。大変申し訳ありませんでした。iwakiさんから頂いたコメントを消してしまったことはハッキリしています。iwakiさん、本当に申し訳ありませんでしたm(__)m

先日、自分への備忘も兼ねてお知らせした、銀座エルメスでの写真展「木村伊兵衛のパリ 」に、今日の午後、行ってきました。すでに行っていらした方のエントリーから、およその雰囲気は伝わっていましたが、実際に会場に入り、テーブルの上にずらりと並べられた、昔のパリの写真 約100点を目の前にすると、さすがに圧倒されます。

会場には、協力者として、田沼 武能氏(先日、朝日新聞社から発売された『木村伊兵衛のパリ 』の監修者のおひとり)と川畑道直氏のお名前が記載されていました 。そして、展示されている写真は、カラーポジをデジタルデータ化し、キヤノンのインクジェットプリンタで印刷されたものだということです。

ま、しかし、そんなことはさておき、写真は、どれも素晴らしいの一語に尽きます。それ以外に言葉がありません。しかも、会場は、まるで、ひとり貸し切り状態です(^^; 落ち着いてじっくりと鑑賞することができました。

【追記】関連エントリー:パリのアコーディオン弾き
【場所】中央区銀座5丁目あたりです。

30年以上前に、パリのモンマルトルで撮った写真です。とても懐かしい写真です。どうして、こんな写真をアップしたかと言いますと、先日、銀座を歩いている時にこんな電飾看板を目にしたからです。
つい先日、朝日新聞社から、『木村伊兵衛のパリ』という写真集が発売されたばかりですが、それと歩調を合わせるように、なんと、銀座エルメスで、同じタイトルの写真展がおこなわれる...というのです。看板には、以下のように記載されています。

木村伊兵衛のパリ
2006年10月28日(土) - 2007年1月21日(日)
11:00 - 19:00 (入場は18:30まで)
会期中無休 (但し 11/15, 12/30-1/2, 1/17は除く)
入場無料
メゾンエルメス8階フォーラム

なんと入場無料です。さすがじゃ...太っ腹エルメス(^^; ま、無料ですから、展示される点数は、有料の写真展ほど多くはないかもしれませんし、協賛などの記載もありませんので、どういう素性のプリントが展示されるのかも分かりません。が、もしや、先日発売された写真集に絡むプリントを展示...ということもあり得そうです。いずにせよ、展示される写真は、木村伊兵衛さんが、1954年と1955年に、パリでお撮りになったものには間違いなさそうです。ファンならずとも、これは必見ですね。ということで、お知らせを兼ねてのエントリーでした。

【追記】関連エントリー:エルメスの木村伊兵衛
【追記】早速、じんた堂さんが行ってらしたそうです。その様子をブログ「東京クリップ」にエントリーなさっています。
【場所】パリ市モンマルトルあたりです。

雨に唄えば

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I'm singin' in the rain / Just singin' in the rain
What a glorious feelin' / I'm happy again
I'm laughin' at clouds / So dark up above
The sun's in my heart / And I'm ready for love

Let the stormy clouds chase / Everyone from the place
Come on with the rain / I've a smile on my face
I'll walk down the lane / With a happy refrain
Just singin' / Singin' in the rain

Dancin' in the rain / Ya dee da da da da
I'm happy again / I'm singin' and dancin' in the rain

以上は、映画『雨に唄えば』の主題歌の歌詞です。ホノボノです。しかし、いかにも拙ブログらしくないエントリーですね。これまでで最も…かもしれません。が、実は、masaジイは、こういう図に弱いんです(^^; かなりの足元フェチなのであります(^^; 銀座にも、冷たい雨が降りつづいていましたが、それも悪くはありませんでした。

