新潟県 - Niigataの最近のブログ記事

かきの木通り

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今日のエントリーは、ちょっとタイミングを逸した感がありますが、建築家・玉井一匡さんのブログ MyPlace「住む。」 春号:「ひと と いえ と まち と」へのトラックバックにかえて…のエントリーです。

というのは、僕は、その記事の舞台となっているまちに、何度か滞在させていただき、写真も撮っていましたので、「そのまちの風景はどんなものか?」との興味を抱く近隣ブロガーの方々もいらっしゃるのでは…と思い、ほんの一部のまた断片ではありますが、ここに紹介させていただこうと思った次第です。

まず「かきの木通り」とは何か?ということですが、これは、玉井さんが『ぼくたちは「かきの木通り」という20戸に満たないほどのちいさなまちづくりの計画をした。』と書いていらっしゃいますが、そのまちのことです。

野花束

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新潟滞在中に撮った写真です。水溜まりができていることからもお分かりいただけるように、この日も雨が降っていました。新潟穀倉地帯の薄暗い日でした。が、9月1日のエントリーでも似たようなことを書きましたが、暗いところには、必ずと言ってよいほど、その暗さを中和するような、明るい光景が潜んでいるようです。
この花の塊は、グレーに近い色に覆われた一帯にあって、目を射すほどに鮮やかでした。背景となっているバラックの色も秀逸です。しかし、この花たちは、庭に植えた…という感じではありません。空き地に鉢を転がしておいたら…種を蒔いておいたら…または種が飛んできて、いつの間にかこうなっていた…というところでしょう。いかにも、条件に適合したという生育ぶりです。
色とりどりで、あまりに美しかったので、新潟土産の花束として、皆様にお贈りしようと思い、アップした次第です。

【場所】新潟県新潟市です。

ひまわり

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この写真に写っているのは、ビニールがかかっていないビニールハウスです。言わばフレームハウスか?(^^;というところですが、新潟の玉井邸から、こちらこちらで紹介した水田地帯につづく道沿いにあります。ビニールがかかっていないわりには、なかにちゃんと野菜などが植えられていて、なんともよく分からないハウスですが、適度なヤレ具合がなかなかよろしく、いつも気になる存在です。
今回、新潟に到着した日は、あいにく天候が優れず、雨が降ったり止んだりでした。空はどんよりとした雲に覆われ、低地であることも手伝ってか...きわめて湿度の高い蒸し蒸しとした日でした。したがって、どこを見ても、陰湿...という語があてはまるくらいにくら〜い(洒落ではありません(^^;)感じがしていました。
今回、僕をここに引き寄せたのは、やはり、ハウス入り口に咲く一輪のひまわりでした。暗いなかでも、明るくにこやかな表情でバンザイをしているように見えた...というのがその理由です。そして、もうひとつの理由は、このハウス後方の、薄い雲を通して射してくる光の強さでした。絶対値としての明るさは、晴れた日に遠く及ばないのですが、周囲が暗いせいで、まぶしいほどの明るさを感じました。妙な言い方かもしれませんが、暗い日には、晴れた日以上に明るく感じる光が射す...ってことがあるようですね。

【場所】新潟県新潟市です。

Psalm ライブ@新潟

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27日深夜から30日にかけて新潟に行ってきました。現在、北海道をかわぎりに全国縦断ツアー中のPsalmの、新潟…それも玉井家…でのライブの模様を撮影するのがその主な目的でした。そいういう事情ですから、今回は(も)、玉井さんの、新潟のお宅に滞在させていただきました。
ライブ当日(28日)は、先に新潟入りしていたPsalmのお二人 (玉井夕海さん&中川かりんさん)、そして玉井さんのご家族が一丸となって、朝から、ふすまや障子を外したり、家具を移動したり、窓ガラスを拭いたり、床や畳を掃除したり…と、ライブの準備におおわらわでした。玉井さんは、まるで舞台監督か?という動きです(^^; そして、折しも、米国シアトルから帰省なさっていた、玉井さんの妹さんと娘さんが、これまた時差ボケをものともせず、食事班…そしてムードメーカーとして、超級の大活躍をなさっていらっしゃいました。この辺りから、すでに雰囲気は暖かいです。家族ぐるみ…とはこのこと。いや、もう素敵でした。
そんなこんなで、夕方になり、ご近所の方々が、準備整った玉井家に集まりはじめました。なかには、なんと、はるばる九州や東京から駆けつけた…という方もいらっしゃいました。皆さんが、それぞれに、席についたところで、いよいよライブ開始です。まずは25弦箏奏者かりんさんの演奏から…。
今日の写真は、ちょうど、そのタイミングで撮ったものです。もう外は暗くなっていましたが、暮れきってはいない…という感じでした。照明を落とした日本家屋のなかで、灯りのついたひと部屋だけが浮かびあがっています。そして、手前の聴衆の黒いシルエットが、まるで闇から生えているように見えていました。この光景を目の前にすると、お盆は過ぎていましたが、なんとなくそれを思わずにはいられませんでした。きっと、玉井家のご先祖をはじめとする霊が降りていらして、この闇のどこかで、目を細めて、Psalmの演奏に耳を傾けていらしたに違いない…と感じさせるものがありました。そんなこともあって、とても印象深いライブor出来事になりました。

