足立区 - Adachiの最近のブログ記事

西新井本町原景

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ぼんやりとした日差しの、蒸し暑い日でした。風があったのが救いでしたが、いっそ直射でガンガンきてくれ!という感じです(^^;
そんななか、今日も、足立区中央部を歩いていました。西新井大師周辺には、なかなか進展しない再開発途中…という感じの、なんとも中途半端な空き地のある風景がそこらじゅうに転がっていますが、この写真に写っている区画も、実は、その一例です。右手には、かなり広い空き地を利用した駐車場があります。そして、僕の背後には、やはり、この写真にあるような家が一軒残っています。したがって、この家と、僕の背後にある家が消えれば、現在の駐車場と合わせて、恰好のマンション用地になる…という寸法です。
ここに立ってみた感触からすると、用地になるのは時間の問題です。と言うのも、この家は、もう空き家でした。周囲の植物が元気いっぱいなのが、あだ花…という感じで、逆にもの悲しい感じです。が、僕の背後に建っている家は、一部がうち捨てられた状態ではありましたが、まだ住居として使われていました。そのことが、デベロッパーにとっては目の上のタンコブ状態で、ひいては、この家が取り壊されない理由かな?という感じがします。
僕が、この周辺を歩いたかぎりでは、この家は、このあたりで最も古い建物の部類にはいりそうです。きっと、昔の西新井本町あたりは、原っぱで、草むらがあちこちに見られ、こういった家が、ポツポツと建っていたのでは?と想像させる風景でした。

【場所】足立区西新井本町あたりです。

伊勢末酒店

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久々に、足立区の西新井大師あたりを歩いてきました。良いお天気だというのに、いつものことながら、出遅れ…。歩きはじめてしばらくすると、光が黄色みを帯び始め、あれよあれよと言う間に、夜景の撮影に突入です(^^; どうもいけません。時計の文字盤をグンと右にまわしておかねば!です(^^;
ここは、大師前駅のすぐそばを通る環状7号線から大師へ通ずる参道です。両側には、飲食店や土産物屋さんがつらなっていますが、想像していたよりも、古い建物が残っていました。なかには、有形文化財に指定されても不思議はない…というくらいに、立派な造りの煎餅屋さんなどもありました。
そんな通りの一画に、この伊勢末酒店があります。外から見ただけですが、店の半分で酒類の販売をしながら、残りの半分を酒場にしているという感じです。ここは、明るいうちにも通りかかりましたが、その時すでに、酒場のほうは、人でいっぱいでした。繁盛しているようです。入ってみたいな〜と思うものの、なんせ呑めない悲しさ(^^; 写真に収めるに留めて退散です。
しかし、看板などを見ると、かなり経年変化していますが、店舗部分には活気が感じられます。ゴチャゴチャしているようでいて、どこか整然としていますしね。僕自身は、こういった店には無縁なんですが、通りかかって目にするだけで、なんだか良いんですね〜。町にこういった風景が在るってだけで…。

【場所】足立区西新井6丁目あたりです。

佐野のバス停から

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つい先日、このところご無沙汰していた足立区に行ってきました。足立区でも、西端に位置する大谷田というところです。そこには、足立区立の郷土博物館があり、以前から、いちど訪ねてみたい…と思ってたのです。が、我が家からは交通の便が悪く、いずれ…いずれ…と、ついつい先延ばししていました。
が、午後の、僕としては、早い時間に家を出ることができた日に、思い立って行ってみました。が、交通手段をあまり調べるとこなく向かったものですから、とにかく乗り換えとそれにまつわる待ち時間が長く、結局、「ほんとか?」と驚くほどの時間がかかり、到着したのは、もう4時を大きくまわっていました。郷土博物館は5時が閉館。これはヤバイです。ダーッと駆け足で展示室をまわり、資料室の棚をこれまたダーッと眺め、出版物を少々購入したところで、はい閉館(^^;です。しかも、日が暮れるのが早いので、その後は、近くを流れる用水は見たものの、運河や中川の様子など…楽しみにしていた場所には行けず仕舞いです。これじゃ出直しですね(^^;
というわけで、あっと言う間に、こんどは、郷土博物館前のバス停で、亀有行きのバスを待つことになりました。この時期は、待っている間にも、日がどんどん暮れてゆくのがわかります。風景が光と色を失いはじめ、黒いシルエットになってゆきます。すると、それと反比例するように、コンビニの電飾看板が、鮮やかさと輝きを増してゆきます。まるで、風景から抜け落ちてゆく光と色を、電飾看板が吸収しているかのようでした。