【場所】中央区銀座4丁目あたりです。

都会の暗がり

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なんだか、都会から暗がりってやつがどんどん消えてゆくような気がします。とにくかく、建物自体がランプ状態のビル、コンビニや自動販売機の明かり、路地の外灯などが、都会から暗がりを奪っているようです。街を歩いている限り、懐中電灯の必要性など感じることはありません。
ここは、そんな明るい街の代表・銀座です。銀座4丁目交差点からそう離れてはいません。が、ここには、貴重な暗がりが横たわっています。まさにビルの谷間。そこに木造モルタルとおぼしき2階建ての建物が残っています。
この写真は、その暗がりから、表通りに向かって撮ったものです。建物の1階は大半が飲食店、2階は貸事務所になっているようです。どうと言うこともない使われ方です。が、こうして写真に撮って見ると、雨が余計にそう感じさせるのかもしれませんが、どことなく秘密めいた匂いが感じられませんか? 日本版マーロウの探偵事務所があったり、羊男の棲家があったりしても良さそうです…(^^;
ところで、昔から、お化けや幽霊は明るい場所を避けます(^^; やはり闇がりがなくては、彼らに居場所はありません。人間の想像力から生まれたお化けや幽霊の居場所が無いということは、もしや、人間の想像力の一部が稼働する必要がなくなり、退化しているのでは?とも考えてしまいます。
暗がりは、確かに危険も孕んでいます。昔の人が、「暗がりにはお化けや幽霊が…」としたのは、人々がそんな危険地帯に近づかないようにする智慧でもあったように感じます。
ま、そんなわけで、暗がりというものは、人間の想像力をかき立て、街に奥行きやヒダを与える重要な要素のように思えてなりません。都会にだって、あって悪くはないと思うのですが…。

【場所】中央区銀座5丁目あたりです。

GINZA - 1

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昨夜、持ち運び用のパソコンのスイッチを入れ、なんとはなしに拙ブログにアクセスしてみると、なんと、なんと、写真が、どれもこれもお煮染め色(^^; 「真っ黒〜」ではありませんか...。とにかく、全体的に暗いですね〜写真のトーンが...。ま、ピカピカした所は避けて歩いていますし、東京って、そういう色をした町がそこらじゅうに在る、ということでもあるんですけどね。ということで、今日は「Kai-Wai 散策を明るくする日」にいたしました。とは言っても、そう明るくもありませんが...(^^;

すべて銀座で撮った写真です。が、僕の場合「写真を撮りに銀座へ」ということは、まずありません。出たついでにちょこちょこと撮ってあったものからピックアップしたものです。しかし、こうして切りとって見ると、けっこう古い歴史のある美しい街に見えませんか? もうひと息なんですね...この街も。そのもうひと息が詰められないのが東京...という気もしますが...。

左の写真は、昨年末に完成したミキモトのビルです。これは、青山のTOD'S ビルの設計者・伊東豊雄氏によるものだそうです。特徴あります。中央の写真は、ブランドD&G のショップがまだ工事中だった頃に撮ったものです。ガラスに映りこんだビルや葉を落とした木、外灯などが、紗をとおして見ているようで、直接見るのとは随分イメージが違っていました。右の写真は、言わずと知れた、銀座四丁目の和光の階段踊り場から撮ったものです。このフレームはさすがに凄いですね。見える外の風景が完全に負けています(^^;