【追記】新潟で撮影した写真は、いずれ、Psalmのツアーサイトにアップされるはずですが、しばらく拙ブログを更新していなかった理由説明という意味もあって、本家サイトに先立ち、チラと1枚だけアップさせていただくことにしました。
【場所】新潟県新潟市です。

まろいまろいたま

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このタイトル、どこかで目にしたぞ…とお思いの方もいらっしゃると思います。その通りです。玉井さんのブログの8月31日のエントリーと同タイトルです。その頃、まだ青かったカラタチの実が、今回行ってみると、すっかり黄色く…というよりも黄金色になっていました。まんまるで、まるで、地平線から離れたばかりの満月のようです。
よく見れば、海もあり、クレーターもあります。こうして、小さな果実を、じっくり眺める機会なんて、ほとんどありませんから、気づかないだけで、実は、愛らしいと同時に、それなりの宇宙を持っている…という感じがします。映画「もんしぇん」のなかで、ハルが「私のなかにも海がある…」と感じるのと同じように…。
ところで、今回は、このカラタチの実、味見してきました。やはり柑橘類です。酸っぱいです(^^; が、囓ったときは、かなり酸味が強く感じますが、それがすぐにまろやかに変化します。後味は甘いくらい…。そして、独特の香りがあります。しかし、その独特の香りってどんなんだ?と言われても、なんとも説明できません。カラタチの香り…なんですね(^^;

【場所】新潟県新潟市です。

堀田靴店

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「堀田靴店」というタイトルと写真が、ちょっとマッチしない感じがしますね。ところで、ここに写っているものは何だとお思いになりますか? 実は、シンデレラのガラスの靴底です…と書きたくなりますが、実は、これ、プラスチック製の靴ベラです。そして、この靴ベラに出会ったのが、新潟市の白山神社の仲見世にある堀田靴店さんだった…というわけです。発見時には、ショーケースのなかで、ヒール部をバーにかけてぶら下げられており、ホコリがこびり付いていましたので、「これはいった何なのだろう?」と、一瞬、靴ベラであることに気づけませんでした。が、靴店さんなのだから…と、ピンと来たとたん、なんとしても欲しくなってしまいました。そこで、ご主人に「これはいったい商品なのか否か」を尋ねてみました。すると、「商品のようでもあり、そうでもない」ような返事が返ってきます。が、つづけて「でも、あなたが見つけたのだから持っていきなさい」とのこと…。そんな経緯があって、新潟「堀田靴店」から、僕と一緒に東京に来ることになったという、由緒正しい(^^;靴ベラです。

その堀田靴店さんとはどんなお店なのか…、以下に、簡単にですが、ご紹介させていただきます。

新潟晩秋景

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晩秋の新潟を訪ねてきました。この写真は、はじめての新潟の左の写真を撮ったのと同じ場所です。新潟は、過去に二度訪れていますが、いずれもお天気には恵まれませんでした。が、今回は、穏やかな晴天に恵まれ、美しい光に照射された穀倉地帯の風景を満喫することができました。
前回訪れたときは、ここは、穂をつけるかつけないか、という状態の稲の海原だったのですが、今回行ってみると、既に稲は刈り取られ、水の退いた田に残った株から新たに芽吹いた葉が20センチほどに成長していました。背丈を揃えたかのように伸びた稲の新葉に覆われ、芝生のように見える田があるかと思うと、すでに耕耘機で耕され、凸凹とした田もあります。緑一色の海原だった場所が、今回は、巨大なモザイクのような文様を見せてくれました。
それにしても、新潟の穀倉地帯は広大です。ぐるっと360度が地平線という環境のなかで空を見上げていると、巨大なドームのなかにでも居るような...という本末転倒な感覚に陥ります。
夕方、サンセットを見ようと、この場に行ってみると、目の前の田を、耕耘機で耕しているところでした。一瞬、「あ、邪魔が入ってるな...」と思ったのですが、トコトコと動きまわる耕耘機を見ていると、コロッとした姿も良いですし、健気な感じがしてきます...。なんだか、かなり可愛いのです。邪魔どころか、こいつを撮らねば...と、予定変更。そんな訳で出来上がったのがこの写真です。