【場所】足立区佐野1丁目あたりです。

夜光ヒトデビル

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先日、かなり長い時間、梅島に居たのですが、夜になって、ちょっと時間が空き、駅周辺をぐるっとまわってみました。
梅島駅の改札を出ると、目の前に旧日光街道が通っています。その旧街道沿いは、ありきたりの商店が軒を連ねていて、もうひと目見ただけで、面白くなさそうです。そこで、旧街道から1本裏の通りに入りました。その裏通りは、どこにでもあるような、ごく普通の、商店と住宅が入り混じった区画を通っています。ちょっと「ここも外れかな?」と思いながら歩いていると、前方に、ボ〜ッと光っている箇所があります。何か?と思い、そちらに近づいていくと、目に飛び込んできたのがこの建物です。
ほんとうに唐突という言葉がピッタリです。しかも、この電球の配置です。そして、入口には、"超"日本的なミニ庭園まで設けてあります。同行していた人と、思わず顔を見合わせてしまいました。いや〜参りました。「夜咲くネオンは 嘘(うそ)の花〜」という唄がありますが、まさにそんな感じです。見方によっては、水中花のようでもあります。
これは、おそらく、知る人ぞ知る…という感じで、有名なんでしょうね〜。最近の拙ブログの感じではない題材ですが、ま、「よくぞここまで系標本」ということで…(^^;

【場所】足立区梅島1丁目あたりです。




今日は、梅島にあるユーコトピアの15周年記念ライブの2日目でした。サンディ・ロスマン氏を中心とするバンドについては、先日、ちょっとお伝えしましたが、海外からのもうひとりのゲストについては、まだ写真で紹介していませんでしたので、今日は、その女性…アリシア・ベイ・ローレルさんのステージの様子をお伝えすることにしました。
アリシアさんと言えば、何と言っても、あの「地球の上に生きる」の著者として有名です。僕は、失礼ながら、今回お会いするまで、音楽をやっていらっしゃることを知りませんでした。が、ユーコトピアで、彼女の最新CD "what living's all about" を聴かせてもらうと、これが、耳当たりが良く、実にすんなり入ってきます。レパートリーは、ちょっと古めのジャズやブルース、ゴスペル、そして反米プロテスト・ソングまで…。毒気をうまく糖衣錠にしてある…といった感じです。

Sandy Rothman @ Yukotopia

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サンディ・ロスマンという人がいます。彼は、フロリダで生まれ、7才のときに母親とともにサンフランシスコに移住。以来、西海岸を拠点に、音楽一筋の生活を送っています。若くして、西海岸におけるブルーグラスシーンで頭角を現し、当時、やはりサンフランシスコでブルーグラスやマウンテンミュージックを演っていた、ジェリー・ガルシアやデヴィッド・ネルソン、ロバート・ハンター等と出会い、彼らとバンド結成にいたっています。また、ジェリー・ガルシアと共に、全米のブルーグラスフェスを追いかけ、出演したバンドの演奏を録音してまわっていました。その体験が、後に、ジェリー・ガルシアが率いたバンド"グレイトフルデッド"が、会場での録音を許可した伏線にもなっています。
日本の団塊世代よりもひとつ上の世代であるサンディ・ロスマンは、その後、60年代後半にはいり、当然のようにヒッピームーブメントに巻き込まれます。そして、周囲のミュージシャンたちは、皆、アクースティックからエレクトリック・ギターに持ち替え、ロックの世界に旅立ちます。サンディ・ロスマンもご多分に漏れず、ブルースロックバンドでエレクトリック・ギターを弾いてはみたのですが、コアなブルーグラッサーであった彼は、結局、ブルーグラスから離れられず、東部の、よりブルーグラス色の強い地域へと旅立ち、アール・テイラーという、筋金入り特濃ブルーグラスプレイヤーのバンドに参加。その後、全米をツアーして歩くことになります。