【場所】中央区銀座あたりです。

プランタン通りで

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今日は、銀座に行ってきました。行った先は、キヤノン・サービスセンター。修理からかえってきたカメラの受け取りです。実は、先日、いせやさんの撮影をしているときに、なぜか突然、1台の20Dのシャッターボタンのストロークが深くなり、そのうち、思いっきり力を入れないと、シャッターが切れなくなってしまったのです。これには困りました。ここだ!と思ってシャッターボタンを押してもシャッターが切れないわけですから…。が、何度か力を込めて押すと、切れようになるんですね〜。そんな状態の繰り返しでしたが、いせや撮影中は、修理に出すわけにもいかず、そんなカメラをだましだまし使っていたというわけです。で、先日、やっとサービスセンターに持ち込み、修理をお願いしてあったのです。
で、今回もシャッターユニットの交換になるのだろう…と思っていたのですが、伝票を見ると「レリーズスイッチの交換」とだけあります。その単価はたったの200円。しっかし…です、技術料金なるものが12000円となっています。結局、請求額は12810円でした。なんだか妙にわりきれない感じ…(^^;
が、まあ、そういうものなんでしょうね(^^; 仕方ありません。直ってきたカメラを受け取り、外に出ました。特に用もなかったのですが、もう辺りは暗くなりはじめていましたし、時折、ポツリと雨粒が落ちていましたので、どこにも寄らず、帰宅することにし、いつものように松屋の脇を抜けて、丸の内線の駅に向かって歩きはじめました。そして、プランタン銀座の脇に差し掛かったときです。前方から、赤いハンチングをかぶった男性が歩いてきます。観光客かな?という感じです。が、雰囲気はあります。で、すれ違ったところで、振り向き、修理済みシャッターボタンを押した(^^;のが今日の写真です。さすがにフランス志向のプランタン。なんとなくトウキョウ巴里景(^^;な感じがしませんか?(^^;

【場所】中央区銀座3丁目あたりです。






今日は夏日。夏と言えば、江戸の昔からハワイ...かどうか知りませんが(^^; とにかく、銀座の2丁目で、ハワイアンパーティなるものが催されました。銀座の2丁目と言えば、僕にとっては、江戸の昔から中村活字さんです(^^; そうなんです。先日、中村活字さんに名刺の増刷をお願いに行った時に、ご主人から「こんな納涼パーティがあるから来てね」と、お誘いをいただいていたのです。聞けば、銀座の通りに、なんと100名を越すフラガールが集結するとのこと...。なんだか、東銀座のイメージにピッタリなのかアサッテなのか分からないような企画ですが(^^; とにかくめちゃくちゃに面白そうです。ふたつ返事で、お邪魔させていただくことにしました。

築地の盆踊り

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午後遅くなって、銀座のキヤノンサービスセンターから電話があり、先日入院させたレンズが「修理から上がってきた」とのこと…。本来は、9日上がりのところ、無理をきいてもらって7日上がり、ということになっていたのですが、それが更に繰り上がり、今日、サービスセンターに届いたというわけです。これは嬉しい誤算といったところです。早速、銀座へ行って受け取ってきました。(修理内容は絞りユニット交換で、有料でした)
レンズも戻ってきたことですし、せっかく家を出たのですから、そのまま帰宅というのも能がありません。そこで、築地に向かって歩き始めました。すると、新大橋通りに差し掛かったところで、急に、和太鼓の音が聴こえてきました。何だ?という感じです。その音は築地本願寺方向から聴こえいるようです。本願寺境内の様子をうかがうと、連なった提灯が見えます。急いで境内に入ってみると、そこには提灯の海が…。今日は、築地の盆踊り大会の最終日ということでした。そして、盆踊り大会の開始を告げる太鼓を打ち鳴らしていたのは、大江戸助六太鼓の皆さんでした。いや〜和太鼓って、音もさることながら、打つ姿もカッコイイですね〜。
そんなわけで、今日は、築地本願寺の納涼盆踊り大会の写真になりました。これはもう…写真の説明は不要ですね。