【場所】新潟県新潟市です。

新潟残照景

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その後、夕陽が地平線に触れた頃、耕耘機はあぜ道に上がり、自走して帰ってゆきました。それに呼応するかのように、時々、農作業を終えて家に向かっていると思しき軽トラが、砂埃を上げながら、あぜ道を走ってゆきます。が、それも3、4台といったところ...。犬の散歩をする人の姿がいつの間にか見えなくなると、その後は、あたり一面、人影すら見あたりません。
太陽が地平線の向こうに姿を隠すと、さすがに晩秋です。一気に気温が下がり、ジャケットのボタンを首まで留めても、まだ肌寒いくらいです。「もう戻ろう...」と思って振り返ると、白いシャツを着た人の姿が見えます。近づいてみると、すぐ近くにお住まいで、農業を営んでいらっしゃる作一さんという方でした。昼間お会いするときは、いつも、麦わら帽にゴム長という姿ですから、一瞬、作一さんとは気づけなかったのですが...。作一さんは、昔から玉井家に出入りなさっているそうで、玉井さんとはとても親しくしていらっしゃる方です。その玉井さんの知人ということで、僕にも、とても親切にしてくださいます(役得ってやつですね(^^;)。にこやかで円満、良い人の代名詞のようなお人柄です。
その作一さんとお話をしながら歩いていると、こんどは、向こうから玉井さんのお姿が...。3人になり、なんとはなしに、話題が昔の新潟の水田に飛ぶと、それなら...と、作一さんが、家から当時の水田の様子を収録した本などを出してきて見せてくださいます。その写真を見ながらまた話が膨らみ...などとやっているうちに、どっぷりと日が暮れ、あたりは真っ暗です。が、ふと太陽が沈んだ方向に目をやると、上空が照り返しで淡く明るいピンクに染まっています。「ややっ」とばかりに、ふたたび元の場所に戻ります。すると、赤、黄橙、藍と変化するグラデュエーションが...。建物のシルエットが絡まない、このグラデを目にするのは、本当に久しぶりです。しかも、大自然の名残が残っている土地では、このように、沈んだ太陽が、地中に潜った姿まで見えるようです(^^; 世界初の決定的瞬間ですね(^^; [追:間違っても本気にしないでください(^^;]

【場所】新潟県新潟市です。

いよいよ夏本番という感じの暑い日がつづくようになりました。で、今日は、せめて視覚的に、多少なりとも涼をとっていただけたら…と思い、新潟の水田から、一部を拝借してきた写真です。
先日、新潟に滞在したことは報告しましたが、その最終日、新潟を発つときに、ちょっと夕方の水田風景も見ておきたいと思い、そちらに立ち寄りました。
晴れた日でしたが、夕方になるにしたがって雲が多くなり、地平線の向こうに燃える夕陽が…というわけにはいきませんでした。薄雲をまとった太陽が、雲の切れ目から、すこしだけ顔をのぞかせ、そしてまた、雲の向こうに隠れてしまいました。が、空が異様に広く、それが巨大な自然のディフューザー効果を生むのでしょうか、あたり一面が、これまでに見たことのない明るさに包まれています。それは、どこを見ても、影というものが見あたらないから…なんでしょう。
その薄暗い明るさに驚いていると、すぐ後ろにいらした玉井さんの口から「アッ!」という声が…。何事?と思って振り返ると、玉井さんが、水田の縁にしゃがみ込んで、イネの先あたりをじっと眺めていらっしゃいます。
あまりに広大な場所に立つと、人間の眼は、中遠距離に焦点を合わせ、近接するものに焦点を合わせることを忘れてしまうようです。僕も、すぐさま、眼の焦点を、玉井さんと同じ位置に合わせてみました。そして驚愕しました。イネの葉のあちこちに白いものが付着していることには気づいていたのですが、その白いものとは、夜露でしょう…なんと水滴だったのです。気がついてみると、それが水田のなかのすべてのイネの葉についていました。あたり一面…なのです。そして、その水滴が、控えめにキラリキラリと輝いているのです。その愛らしくも凄まじいこと、もう言葉にならない感動を覚えました。
勿論のこと、それを写真に収めようとシャッターを切りましたが、その感動をそのまま捉えることは、とてもできませんでした。ですが、水田に、そういうドラマが在るということをお伝えしたく、不満を残しつつも、そのとき撮った写真をアップし、同時に、今年の暑中御見舞いに代えさせていただきます。どうか、想像力で補完してご覧ください(^^;