あぶないトタン家

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足立区南部を歩いていると、荒川に近づくにつれ、高い建物の数が減っていくように感じます。当然のことながら、荒川の上には、建物は建っていません(^^;から、土手に近づくにつれ、空が広くなってゆくように感じ、それが「建物が低い」という印象を強めているのかも知れません。が、簡素なトタン張りの平屋などの数は、確実に増えていきます。
今日の写真は、関原の2丁目で撮ったものです。僕は、この写真で言うと、右手奥(電線の伸びている方向)から歩いてきたのですが、まずは、かなり派手な色をしたスーパーが目に入ってきました。周囲から浮き上がったようなその一画に何か面白い風景があるかな?と思い、そちらに向かって歩いていると、このトタン家が目に飛び込んできたというわけです。まずは、この裏側が目に入ったのですが、裏側は、瓦屋根になっていて、元々は、わりとしっかりした日本家屋だったのかな?という感じです。が、反対側を見ると、まさに総トタン張りです。それも、もう崩れかかっています。台風でもきたら飛んでしまいそうです。が、どうも、まだ何らかの目的で使われていそうな気配もあります。真相は不明ですが…。
このトタン家、これはこれで、さすがに周囲から浮き上がっています。しかし…です。本来は、この写真に、荒涼景とでもタイトルをつけたいところですが、この日は、光がきれいで、発色が申し分ありません。そのせいか…なんだか変にのんびりとした、平和な風景に見えてしまうんですね〜。でも…です。ちょっと視点を変えてみると、これって、実は、そういう風景が相応しい環境なのかも? ですね(^^; 想像力で、まわりに草を生やし、農具でも置いておけば、この建物、その環境にピタリとはまります。本来、そういう土地柄なのかも?ですね、この辺りというのは…。

【追記】iGaさんのブログMADCONNECTIONに、関原の隣り町(梅田)での、昔の思い出や写真(昭和12年ほか)がエントリーされています。iGaさんご自身の体験にもとづく貴重なお話です。ぜひご覧になってみてください。
【場所】足立区関原2丁目あたりです。

柳原風化景

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牛田Tシャツさんに出会って以来、牛田駅周辺のことが気になりはじめ、どんなところなのか?とにかく歩いてみることにしました。
地図を見ると、この辺りには、ちょっと気になる、半円状の道に囲まれた区画があります。いや、気になります。これは荒川沿いの田園調布か?(^^;という感じです。そこで、その由来を調べてみようと、とりあえず「三層重ね地図」を立ち上げてみました。すると、半円状の道は、昔は川であったことが分かりました。しかも、その川に囲まれた地域が、昔は足立郡ではなく、葛飾郡に所属していたことも判明しました。昔は、川筋や土地の高低などが、村や町の境となっていることが多いので、さもありなん...という感じです。
それが、明治末期から昭和初期にかけて荒川放水路が切られたことにより、その地域が、葛飾郡から離れてしまいました。そして、昭和9年に、それを追認するかのように、Dを逆にしたような地域(柳原)は、葛飾区から足立区に編入させられた...というわけです。この柳原という逆D地帯、なかなか数奇な運命を背負っているんですね〜。

