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野毛の三陽

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昨日、好事家(この方この方と僕です)が桜木町駅に集合し、野毛の名物中華屋・三陽に行ってきました。ただでさえ、朝から太陽が顔を出し、蒸し蒸しと暑苦しい不快指数の高い日に、わざわざ、その指数を飛躍的に高めるような店に入らなくても良さそうなものですが、まあ、好き...なんですね(^^;

この店、実は、4日前のエントリー野毛亜細亜景 (2)に看板だけが写り込んでいました。その写真を撮った時点では「うわ〜凄い店があるな〜。しかも昼間から混んでいて...」という印象でしたが、とにかく、隣の焼き鳥屋さんの建物の魅力に引っ張られ、三陽さんの様子を仔細に観察することはしませんでした。が、写真をアップしてみると、写っているのが看板だけ...にも関わらず、三陽にも大いに話題がおよび、アッと言う間に、三陽突入計画が練られ、実行に移されたのでした。

ちょうど空いていた店先の席に腰をおろすと、いきなり、小窓からオヤジの顔がのぞき、「まずはビール2本と、ネギ炒め、鶏肉のなんたら、でどう...。そうこうしてるうちに、ギョーザ"農薬入り"を3人前出す...」などと冗談まじりに一方的に話してきます。
まあ、この外観ですから、ご主人もそれなりに...とは想像していましたが、その想像を超え気味の展開に、「なんだ?(^^;」と、一瞬たじろぎます。が、考えてみれば、アレコレと注文に頭を悩ますこともありません。暑いし(^^; 「農薬入りは、食べるとちょっと体がしびれて暑さ対策にもなる(^^;」というので「じゃそれで...(ただし飲み物は一部変更)」ということに...。

しかし、こちらのご主人、なんせ憎めないです。天真爛漫型と言いますか、笑顔が良いし愛らしい...。ガサツで失礼を絵に描いたようにも思えるのですが、実は、実に細かい気配りをしているのが分かります。しかも、客が押してほしいポイントを絶妙のタイミングでちょいと押す...といった感じです。

例えば、持ち帰りのギョーザが焼けるのを待っている、そこそこ高齢のオトーさんが居ました。ご主人は、まずは「店内で腰をおろして待ってくれ」と声をかけます。が、オトーさんは「いいよここで...」と、道に立ったままです。暑いので、道の反対側の陰に入って...。すると、しばらくして、思ったよりも時間がかかっていることに気づいたご主人が、店員さんに、「オトーさんに椅子を...」と指示。しかも、鍋をふる手を休めることなく...です。

常連客が多く繁盛している秘密...それは、どうやら、この徹底したユーモアとサービス精神にある...という感じです。憎めな過ぎます(^^; また行ってしまいそうです(^^;

オマケです。看板の下に書いてある"毛沢東語録"をご覧ください。これがまた笑えて暑気払いになります(^^; 語録拡大写真1語録拡大写真2

【場所】横浜市中区野毛町1丁目です。

野毛のはずれ

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横浜の、野毛の最寄り駅というと"桜木町駅"または"日の出町駅"になりますが、両駅の間は、さほど離れていません。そして、その両駅に、花咲町・野毛町・宮川町の3町が挟まれています。有名な飲屋街"野毛"は、どうやら、その野毛町を中心に両翼(花咲町と宮川町)にひろがる一帯...と考えてよさそうです。

今日の写真は、桜木町駅から歩きはじめ、野毛町を通りこして宮川町に入り、日ノ出町に近づいた場所で撮ったものです。したがって、飲屋街"野毛"としてみると、もうはずれ...ということになります。

飲み屋だらけ...という感じから、飲み屋もあるけれど、商店や民家もあり、その間にぽつぽつとホテルなども混じる...という感じになってきます。ま、これは歓楽街であればいずこも...という傾向でしょうが...。

こうして、ほんのちょっと中心部をはずれるだけで、まちは、急に静けさを取り戻したりします。こうした、まちの性格の変わり目...とでも言えそうな地帯、このあたりに立つと、まちが、静かに、深〜いため息をついているような雰囲気があって、捨てがたい魅力を感じることがあります。加えてここは、まちの変遷をも見せてくれているようでした。

