千石 本駒込 弥生の最近のブログ記事

作為風無作為景

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この場所は、住所は本駒込ですが、白山上の商店街と言ったほうがとおりが良いかもしれません。

僕は永らく白山に住んでいましたので、日常の買い物といえば白山上...という時期がありました。本は南天堂、オモチャは大成堂、総菜は小田原屋、クスリは高木薬局...という具合で...。

しかし、白山を離れてからというもの、そう行くこともなくなっていました。が、ちょうど去年のいまごろ、他でもない水族館劇場のテント設営の様子を見ようと、白山駅から光源寺に向かっているときに、久々にこの商店街を通りかかりました。

そのときに目にしたのがこの風景でした。上記した高木薬局が取り壊され、その奥にある建物の裏側が見える状況になっていました。この作為と見まごうまでの無作為ぶり...見事です...。

このあたりは、路地すら無いほど建物の間が詰まっていますから、通常は、建物の裏側どころか、側面すら見るのが難しいところです。こうして裏側がドーンと見えるなんてことは千載一遇のチャンス(^^;といえます。

しかも、高木薬局さんの場合は立て替えでしたので、この後すぐに建設工事が始まり、現在では(もうとうの昔ですが(^^;)新店舗での営業が始まっています。というわけで、この風景は、これが見納め...ということになりそうです。

【場所】文京区本駒込1丁目あたりです。

千石谷の洋裁店

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え〜と、千石谷とタイトルに書きましたが、そんな地名があるわけではありません。ここは、小石川を通る千川通りと千石を通る不忍通りの交差点のすぐ近くです。
その交差点を、千石側から眺めると、こんなふうに見えます。写真でお分かりいただけますように、交差点は、この辺りで最も低い位置にあります。前方左手に車が停まっていますが、その辺りに昔は川が流れていて、猫叉橋という橋が架かっていたそうです。そこから、この下り坂が猫叉坂と呼ばれるようになったと言います。その石橋の一部は、記念碑として、いまでも保存されています。
で、この洋裁店ですが、この交差点を左に折れてすぐの所、この辺りでは最も低い土地に建っていることになります。そこで、勝手に、千石谷とした、というわけです。アースダイバーにとっては、土地の高低は重要ですからね(^^;
この洋裁店が面している千川通りは、しょっちゅう通っていた道なのに、車で通ってばかりいたせいか、先日、歩いて通りかかるまで、この洋裁店の存在に気づきませんでした。ここで惹かれるのは、何と言っても、建物の小ささと、この看板ですよね。昭和のはじめ頃の懐かしい雰囲気を残しています[戦後かな?]。この手の看板は、本当に少なくなりました。
なんだか、柔らかさがあって、優しい看板ですね。そして、「婦人服」が赤で書かれ、「紳士服」が青で書かれているところが、何とも微笑ましく感じられます。それも時代ですね。ま、眼を射るような看板がヨシとされる今日では、これを時代遅れと言うのでしょうが、こういった穏やかさに救いを感じる今日この頃です。
しかし...です。正面の引き戸がアルミサッシに変えられてから、そう日が経っているようには見えません。その前に見ておきたかったな〜と、それが残念でしかたありません。

【追記】不忍通り[この坂部分]が開通したのは1922年(大正11年)だそうです。また、明治末の地図には、まだ川が書き込まれていました。
【場所】文京区千石2丁目あたりです。

千石の稲荷門

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なんでも、東京では日中の気温が30度を超えていたとか...。陽射しの強い日でした。が、やはり秋。湿度がさほど高くないためか、夏の30度を超える日に比べれば、しのぎやすく感じました。
今日は、前々から気になっていた、文京区千石の不忍通り沿いに建つ「下見張り+モルタルの疑似洋館」を見に行ってきました。見ると言っても、ただ道路から見るってだけなんですけどね(^^;
で、今日の写真は、その副産物のようなものです。その洋館を撮って、坂になっている不忍通りを大塚方向にくだっているときに、一瞬、視界の右端ぎりぎりのところに、ちらりと赤い支柱のようなものが引っかかりました。歩を止めて、そちらに眼をやると、これが何とお稲荷さんです。しかも、相当にコッテコテです。でも、まあ、このお稲荷さんだけなら、いわゆる園芸系稲荷(^^;というだけで、そうそう珍しくもありません。が、それは、この写真だけでは、このお稲荷さんの立地状況が分からないからなんですね。そこでこの写真も用意しました。どうでしょう? かなり凄い立地ですよね。門かむりの松ならぬ、門仁王立ちのお稲荷さんです(^^; ちょっと信じられないのですが、こちらのお宅では、このお稲荷さんの左脇に残されたわずかな隙間を通って玄関に向かうようです。この状況を見ると、単に園芸系では片付けられないものを感じます。よほどのご利益があるのでしょうね。しかし...です。これにはかなり驚きました。

【場所】文京区千石3丁目あたりです。

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