と、そんな柳原を歩いてみたわけですが、この、荒川土手に突き当たるまで、どこまでも、同じRのカーブがつづく道というのはなかなか面白いです。そして、その道から、一歩荒川方向に入りこむと、そこには、細い路地が縦横に走っています。北千住あたりも同様ですが、このあたりの路地は、本当に隙間路という感じで、通り抜けるのに根性(^^;がいります。

今日の写真は、そんな逆D地帯の中心部で出会った光景です。もうお隣が荒川土手...という場所に、古い、平屋の長屋が残っていました。そのすぐ背後には、タイル張り3階建ての老人介護施設が建っています。その建て方には、この長屋を取り壊し、施設の一部にするのを待っている...といった雰囲気すら感じます。
その長屋を、まずは正面から眺めていました。玄関の引き戸の前に植木などが置かれていて、「あ、これはもう無人だな...」という雰囲気でした。が、その横にまわってみてハッとしました。経年変化の激しい窓の向こうに、ぼんやりと、赤みの強い灯りが見えたのです。しかし、この明るさでは、部屋のなかは、相当に薄暗いに違いありません。想像でしかありませんが、高齢の方が、きわめてつつましく、ひとり暮らしなさっているのかな...と、ちょっと胸を締めつけられる思いでシャッターを切った写真です。この電灯が、最後のひと葉に見えて...。

【追記】地図には『三層 江戸・明治・東京 重ね地図 』[(株)APPカンパニー]を使用しています。
【場所】足立区柳原2丁目あたりです。

牛田Tシャツ

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夕方、北千住の商店街から一歩なかに入った路地を歩いていると、「かわいい牛田Tシャツはいかがですか〜」という、のんびりとした調子の声が聞こえてきました。いまどき物を売り歩くのは、豆腐屋さんくらいのもので、他にはあまり聞いたことがありません。それが、なんと「Tシャツはいかがですか〜」です。ちょっと耳を疑いました。声が聞こえてくる方向に目をやっていると、角を曲がって姿を現したのが、今日の写真に写っている方でした。
ちょっと話をうかがうと、北千住の隣り駅・牛田周辺に住んでいらっしゃる方で、ほぼ毎日、牛田から北千住あたりで、こうして、Tシャツを売り歩いているとのことでした。
この感覚、か〜なりの脱力系でした(^^; のんびりした感じで不意をつく…といった感じで、実によろしいです。売り物のTシャツには、ご当地・牛田にちなんで、牛さんのイラストがプリントされています。その牛さんの表情が、これまた、お目々パッチリのほのぼの系。そして、ほとんど誰も知らない(^^;「牛田」と堂々と書かれているのが、また良いです。これが、そもそもノホホンとしていて、たまりません。それがショッピングカートに載せられ、北千住の町なかをウロウロです。なにか夢でも見ているのでは?という感じでした(^^;
しかし、いろんなことを考えて実行する方がいらっしゃいますね〜。感心します。ところで、気になるTシャツのお値段ですが、それはこちらをクリックです。実は、今日は、夏バージョンの最終日だそうで、これよりだいぶお安くなっていました。明日からは、秋バージョンに切り替わるそうです。しかし、このTシャツ…欲しいと思っても、偶然に、この方に出会わなくては手に入りません。それがまたよろしいですね。

【追記】牛田Tシャツさんは、「木、金、土、日の晴れて、他に用事の無い日に、荒川と隅田川の土手、牛田、北千住、千住大橋辺り」をまわっていらっしゃるそうです。
【場所】足立区北千住あたりです。