【場所】横浜市中区宮川町2丁目あたりです。

野毛亜細亜景 (3)

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今日も前エントリーのつづきです。ここは、正確にいうと、野毛の隣りになりますが、イメージ的には、大きく野毛でくくって良いように思います。

ここは、歩けば誰もが目を奪われると思います。ゆるやかにカーブした二階建ての建物が、細かく仕切られ、そのひとつひとつが独立した店になっています。ここは、近くにかかる橋の名にちなんで、都橋商店街と呼ばれています。成立した由来は、同商店街のHPに書いてありますが、「昭和39年(1964年) 東京オリンピック開催に伴い、野毛本通りの街並みを美しくするために、露店・屋台を収納して出来たのが都橋商店街です」とあります。

また、気になる建物のカーブですが、その理由はこちらにあります。このすぐ裏手を流れる大岡川に沿って建てられたがゆえのカーブでした。

ここを歩いたのは、ちょうど梅雨の晴れ間の、蒸し暑い日でした。そのせいもあってか、この、ちょっとヤレた建物と、細かく仕切られた商店と不揃いに突き出したテント、ズラリと並んだ看板、店先で仕事をする靴職人の姿...などがあいまって、まるで亜細亜のどこかに迷い込んだような気分でした。雰囲気あります。ネット検索すると膨大な数の情報にヒットするはずです...。

【場所】横浜市中区宮川町1丁目あたりです。

野毛亜細亜景 (2)

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前エントリーのつづきです。野毛の飲屋街で撮ったものです。

野毛というところは、まともに歩くのは初めてでしたが、飲み屋を中心に、とにかく様々な店が寄り集まっていて、バラエティに富んだたいへん面白いまち...というのが印象として残りました。

もう少し具体的に言うと、新宿ゴールデン街の匂のする店があるかと思うと、新橋あたりのちょっとした小料理屋風情の店があったり、大井町あたりのゴチャッとした飲屋街的な店もあり、渋谷の百軒店あたりのホテル、小岩あたりのソープランドにいたるまで、歓楽と名のつくものは何でもござれの感あるまち...という感じです。

そんな野毛の歓楽街ですが、全般的には元気パワー(^^;を感じました。が、やはり悲喜こもごもです。空き家になっていたり更地になっているところもあります。この一画もそうでした。繁盛している店の隣が更地です。が、いつものこと...そのおかげで、こうして、想像を超える造形の妙を見ることができました。バラックからの発展型でしょうが、煙突からお稲荷さんまであって、とにかく素晴らしい...としか言いようがありません。

ところで、この焼き鳥屋さんは、開店準備中でしたが、ご主人の話では、戦後間もなく建てたもの...ということでした。やはり...という感じです。

【場所】横浜市中区野毛町1丁目あたりです。

野毛亜細亜景 (1)

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先日、玉井さんから「横浜の野毛あたりに、古い、実に味のある自転車屋がある」というメールをいただきました。Googleのストリートビュー画像添付で...。その画像を見たとたん、家を飛び出しそうになってしまいました(^^;

さすがに、大人(^^;ですから、そうもいきませんでしたが、以来、頭のどこかで「ノゲ...ノゲ...」という音が響いていました。そして、昨日、梅雨の晴れ間の到来をとらえて、念願(^^;の野毛探索に行ってきました。

野毛に行く場合、最寄り駅は桜木町です。駅をおりると、海側には、あまり素直ではないデザインの高層ビルが何棟も見えます。いかにも人工的な風景がひろがっていそうです。で、それとは反対の方向に歩きはじめると、すぐに、ヤヤッ!ということに...。まずは、この"野口サイクル"さんの出迎えを受けました(^^;

この、トタンを多用した感じ、いかにも戦後すぐに...という雰囲気です。で、Googleで検索してみると、「大空襲直後の桜木町駅周辺の空撮写真」が出てきました。これを見ると、この一帯も、東京の下町同様に、壊滅的打撃を受けています。というわけで、この建物、まず間違いなく、戦後間もなく建てられた建物の生き残りだと思われます。