【場所】中央区築地3丁目あたりです。

新富町草原景

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新富町と言えば、銀座1丁目のお隣です。実際に、銀座方面から歩いて行くと、東銀座の外れという感じです。その新富町に、このような草原があり、そのなかに、家が1軒ポツンと建っています。まだ草が若く、フワフワとした感じで、とても気持ち良さそうです。銀座に近いというのに、こんな草原。ちょっと信じられません…と書くこともできますが、実は、この風景、そんな悠長なこと言ってられない状況なのです。
ちょっとこの写真をご覧ください。これは2ヶ月ほど前に撮った写真ですが、このときは草なんて全く生えていませんでした。そうです。再開発で、周囲の建物が取り壊され、この家だけが、取り残された状態になっているのです。この写真をご覧になれば、きっと、殺伐とした風景だな〜とお感じになるのでは…と思います。
ところが、今日、ここを訪れてみると、トップの写真でご覧いただけるように、更地が草で覆われ、本当に気持ちが良さそうに見えるのです。こうして見ると、植物というのは、ほんとに凄い力がありますね。
ところで、ここからはちょっと話が逸れます。2枚の写真を見比べていただきたいのです。そして、2階にかかっている洗濯物に注目してください。2枚の写真の間には、2ヶ月以上の時間差がありますが、同じ洗濯物が同じ順序で干してあります。これはいったい何を意味しているのでしょう…。謎です。

【場所】中央区新富1丁目あたりです。

ヘッドギア

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午後遅くなって銀座へ行ってきました。用件は…カメラの修理です。またか…という感じですが、本当に世話が焼けます。つい先日、シャッターユニットがヘタり、その交換のためにボディを預けたばかりでしたが、今度も、シャッターボタンを押すと、ファインダー内の像が暗くなったままになり(レンズが絞り込まれたままということ)、エラーが表示され、撮影したはずの画像が記録されていない…という症状です。今回はレンズに原因があるということですが、実は、これと全く同じ症状が、去年の暮れにも出て、やはり修理に持ち込んでいます。それが、半年くらいで再発です。これって欠陥じゃ?と思いたくなります。
というわけで、常用レンズが入院してしまいました。退院予定日は、無理に無理を言っても、7日の予定。でも、ほぼ毎日使うレンズなので、困るんですけどね〜。ま、他に方法がありません…。あるとすれば…乗り換えですかね(^^;
ま、そんなわけで、銀座に行ったのですが、その帰りに撮ったのがこの写真です。どうやら、ここにブルガリのビルが建つようで、大きな看板が出来ていました。その頭部に注目です。なんと、後方に見えるビルの頂部が、うまい具合に、ポスターのモデルの頭部とつながっています。サイズもピタリ。配色もうまくいってますね〜。もしや、このポスターのデザイナーは確信犯か?なんて思いたくなるほどです。ちょっとくだらないエントリーになりましたが、どうもこういうワハハな類にも弱くて…(^^;

【場所】中央区銀座2丁目あたりです。

銀座の路地裏で

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今日の銀座は、気温はさほど高くありませんでしたが、湿度が高く、いつものようにスンナリとは胸に入ってこないような、じっとりとした空気に覆われていました。用事を済ませ、そんな銀座のはずれを、地下鉄の駅に向かって歩いていました。すると、以前にもエントリーしたことのある路地のそばを通りかかりました。銀座にしては、ひっそりとした感じの路地です。すでに看板にも明かりが灯っていますが、それすら、なんとはなしに侘びしげに見えます。時折ぱらつく雨に濡れたその路地に、黒猫がちょこんと座っていました。きっとどこかの飼い猫でしょう。僕がカメラを向けても、そう動じる様子もありません。が、お店とのあいだに置いた微妙な距離や姿勢に、妙な緊張感のような…または孤立感のような…そんなものが感じられます。きっと、自分自身のなかの何かを、この黒猫にダブらせているだけ…なのでしょうが…。

【場所】中央区銀座1丁目あたりです。

作字ってなんだ?