足立夕暮れ

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このことろ、足立区関連のエントリーをつづけていますが、その多くは、やや寒々としたものだったと思います。確かに、足立区南部の町を装置として見た場合、豊かな潤いのある…という表現は、ちょっと当てはまらないように思います。しかし、そこに人影が絡むと、その装置が大きく表情を変えることがあります。
ここは、関原という所のあるY字路です。その角に1本のシュロの木が生えています。周囲の雰囲気からすると、やや奇異な感じを受けます。が、これは「足立南国景」などとタイトルを付けたら面白いかな?…と思い、少し離れた場所から、シュロの木を絡めた構図を練っていました。
この辺りは、どちらかと言うと、住宅街ですから、さほど人通りが多くはありません。当然のことながら、人を絡めて…などとは考えていませんでした。が、ふと反対の方向へ目をやると、3-4才くらいかな?とおぼしき子供を連れた若い母親が、ゆっくりと歩を進めてきます。そして、何やら子供に話しかけながら、僕の横を通り過ぎ、シュロの木の交差点のほうに歩いていきます。母親は、左手に、かなり重そうなスーパーの買い物袋を下げ、空いた右手でしっかりと子供の手を引いています。そのつないだ手と、母親のほうを見上げながら、ヨチヨチと、でもしっかりとした足取りで歩いて行く子供の後ろ姿。…これにはちょっとヤラれました。

【場所】足立区関原あたりです。

足立ワビサビ景

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今日は、久々に、もう理屈抜きのエントリーです。どれもこれも、問答無用。前に立っただけで脱力…ってやつです。波形トタンと錆び…これはもう、拙ブログの永遠のテーマです(^^;
こんな風景を見たくて町を歩きはじめた…と言っても過言ではありません。そして、どうして、こんなに美しい風景を生むのか?などと、ふと考えはじめ、いつの間にやら深みに…というパターンに陥ったようです。今日は、もうサラリとこの辺で…。

【場所】足立区関原2〜3丁目あたりです。

CT的足立散策

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CT的って何のことやら?ですが、実は、" ♪C は Chotoku の C T は Tanaka の T♪ " なんです。そうなんです。実は、先日来、拙ブログにコメンをくださっている写真家・田中長徳さんと、足立区の関原を歩いてきました。田中長徳さんと言えば、著書が50冊を超えるという方で、僕も、当然のことながら、お名前を存知あげていました。そんなわけで、コメントを頂いただけでも驚き、恐縮していましたのに、こんどは本物(^^;とご対面です。「う〜、ちょっと緊張するパターンだな〜」と思いながらも、ま、文京区音羽のご出身だから、「隣り町の兄貴分に会うのだ...」と、自分に言い聞かせ、約束の場所に向かいました。ところで、その場所というのは、なんとサビオウの前です(^^; 長徳さんとの初対面の背景としては、これ以上は考えらない設定です。

足立夜光景

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夏らしい暑い日でした。太陽の光もかなり強く、そして強過ぎず...というふうで、良い感じです。今年は、ナツーッという日があまり無かったように感じます。というわけで、貴重な光です。手早く用意して、足立区に向かいました。今日の目的地は関原です。が、やはりサビオウは気になります。
そこで、大師前駅で下車し、まずはサビオウを見て、その後、関原にまっしぐら...というつもりでした。しかし、その後...が、やっぱりいけません。サビオウではさほど時間を費やさなかったのですが、関原方面に向かって歩いていると、そこいらじゅうにひっかかる風景に出くわします。気持ちは関原に行っているものの、やはり目の前の獲物を逃すわけにもいきません。結局、いつものように猟犬状態(^^; 汗を拭き拭き、獲物をめがけてまっしぐら...というパターンに陥ってしまいました。
それでも、関原の方向を頭に入れつつ行動していたのですが、この辺りを南北に走る100号線と呼ばれる、そこそこ広い道路に行く手を阻まれる感じで、いつまでたっても、住居表示を見ると「興野」「本木」です。で、「今日はもう本木に居てやる」と思いはじめた頃になって、やっと「関原三丁目」という交差点に出ました。が、時すでに遅し...です。「これから関原に入ってもな〜」という時間になっていました。と、そんなわけで、関原をなめて踵を返すことになりました。
今日の写真は、その関原三丁目交差点から、大師前駅に向かっているときに撮ったものです。サンセットは、まあそこそこに...という感じでした。が、暗くなっても、上空を雲が流れる様子がはっきりと見えました。そういう夜ってありますよね。
ところで、左の写真は、松の湯という銭湯の裏を通って表通りに出る直前で撮ったものです。前方の店舗の明かりが輝くように明るく、その上方に夜空を流れる雲が見えていました。それらと周囲の暗さとの対比がなかなかです。車もここではナイス...ということで撮ったのがこの写真です。が、これは左側が更地だからこそ撮れた写真です。ちょっと複雑ですね(^^;
そして、右の写真は、大師前駅の直前にある古い家屋を撮ったものです。この家は、ここに来るたびにしばらく眺めていますが、ブルーとグリーンの波形トタン、瓦屋根、臭突と...魅力的な要素が揃っています。それが、夜になって、人工光による陰影がつき、部屋の電灯が灯り、それが暖かみを添えて、同じ家が、昼間見るよりもずっと魅力的に感じられました。この家の並びには、他にもトタンの家がありますが、何軒かはもう無人です。ここは駅前で条件が良いだけに、そう遠からず...なのかな?という気がします。とにかく、今回、大師前駅に初めて降り立ち、最初に気になったのがこの家でした。