【場所】横浜市中区花咲町1丁目あたりです。

金星★劇場

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kng12.jpg
先日来、ブログのサーバー引越しなどでバタついていますが、この土日も、結局、ほとんど家にこもりっきり...ということになってしまいました。ま、土曜日はかなり強い雨が降っていましたし、今日もさほどお天気が良くなかったことが、逆にすくいと言えば...という感じです。
さて、そんな時は、見ただけでスカッとする写真(^^;を...ということで、横須賀は若松町名物 "金星★劇場" に登場願うことにしました。

この建物はご覧になってお分かりいただけるように、映画館です。横須賀中央駅からすぐのとことにあり、周囲はすっかりキレイに再開発または化粧直しされたなか、この劇場だけが、こんな様子で佇んでいます。もっと奥まった場所にひっそりとあって欲しい(^^;という感じですが、目抜き通りにドカンです(^^; とにかく目を惹きます。

この劇場については、こちらの記事に詳しい情報が掲載されています。一部抜粋させていただきますと、『戦後ストリップショーを行っていたキャバレーだった建物を昭和30年に映画館に改装、ニュース映画専門館"金星ニュース劇場"としてオープン。』とあります。そういった経緯を経て、現在では、ピンク映画館としての営業をつづけていらっしゃるようです。

いやしかし、建物もこうなると、見ているだけで気持ちが晴れます(^^; こういうクシャクッシャした気分のときは、金星★劇場を見て気分スッキリ!です(^^; わははは...。

【場所】神奈川県横須賀市若松町1丁目あたりです。

谷戸のトタン家

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kng11.jpgこの写真も、横須賀の谷戸で撮ったものです。谷戸の、台から谷底につづく斜面を、平屋の高さだけ削り、そこにスッポリと納まるようにしてトタン家が建っていました。

この位置から見ますと、家のほぼ全体が見えますが、右の坂道を登ってゆくと、最終的には、自分の足元に屋根しか見えない...という状態になります。とにかく地形とうまく折り合いをつけています。そんなわけで、この総トタン張りの家、けっこう大きいし存在感があるのですが、かなり控えめです。それが何ともよろしいです...。

このまわりにも、ちょこちょこと古い建物が残っていましたが、この写真にも写り込んでいるように、建て替えもかなり進んでいました。建て替えられた家の多くは二階家ですから、この家のように、谷戸の斜面に同化したような存在ではあり得ません。でもまあ、二階家ならまだ許せる範囲ですね(^^; 「ええっ、ここ谷戸だったの?」という再開発でなければ...。とにかく、この、三角屋根の、ブルーの波形トタンの家、愛らしく、そして真面目そうで(^^; 惹かれました。

【場所】神奈川県横須賀市上町1丁目あたりです。

横須賀谷底の家

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kng10.jpgyokosukamap01_2-thumb.jpg谷底と書いてコクテイと読みます。これは、タニソコとはちょっと意味が違い、三方を台に囲まれた谷戸という地形の底部をさすときの読み...ということになります。

横須賀は「谷戸王国」と呼んで良いくらいに、谷戸だらけの土地...という感じがしますが、今日の写真は、その谷戸の底=谷底...で撮ったものです。って...まあ...横須賀では、京急本線より海側で撮らないかぎり、どこで撮っても谷戸で撮ったことになりそうなので、いまさらことわることもないのですが...(^^;

右のサムネールをクリックすると表示されるのは、久々にカシミール3Dで作成した凸凹地図ですが、 凸凹をより強く感じられるよう、海面を20mほど高くしてあります(^^;)。
これを使って説明しますと、この写真の場所は、京急線の県立大学という駅から、西側の丘を越えると眼前に現れる低地...黒マルで囲んだあたり...で撮ったものです。ここには、明らかに昔は川が流れていたと思われる、細くくねった道が這いまわっていて、それを挟んで、多くのトタン家などが、ひしめき合うようにしてたっていました。もちろん、相当に魅力的な風景がひろがっています...。