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このところ、活字と聞くとクラクラっとする体質(^^;になっていますが、先日、再び中村活字さんに行ってきました。つい先日、名刺を100枚印刷していただいたのですが、その評判が上々で、それに気を良くしてホイホイと配って(^^;いるうちに、あっという間に底をついてしまい、追加をお願いしてあったのです。
お店の戸を引いて、インターホンのボタンを押すと、ご主人が、いつものにこやかな表情を浮かべて、奥から出ていらっしゃいました。もう最近では、なんだか、かなり以前からお付き合いがあるような感覚です。その表情は「ヤアヤア遅いじゃない」という感じ...。もうお会いするのが楽しみです。
そんなわけですから、出来上がった名刺をいただいて「それでは...」という感じになるわけがありません。ご主人は、拙ブログをご覧くださっているようで、開口いちばん、「こないだの活字直彫りってのは凄かったね〜」です。いや、参ります。最近では、自分でも、話好きかも?と思っている僕です。もう完全にその話題に入りこんでしまいました。
すると、ご主人が、突然、奥のほうに戻ってゴソゴソ...、そして、何やら活字らしきものを取り出し、僕に見せてくださいました。「うちでも直彫りはやってもらってたよ。そして、これは作字(さくじ)ってんだけど...」と、差し出されたのが、写真に写っているものです。なんと、活字の「へん」と「つくり」などを、リンカク切りと呼ばれるカッターで切り離し、それらを組み合わせて、新たに活字(文字)を作り出していたのだそうです。それらが「作字」と呼ばれるものなのだそうです。う〜ぬ、活字直彫りも凄まじいですが、この作字にもシビレますね〜。いやいや、活字の世界というのは、なんと奥が深いのでしょうか...驚きます。
しかし、活版で名刺を作ったことから、こんなことを教えていただく機会を得ようとは思ってもいませんでした。世の中わかりませんね〜。それにも驚きます。

【追記】中村活字さんのホームページはこちらです。
【場所】中央区銀座2丁目あたりです。

新富町B&W景

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今日のお昼は、ちょっとした用があり、新富町に居ました。新富町は、文明開化の音がした頃、築地の外人居留地をあてこんだ、新島原遊郭のあったところだそうですが、その遊郭が新吉原に移転したことから、新島原と大富町をあわせて新富町とした、と言います (新島原の隣り町が大富町だったため、新大富町という意味で新富町とした…という説もあり)。
そんなことから、新富町は花街として発展し、料亭や割烹旅館の多く集まる、黒塀のつづく町だったようです。ところが、官庁街にやや遠いことや、関東大震災の被害などにより、賑やかさが他所へ移り、徐々に生彩を欠くようになったと言います。いまでは、ほとんどその名残を目にすることはできません。しかし、今でも、黒塀の料亭が一軒だけ営業をつづけています。が、それについては、いずれまた…です。
ということで、今日の写真は、その料亭ではなく、黒塀はあるものの、住居として使われている感じの家です。「昔は料亭だったに違いない」という匂いを発散していましたが、どう見ても営業はしていません。しかも、写真のとおり、かなりヤレたフィアット500が、黒塀から鼻先を突き出すようにして、ちょこんと駐まっています。新富の黒塀とチンクエチェントという組み合わせ…。これは写真を撮らずにはいられませんでした。微妙なバランスの崩れがカッコ良くて…。

【場所】中央区新富2丁目あたりです。

銀座路地裏景

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午後、所用で、銀座を歩いていました。パラバラと雨粒が落ちていましたが、傘をさすほどではないな〜といった程度。
まずは、先日、突然に、シャッターボタンを押してもいないのに、ダダダーッと勝手にシャッターが作動する症状が現れ、修理に出していたカメラを受け取りに...。そして次ぎに向かったのは、一昨日紹介したバック・フロム・ザ・ブートの3人が、展示の準備をしている画廊です。進行状況が気になり、立ち寄ってみました。まだ準備が始まったばかりだったようで、画廊のなかはまだガラーンとした感じでしたが、3人は、それぞれに、ノコやドリルなどを使い、作業に余念がないといった感じでした。きっと明日には、かなりなカタチになるのでは?と思います。
そして、画廊を後にし、地下鉄の駅に向かったのですが、表通りを通るのは面白くありません。で、いつものように裏通りへ...。そして目についたのが、この風景でした。今日は土曜日で、営業をする店と休む店があるのか? ところどころ、ネオンの灯が消えています。それが、なんとなくうら寂しさを醸しだし、いかにも裏通りという、ニホンゴのシャンソンかタンゴでも聴こえてきそうな雰囲気を漂わせていました...。飲めないのに、なんだか、酔いつぶれるには良い場所かな? なんて思いながらシャッターを切った次第です。