【場所】足立区本木2丁目・西新井1丁目あたりです。

足立辺境景 (II)

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今日は、昨日のエントリーのつづきです。足立区内だと言うのに、僕の勝手な思い込みかもしれませんが、これらの建物のすぐ向こうには漁港があり、水揚げした魚を箱詰めにする施設があったりする...そして、時々、日に焼けた老漁夫とすれ違う...そんな土地を歩いているような気にさせられた風景です。
中央の写真に写っているのは、単に、住宅街のなかにポツリとあった自転車屋さんです。看板には「輪業」とあります。が、僕の目には、看板の大きな文字が YAMAHA だけに、「輪業」ではなく、「モーターボート・船外機」などと書いてあったほうが相応しいように映りました。そして、裏にまわると、錆びてツヤを失った船外機やボロボロになった魚網などが放り投げてあるような...なんです。

【場所】足立区西新井栄町・興野あたりです。

足立辺境景 (I)

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足立区の西新井あたりをちょっと歩いただけで、足立南部のイメージなど把握できるわけもなく、また、無理にイメージを固定するのも危険ですが、なんとなく感じはじめた、ある匂いのようなもがあります。それは、この辺りに漂う辺境感です。これは、東京都の外れだから...ということではなく、大宮方面の台地の崖下に広がる潟が海に出会う場所としての辺境感です。だからでしょうか...時に、潮気を含んだ風が吹きつける町の風景を見ているような感覚に陥りました。「昔は、水田が広がり、所々に屋敷林があって...」という農村的イメージとはかなり異なるものです。
拙ブログのエントリー「足立区凸凹地図」に、wakkykenさんが「足立の地名は、葦立からきているのだという説もあるらしく、青井地区から東のほうは、天然の遊水地、氾濫原であり、海につながっているという景観を想像しています」というコメントをくださいましたが、その凸凹地図の着色をちょっと変えてこんな地形図を作ってみますと、そのイメージが間違っていないことが分かります。そして、興野あたり(赤丸部分)は、まさに波打ち際だったことになります。ま、勝手に着色できるわけですから、どこを波打ち際にするのも自由なんですが...。とは言え、東京湾からはかなり奥まった位置にある、現在の足立区に対して抱いていたイメージが、かなり変えられたことは事実です。足立区と海との距離がグンと狭まったような気がします。足立区南部に潮の匂いがしたとしても、何の不思議もないのかもしれません。土地の遠い記憶ってやつですかね(^^;