【場所】神奈川県横須賀市富士見町3丁目あたりです。

横須賀サビオウ

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kng09.jpgこの日(昨日)は、横須賀中央のちょっと南の、安浦や上町あたりまで足を伸ばしたのですが、いや〜出会ってしまいました。横須賀のサビオウです(^^;

もう言葉は必要ありません。写真を見ていただければそれが全てです。この味わい深いこと...。素晴らしいのひと言です。東京のサビオウもタジタジ...といったところでしょうか...(^^;

この建物の素性ですが、近所にお住まいの方の話では、意外ですが、商店などではなく、普通の住まいだったそうです (現在は無人ですが...)。しかも、元々は、この右隣りの家とつながっていたのだそうです。はい、二軒長屋だった...ということですね。話を聞くまでは、とてもそうは見えませんでしたが、信頼できる方の話ですから間違いないことのようです。

しかし、これだけ錆びがひどいのに、廃墟臭さが感じられません。それなりに愛らしい...とさえ感じます。これは不思議ですが、やはり、オウナーがはっきりしていて、それなりに補修されていたりすることや、近所の人の目が届いていること...などが、そうさせるのでしょうね。コイツとの出会い...今回の横須賀歩きの大収穫と言えそうです(^^;

【場所】神奈川県横須賀市上町3丁目あたりです。

横須賀の谷戸

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kng08.jpgyokosukamap01_2-thumb.jpg昨日・今日と、横須賀を歩いてきました。いつものようにコースは決めずに...ですが、今回は、先日コメントをくださったイチローさんのブログの「繁華街の裏山へ」の写真の異様さ(^^;に導かれ(^^;...という感じです。

とにかく、横須賀中央駅を降りて、すぐに三笠通り商店街に入り、地球堂靴店を探します。これはもうあっけないほど直ぐに見つかります。そして、そこで左に視線を送ります。なるほど...です。実際に現地に立ってみると、人に勧めたくなる理由がわかります。かなりキています。かなりマトモじゃありません(^^; ショッピングアーケードの引き戸を開けると、その直ぐ先に、神社につづく、急で長い階段が待っている...というのは、かなり異様です。

そして、地球堂靴店のご主人が、またよろしいです。こういう立地に店を構えていると、とかく、「また見物客か...ウンザリ」ということが多いと思うのですが、そんなそぶりはおくびにも出さず、あれこれと話の相手をしてくださいます。そして、そのご主人の「ここまで来たら上ったほうが良いよ」という言葉に送られ、いよいよ階段を上ります。

階段の上には、当然のことながら、神社があり、その境内からは、横須賀の街と海が見晴らせます。背後は木が茂った小山です。で、この日(9日)は、背後の小山のほうに足が向いてしまい、そのまま尾根歩きの一日になってしまいました。

今日の写真は、その小山を横須賀の海と反対の方向に歩き、山頂を越えたときに見えてきた風景です。こうして見ると、横須賀は谷戸だらけ...ですね。そして、まだ地形と折り合いをつけながら発展しているようだ...ということも分かります。谷戸の懐に抱かれて...という感じが十分に残っていますね。なんだか良い感じです...。

【9/13 追記】横須賀中央あたりの凸凹地図を追加しました。これはカシミール3Dで作成したものです。この地図で説明しますと、写真は、横須賀中央駅裏手の小山の頂上から、黒マルで囲んだあたりを中心に見晴らしていることになります。

【場所】神奈川県横須賀市汐入町3丁目あたりです。

ヨコスカシック

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kng07.jpgここは、前々&前エントリーの場所から、少しだけ西に歩いたところです。その辺りの、そう広くはない路地から上方を見た景色です。

左には相当にしっかりした和建築があり、右にはトタン壁の建物があり、その手前には鉄筋とおぼしきビルが在ります。かなりバラエティに富んでいます...というか、狭い範囲なのに、大いに統一感に欠けます(^^; しかも「こんな場所にスナックの入口が...」と、ちょっと理解に苦しむ立地です。が、間違いなく、現役スナックの看板が複数見えています。