【余談】実は、つい先日、1台のカメラ(Canon 20D)が故障し、修理に出していたのです。アナログカメラを使っていた頃は、「カメラは壊れないもの」なんて思っていましたが、デジタルになってからというもの、画像素子の清掃などはしょっちゅうですし、どうやらカメラを過信してはいけないようですね。かなり世話が焼けます。修理の内容はシャッターユニット(3,000円)の交換で、料金は技術料が加算され 15,435円 でした。
【場所】中央区銀座8丁目あたりです。

天国への階段?

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ここは、先日エントリーしたトタン長屋の在る一画です。この一帯には、よく晴れた日に太陽が沈むと、この写真のように、天国への階段が出現します。結構なのか恐ろしいのか、よく分かりませんが...(^^;
ま、とにかく、初めてこの光景に出会うと、一瞬、状況が解せない状態に陥り、かなり驚きます。タネを明かしますと、実は、この正面には高層のビルが建っています。白く見える階段部分から右側がそのビルです。昼間は「凄い視界の遮り方だな〜」程度なんですが、夕方になると、そのビルがライトアップされるのです。しかも、そのライトの色が濃いブルーなんです。それで、雲の無い日には、ビルの壁の色が、階段の左側に広がる空のブルーと同じ色に見えてしまい、一瞬、上空に向けて階段だけが立ち上がっているように見えるというわけです。
それにしても、手前に残っている、長屋や日本家屋との対比、というよりもバランスの悪さには凄まじいものがあります。僕が写真を撮っていると、銭湯の帰りと思しき高齢のご婦人から声がかかり、「ここ変でしょ...毎日見てる私でも、変(な風景)だと思うから...。でも、目のつけどころが良いわね〜」と...。あ、別に、暗に自慢してるわけじゃありませんよ(^^; 事実、そういう会話があったということで...。しかし...です、ここは「東京珍景百選(^^;」なんてのに登録してもよいかな?というくらいです。

【場所】中央区築地6丁目あたりです。

築地のトタン長屋

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ここは築地ですが、晴海通り寄りで、もう勝どき橋にほど近い所です。裏通りを歩いてみると、古い看板建築や、銅板をふんだんに使用した立派な長屋などが、けっこう残っていました。
その長屋ですが、驚いたことに、3階建ての長屋というのが何棟かありました。そう広くはない裏通りからは見上げるようになり、巨大な感じがして、そうとうに迫力があります。
そのうちの1棟を、裏の路地から撮ったのが今日の写真です。淡いブルーの波形トタンに覆われていて、そのトタンには錆びが浮いています。それだけでも惹かれるのですが、この建物の側面には、赤く塗られた鉄製のハシゴのようなものが取り付けてあります。見た瞬間は、ちょっと奇異な感じがします。が、おそらくは、3階建てという、長屋としては珍しい高さがあるため、避難階段の代用として取り付けられたものだろうと思われます。写真中、右隅に見えるのがそれです。
ま、そういった珍しさは別にして、この袋小路にはかなりの魅力を感じました。路地とは言え、そう狭くはなく、きっちりと舗装されているため、ややもすると殺風景になりそうですが、控えめに置かれた園芸がそれを適度に救っています。そして、角に設置されている外灯の裸電球と丸い傘が、ひと昔前を感じさせ、何とも言えない雰囲気を作り上げていました。