【追記】凸凹地図制作にはカシミール3Dを使用しています。
【場所】足立区興野あたりです。

興野二丁目の…

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先日来、足立区で撮った写真をアップしていますが、なにしろ僕にとっては異国同然で、どう紹介しようか?と考えても、まったく案が浮かんできません。なにしろ凄すぎます(^^; ということで、なし崩しに行くしかないな〜という、実にアホ臭い結論に達し、このようなエントリーになってしまいました。
西新井大師から南にのびる本木通り沿いには、商店が軒を連ねていますが、そこから一歩奥に入ると、すぐに住宅街になります。通りからチラと見たかぎりでは、新建材を使った建物が並んでいて、あまり興味を惹きません。が、とりあえず、商店街の裏側になる、その住宅街らしきところを歩いてみてビックリでした。いまでも、いかにも農村を思わせる一帯があるかと思うと、町工場があったり、なんとも不思議な形をした建物などがゴチャゴチャに入り混じっています。なんとなく、一定の法則が無いまち…という感じです。が、それだけに、びっくり箱のなかを歩いているようで、興味は尽きませんでした。

【左写真】最初にこれを目にしたときは驚きました。こんな細身長身の建物が在ってよいのか?という感じです。が、実は、見た目通りの建物というわけではありませんでした。そう見えますが…。どうやら、隣りとの境に建てた壁、という感じでした。ま、それにしても、全体が通り側に押し寄せてきている感じのアパートでした。そして、何と言っても、ずらりと几帳面に並んだテレビのアンテナがチャームポイントですね。
【中写真】最初は、ブルーのトタンとお稲荷さんの赤い鳥居にしか目が行っていなかったのですが、カメラを構えてみると、右側の薄暗い位置に整列したマネキンが…。こうして、思わぬところに工場があったりします。「普通の家のようだが、何か違うな〜」という造りの家は、とかく小規模な工場兼用のようでした。
【右写真】これは小さな愛らしい家でした。もうほとんど満点です! 足立区南部はブルートタンの町と呼びたくなるくらいに、ブルートタンだらけなのですが(って、ヒジョーによろしいといことです(^^;)、この家は、部分的に赤錆色が使ってあり、臭気抜きや程よい高さのテレビアンテナなど、部品も優れています。コンクリート瓦を使用した、昔の文化住宅の生き残りなんでしょうか…。なんだか、すごく懐かしさを感じさせる家でした。

【場所】足立区興野2丁目あたりです。

内海理髪店

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西新井大師前で、環状7号線と交わる、本木新道と呼ばれる道があります。新道とは言っても、区画整理で線引きされたような直線道路ではなく、なだらかに曲がりくねった道でです。地元の方にうかがうと、昔は、農業用水だろうと思われる川に沿った道で、その後、その川を暗渠化し、幅を広げた道、ということでした。
その道の両側には、多くの商店が軒を連ねています。かなり古そうな構えの建物も多く、瓦屋根の長屋スタイルの商店も多々目にしました。そんななか、特に気になったお店のひとつが、この理髪店さんでした。ガラス戸に書かれた「BARBER 内海」の文字や、木製の窓枠などが目をひきます。チラと中をのぞくと、内部もかなり古そうです。そこで、思い切ってドアを開け、「写真を撮らせていただけないか?」と訊ねてみました。すると、「こんな痛んだ店でも良いのなら…」というお返事です。いえいえ、この経年変化あればこそ…です。で、お言葉に甘え、外観どころか店内の写真まで撮らせていただきました。
写真を撮りながらも、あれこれと話はつづいていたのですが、そのうち、ご主人の口から漏れた言葉が「この店も来月廃業する…」です。う〜ん、なんだか不意をつかれてしまい、参ってしまいました。なんでも、こちらは、昭和30年頃から営業をつづけていらっしゃるそうですが、今月いっぱいで、その営業に終止符を打たれるわけです。
そんな事情を知ると、なんだか申し訳ないような気分にもなったのですが、それならいっそ、思い出に残るような写真を…と思い直して撮ってきたのが、今日の写真です。そして、建物全体の写真はこちらです。