ここで惹かれたのは、なんと言っても「エマ」という、いかにも時代を感じさせる看板です。色といい書体といい、なんとも雰囲気あります。ヤレ具合も良いですしね。その下の「淡島」も、これまたなかなかです。その下方に「介護用品」という文字が見えるのは、やや皮肉な感じもしますが...(^^;

この日は、空の色と雲、そして光の具合が、この看板まわりの雰囲気を引き出していたようです。写真にしてみると、なんとなく、スーパーリアリズムの絵でも見ているようです。そして、こんな街の断片にも、どことなくバタ臭さを感じます。それも結構強く...。やはりヨコスカなんでしょうかね〜。

【場所】神奈川県横須賀市米が浜通1丁目あたりです。
kng06.jpg前エントリーの写真に写っている、左右の壁の間を右に曲がるように抜けると見えてくるのが、今日の写真の風景です。これまた壮観です。似たり寄ったりの大きさの店が、道の両側にずらりと連なっています。

感心したのは、その見事な連なりにも...ですが、もうひとつ、その連なりに切れ目が無いということに...です。東京にも、こうした飲み屋街は多々ありますが、とかく、そのどこかに更地になっている部分があったりします。が、ここ若松町のこの通りには、貸店舗の貼り紙こそ目にしましたが、更地になっている部分はありませんでした。それだけでも大したもだと思わされます。
また、この飲み屋街の風景が、他と決定的に違うのは、木々に覆われた崖が背景になっていることです。それも、すぐそばまで迫っています。そこだけに注目して見ると、なんだか、やたらに田舎の飲み屋街に来てしまった...という気すらします。でも、ここは横須賀。アメリカ文化に最も近い...というところが良いのでしょうね。

この写真を撮ったのは、夕方の5時頃です。どの店でも、そろそろ開店準備が始まる...というところでした。ママさんとおぼしき人が、どこからともなく現れ、ドアの鍵を開け、いったん店内に姿を消します。が、すぐにそのドアが開き、またいそいそと何処かへ歩み去ります。きっと、買い物ですね。また、人によっては、店の前の園芸の手入れをしたり、通りかかった馴染み客らしき人と立ち話をしたり...といった光景が見られます。そんなわけで、ここは住み込みスタイルではなさそうですが、どういうわけか...東京の飲み屋街よりも強く生活の匂いを感じさせます。

しかし、この通りのママさん方、皆さん、かなり年季が入っていますから、人物チェックは鋭いです(^^; カメラを抱えてウロウロしてる僕はいったい何者?といったことを、実にそつなく探ってきます。で、そう怪しくもない(^^;とわかると、とても気さくになり、あれこれ話を聞かせてくれます。こういう時に感じます、僕が呑めたらな〜(^^;

【場所】神奈川県横須賀市若松町3丁目あたりです。
kng05.jpg盛夏...なんて書いてますが、実は、この写真は先月の初旬に撮ったものです。その頃、ちょうど横浜方面に行く用があり、そのついでに横須賀まで足を伸ばしてきました。

横須賀と言えば、ドブ板あたりも、もう随分と長い間訪れていません。変化の様子は、ネット上で時々見ていますから、およそ想像はつくのですが、やはり現地に立って自分の目で見る風景と、他人のフィルターを通した映像風景は、相当に違います。なんたって、自分の目で毎日見る風景すら、日々違って見えるくらいですから...(^^; ましてや...ですね。

さて、この写真ですが、撮った場所は、ドブ板ではなく、横須賀中央駅のすぐ近くです。数人で満員になりそうな、実にこぢんまりとした店が連なる飲み屋街があります。その佇まいたるや、よくぞ残っていた...と、驚くとともに感心してしまいます。

ここは、その飲み屋街のメインストリート(?)への入口にあたります。両側に屏風を立てたような状態になっていますが、この中央の切れ目を右に行くと、両側にズラリと看板が並ぶ路地が現れます。その様子は見事です。 また、面白いことに、飲み屋街と言うのに、この左手の建物の裏手にひっそりと、堀川書店という興味深い古本屋が在ったりします。か〜なり興味深い場所です...この辺り...。