【場所】中央区築地6丁目あたりです。

ここは、昨日エントリーした中村活字さんのすぐ近くです。古い、モルタルの看板建築が残っていました。特にドーンと目を引く建物ではありませんが、侘びを感じさせる、控えめで静かな佇まいに惹かれました。ガラス戸越しになかの様子をうかがったところ、こちらは印鑑屋さんでした。きっと、創業は古く、現在のご主人で何代目...といった感じなのでしょう...。
1階と2階の間に、文字を書いた板が埋め込まれていますが、既に2枚が剥がれ落ち、残りの板に書かれた文字も、「西」以外は読み取ることができません。屋号は何というのでしょうか...。
その建物の前に、柳がたっていて、まだ伸びきらない枝が風にそよぎ、揺れていました。銀座の柳...ですね。そして、その柳の根元には紫陽花が育っていて、鮮やかな青い花を咲かせていました。その青とキャノピーの赤との対比が、とても美しく、清々しさすら感じさせます。
この建物のある東銀座、そしてそのお隣の新富町にかけては、いま、凄い勢いで再開発が行われていました。いずこも同じですが、古い建物が、次々と狙われ、取り壊されていくようです。そして、跡地には、素っ気ないマンションが建ったり、駐車場になったり...。町がどんどん表情を失っていきます。こんなに雰囲気のある風景を、町から消さないで欲しい...と、心底思います。

【場所】中央区銀座2丁目あたりです。

中村活字で名刺を

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僕は、長い間、名刺を持たずに生活してきました。ま、ほとんど名刺を使う機会もなく、なんとか仕事をやってこれた...というわけです。ところが...ブログを始めてからというもの、徐々に初対面の方にお会いする機会が増え、その度に、言い訳をしながら、昔撮った写真が印刷されたポストカードに、名前と住所を手書きしたものをお渡ししていました。ま、それはそれで「手作りの味だ」などと自分を騙していましたが、やはり、正式な場合はマズイですよね〜(^^; これまでお会いした方で「該当するぞ!」という方(ほとんどの方です(^^;)、ほんとに失礼いたしました。この場を借りて、お詫びいたしますm(__)m

というわけで、「いよいよ名刺が必要だな〜」と、切実に思い始めていたのです。

有楽町のガード下

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時々空が明るくなり、「晴れるのか?」と思うと、「粒の大きい霧雨」といった感じの雨が降ってくるという、はっきりしない天気でしたね。それに加え、先日の旅の疲れがまだ残っているのか、なんとなく脱力感があり、気分がシャッキリしません。そんな気力不足状態でしたが、午後、所用があって、銀座へ出ていました。
最近は、銀座あたりに行くとなると、「三信ビルのニューワールドサービス」のことが頭に浮かびます。が、今日は、雨のなか傘をさして三信ビルまで歩くことすら面倒…という感じでした。そこで、せめて、先日、拙ブログにコメントをくださたもらsanが写真を撮っていらした、有楽町のガード下でシャッターを切って帰ろうと思いたちました。
有楽町のガード下は、昔から何度となく通っている場所で、よく知っているつもりが、もらsanの写真を拝見すると、どうも昔のガード下とは雰囲気が違っているようです。考えてみると、僕は、最近、ほとんどこのガード下を通ったことがなかったんですね〜。
昔も、ここには飲食店が並んでいたと思いますが、ガードの壁には、赤尾敏氏の顔写真入り日本愛国党のポスターがベタベタと貼られていて、もっと薄暗く薄汚いという印象が残っていました。が、いまや、日本愛国党のポスターの代わりに古い映画のポスターが貼られ、居酒屋さん側には、あれこれとレトロな看板などが出され、一種の「居酒屋博物館」(ラーメン博物館とかカレー博物館とかありますよね) 的な場所と化していました。お酒のみのための遊園地って感じですか…。なかには、ドアだけの床屋さんなんてのまでありました。とにかく、レトロを演出してるんですね。狙ったレトロというのはどうも…なんですが、ここは、そんなに嫌だとも感じませんでした。やはりホンモノのガード下という立地が効いているのでしょうか…。

【場所】有楽町あたりです。

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