【追記】ご主人によれば、この建物は「震災にも戦災に耐えたと聞いている」ということでした。となると、大正期の建物ということになります。また、お店の前の川の暗渠化工事と、裏手の秀和レジデンスの工事の影響で、この辺りの古い家は、軒並み傾いている、とのことでした。事実、目で確認できるほどの傾きでした。それも見切りをつける一因とか…。
【場所】足立区西新井本町5丁目あたりです。

足立区凸凹地図

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本日、足立区の南部をはじめて、アースダイビングならぬ、アースライディング(^^;程度に歩きました。とにかくフラットです。途中、荒川土手に出て、堤防のうえから、川面と地面の高さを比べてみましたが、肉眼でも、川面のほうが高いのでは?という感じがします。やはりゼロメートル地帯なんですね。ま、それはともかく、とりあえず、足立区の地形図などを作成しましたので、アップします。

左図をクリックしていただくと、足立区の凸凹地図(800x800)が表示されます。これにはカシミール3Dを使用しています。標高ごとの色設定についてはこのリストをご覧ください。また、赤い線は僕が歩いたコースです。

右図をクリックしていただくと、本日、僕が歩いたコースがGoogleマップ上に表示されます。これにはカシミール3Dと「轍(Wadachi)」を使用しています。GPS受信機には、歩行距離が8km強と表示されていました。

サビオウ

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今日は、隅田川と荒川を越えて、足立区まで行ってきました。足立区の地理にはまったく疎いのですが、行きは、なんとか迷わずに目的地に到着しました。が、その帰り...あれれ?と思っているうちに、車線を間違え、明後日な方向に行くはめになってしまいました。

こんな時に限ってGPS受信機を持っていません。カーナビも装備していませんので、勘を頼りに、左折-左折で、元の位置に戻ろうとしました。が、そんな時は、とかく道が真っ直ぐには伸びていません(^^; 運悪く、「あ、そんなにくねくね曲がるかな〜」と言いたくなるような、一方通行も多い細い裏道に入ってしまいました。で、行けども行けども、見たような景色が現れてくれません。ほぼ迷子状態です。

が、しばらく、当てずっぽうに走っていると、旧街道に違いないという雰囲気の商店街に出ました。これを行けば、何か大きな通りに出るに違いない...と思い、街道沿いの建物に反応しながら、トロトロと、しばらく車を走らせました。住居表示を見るといつの間にか西新井になっています。それで、およそ自分の位置を把握でき、「なんとか脱出できそうだぞ!」と、先行きが明るくなった頃です。
ああっと驚くトタンの塊が目の前に出現です。凄い! 錆びたトタンの要塞という感じです。車中に居るとは言え、「これは何としても撮らねば!」と思い、バッグからカメラを引きずり出しました。が、ここは交差点。しかも、このすぐ先で環状7号線と交差しています。したがって、実は、車も通行人もかなり多いのです。が、信号の変わり目に、一瞬チャンスが巡ってきました。

この直後には車を発進させましたので、僕も、この場では、この建物をじっくりとは見ていません。帰宅後、PCのモニタ上で改めて眺めているのですが、コイツは凄いですね。これはどうあっても、じっくり見に行かねば!です。

【場所】足立区西新井栄町3丁目あたりです。






昨年、「ヒアーズを聴きながら」というエントリーで紹介させていただいた、ひとくちでは言い表しがたいバンド「ヒアーズ・フォー・ゼアーズ」が、今年で結成20年になるのを、皆で祝おうという主旨で、梅島のフラワーなライブハウス「ユーコトピア」にて、結成20周年記念ライブが催されました。で、僕にも「来てね!」という嬉しいお知らせをいただきましたので、すっ飛んで行ってきました。
ま、詳しいことは、「ヒアーズHP」をご覧いただくとして、拙サイトでは写真の掲載にとどめることにします。何しろ音楽面でもエピソード面でも、話題には事欠かない(^^;バンドですから、書けない人間が書き始めると、いつになったら記事にできることやら?ということになってしまいます。とうわけで、単刀直入に写真の説明にいきます(^^;。

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