【場所】神奈川県横須賀市若松町3丁目あたりです。




この小さな建物を目にすると、誰もが「何だこれ?!」と思うに違いありません。しかし妙な引力があり、「通り過ぎるわけにはいかない!」という感じです。よく見ると、開け放たれた入口の横に、素っ気なく小さく「GARAGE」とだけ書かれています。しかも手書きです。おそるおそる中を覗いてみると、物が並んではいるものの、それが商品なのか?否か?という感じ。店番する人すら居ません。
しばらく表に立ち、なかの様子をうかがっていると、奥のドアが開き、若い女性が現れました。で、まあ、「怪しい者ではない」と説明。どうやら内部の写真を撮らせいただけることになりました。そんな手順を踏んで、内部に足を踏み入れてみました。




12日の土曜日に、逗子で会合があったのですが、湘南方面へ行くのは久しぶりです。せっかくですから、ちょっと早めに家を出て、鎌倉で途中下車。ちらと散策してみました。

土曜日だったこともあり、鎌倉、特に小町通りは「中年・初老の竹下通り?」という人出と賑わい。もう歩く気にもなれません。で、すぐに線路の西側へ避難です。が、こちらもけっこう人が歩いています。参ったな〜などと思いながら、ともかく、谷津の方向を目差して歩き始めました。すると、駅のすぐ近くだというのに、なんだか経年変化と錆びの匂いのする一画が目に入ってきました。駐車場かな?という感じ。ですが、奥にはコジャレタ感じの建物が…。どうやらホテルのようです。そのわりには「素泊まり」なんて泥臭い文字が目につきますし…、このごちゃ混ぜ感、ちょっと面白そうです。



逗子にあるタイ料理店「ロータスリーフ」が近々閉店するというので、本日、アジア料理を楽しむ会「バクテーズ」の精鋭16名が逗子に集結。「閉店などさせるものか!」と「ロータスリーフ」を襲撃してきました。で、その結果、オーナーさんはその熱意に打たれ……たものの、「予定通り閉店する」とのことです(^^; とほほ(^^; 料理の詳細は、いつもの他力本願です。Sugareeさんのリポートをどうぞ…。
てな感じで、久しぶりに逗子に行ってきました。逗子駅に降り立つと、もう懐かしいというより、新鮮(^^; 「え、ここ何処?」という感じです。で、ほんの30-40分程度ですが、待ち合わせ時間までに余裕があったため、ちょいと駅前を歩いてみました。今日は、そのときに撮った写真です。
3枚ともに逗子銀座商店街で撮ったものですが、「逗子とはこんな所」という写真ではありません。どちらかと言えば、「逗子ってこんなだっけ?」という写真だと思います。自分でも、昔はこんな場所では撮らなかったな〜と思います。人間って、やはり感性が変わりますね。って、そりゃ変わります。なんたって、昔はビーチボーイ、今じゃアースダイバーですから…(^^;

【場所】神奈川県逗子市逗子5丁目あたりです。

桜木町のストリートアートの記録を連続エントリーしてきましたが、記録しただけという感じの写真というものは、我ながらあまり面白くありません。しかも、フィルムのスキャンにはかなりの時間が必要です。操作も煩雑ですし、面倒くさいことこの上ありません。面白くない+面倒くさい=もう止めだ〜(^^;という感じです。
というわけで、今日は、記録であり僕の写真でもある、と言えそうなものをエントリーします。嗜好の問題でしょうが、主流のラスタカラーぎんぎらパワー全開って感じの作品には、いまひとつ馴染めませんでしたが、その間にポツリポツリと描かれたイラストや絵のなかに、心惹かれるものが多くありました。今日の写真は、そんな作品のひとつを、周囲の落書きやアートの一部と絡め撮ったものです。僕は、このくらいにサラリ・フワリというのが好みのようです(^^;

■関連エントリー:桜木町ストリートアート(1) / 桜木町ストリートアート(2) / 桜木町ストリートアート(3)

【撮影】1991年頃です。
【場所】横浜市中区桜木町あたりです。



今日もひきつづき桜木町のストリートアートです。撮影したのが1991年頃だったせいか、当時は、ラスタカラーを使用したものやヒップホップを題材にした作品が主流を占めていました。なかでもポップな文字を主体にしたものが数多く見られましたが、それらはいわゆる流行であり、似たり寄ったりで、あまり撮る気にはなれませんでした。今日アップした3点は、そんな流れの作品のなかでも特に目を惹いたものです。いちばん左の作品の人の顔の表情なんかは、か〜なりお気に入りなんですけどね...。
好き嫌いはともかく、当時、桜木町の高架下に描かれたストリートアートの主流は、こんな感じだったという記録です。

■関連エントリー:桜木町ストリートアート(1) / 桜木町ストリートアート(2) / 桜木町ストリートアート(4)

【撮影】1991年頃です。
【場所】横浜市中区桜木町あたりです。

ストリートアートなるものは、キャンバスなどに描かれた絵画とは異なり、壁面や路面にフレームという概念なく自由気ままに描かれています。このフレームからはみ出した点がストリートアートのひとつの特徴だと感じます。そして、この "はみ出し" が、物理面に留まらず、気分的にも "はみ出し" 感を発散しているところに、ストリートアートの魅力があるように思います。
したがって、"はみ出し" 感のあるストリートアートを、写真に切り取ってフレームに閉じこめた時点で、それが別物になってしまう可能性があります。もっとも、対象が何であれ、写真には、このフレームという、限界であると同時に可能性である概念がつきまとっているわけですが...。
そんなことを考えながら、ストリートアートを眺めていると、フレームを作りやすい作品と、う〜んと考えさせられる作品とがあります。今日紹介した作品は、あきらかに後者です。フレームの当て方によって、印象が随分と違ってくるタイプです。
左の絵は、古い絵の上に、後から誰かが、白い文字を描いたものだと思われます。こういった場合、通常は「う〜やったな〜勿体ない」となるわけですが、このケースに限っては、そうは感じませんでした。むしろ、この、"いわゆる落書き"がなかったら、写真に撮らなかったかもしれません。
右のイラストレーションは、シンプルな線画なんですが、ハートが2つあったり、1+1が11だったり、そのうえをイルカが跳んでいたりと、見る者の想像力をかきたててくれます。この絵の発想のもとは何なのでしょう? この作者が描いたと想われる作品は他にもあり、どれも魅力がありました。後日、他の作品もアップする予定です。

■関連エントリー:桜木町ストリートアート(1) / 桜木町ストリートアート(3) / 桜木町ストリートアート(4)

【撮影】1991年頃です。
【場所】横浜市中区桜木町あたりです。

先日、線路脇園芸というエントリーにいただいたコメントのなかで、昔、横浜桜木町の高架下に描かれていたストリートアートの話題がでました。これについては、それ以前にも友人と話題にしたこともあり、いずれアップしようと思っていました。しかし、撮影したのが1991年頃で、当然ポジフィルム(スライド)で撮っています。したがってデジタル化という壁があり、なかなか実現しませんでした。が、先日やっと、まともに作動するフィルムスキャナを入手したため、どうやらその作業 - デジタル化 - が可能になり、今日、一部だけですが、スキャンしてしてみました。今日はその第1弾です。
写真を撮った場所ですが、現在の地図を見ても、僕には「ここだ」と特定することができません。が、当時、とにかく、桜木町周辺の高架下で撮ったということは間違いありません。
この高架下はかなりな距離が直線で伸びているのですが、その隅から隅まで落書きがしてありました。しかし、その多くは、とても落書きでは済まされない出来映えで、「どうあっても記録しておかねば」という気にさせるだけのパワーを持っていました。壮観でした。
今日アップした2点は、なかでも特に気になったものです。タッチが似ているので、同じ作者の作品かな?と思います。黒革靴やクロワッサン(?)など、描いている題材も気に入りました。

■関連エントリー:桜木町ストリートアート(2) / 桜木町ストリートアート(3) / 桜木町ストリートアート(4)

【撮影】1991年頃です。
【場所】横浜市中区桜木町あたり[で良いのだろうか?]です。

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