【場所】新潟県新潟市です。

新潟水デン柱景

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せっかくの広々とした新潟市の水田風景ですが、そのイメージをぶち壊すようなタイトルになってしまいました(^^;
僕は、水田風景というものに、それほど慣れているわけではありませんが、いくら何でも、初めて…というわけではありません。が、この新潟市の水田地帯ほど広大な水田風景を見たのは、生まれて初めてでした。
都会では、数メートルから数十メートル単位の距離感で生活しているため、突然、この広大な風景のなかに放り込まれると、一瞬、距離がつかめない状態に陥ります。ここでは、どうやら、距離感の初期化やアップデート(^^;が必要なようでです。
しかし、この広々とした風景のなかに立つのはとても気持ちが良いもので、今回も何度か足を運びましたが、都会生活で刷り込まれた距離感は、そう簡単にアップデートされないようです。
そんな水田地帯を、水が、いったいどのように満たし、そして潟へと流れていくのか? という僕の疑問にこたえて、玉井さんが解説をまじえながら、車を走らせてくださったのですが、その時、突如として、目の前に3本の電柱が現れました。電柱と言えば、都会にも付き物です。距離感の修正にもってこいなハズです。が…です。ここでは、電柱間の距離はもちろん、その高さすら、ピンとこないのです。なんともはや…です。都会生活では、電柱の高さも、周囲の建物やビルとの関連で把握しているのでしょうか…。
そんなわけで、毎日の生活における、こういった距離感の違いだけでも、ずいぶんと人の生活感覚に違いを生むだろうな〜と、妙に感じ入った次第です。が、まあ、そんなことは関係なく、この風景、なんだか茫漠たる原野イメージもあり、なんとも惹かれました。

【場所】新潟県新潟市です。

鳥屋野潟畔の家

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新潟に行っていました。そして、今日の深夜、日付が変わる頃、東京に戻りました。今回の新潟行きは、日程的には強行軍だったのですが、お天気に恵まれたせいもあって、新潟の風景のなかにかなり長時間居た、という気がします。
新潟市南部に広がる水田地帯の北端に、鳥屋野潟 (とやのがた) という大きな潟があります。見た目には湖です。その潟畔には、アルビレックス新潟の本拠地であるサッカースタジアム「ビッグスワン」を核にした、広大な公園があります。一方で、この潟畔は、風光明媚なデートスポットでもあるようで、そのせいか、いわゆる連れ込みホテルのメッカにもなっていました。
今日の写真は、そんなホテル群の間に、身を隠すようにして横たわっていた家を撮ったものです。もう使える状態ではなく、人は住んでいないようです。取り壊さずとも、いずれ、潰れるだろうな…という感じでした。もしや、新潟の大地震で被害を受け、修復不可能とみて捨てられたのかな?とも思える状態です。
しかし、この地域は、どこまでもフラットで、背後に山などもないため、こうして、ひとつの世界がポツンと浮かんでいるように見えるのでしょうか…。その感覚に、強烈に惹きつけられてしまいました。この浮遊したような感覚は、もしや、この地も潟であったから…かもしれない…なんてことを思わせます。

【場所】新潟県新潟市です。

新潟T氏邸の断片

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新潟滞在中は、ついに晴れ間がのぞくことがなく、泊めていただいていたT氏邸内での時間がかなりありました。そこは、新潟市街から南にくだった水田地帯のなかにあります。地所は相当に広く、その一画は深い森になっています。その森を庭に見る位置に、その家は建っていました。元々が派手さを抑えた上質な日本家屋ですが、それをT氏ご自身が、縮小なさり、改修も施されています。その結果、物理的にも精神的にも、和と洋が割とラフなかたちでぶつかり合い、独特の匂いを発しています。が、それが、実に「足が地に着いている」のです。どこを見ても、ひと味ふた味違います。それが重なると、全体としては大違い…といったところです。
T氏邸は四方を木々に囲まれています。なかでも、ダイニングと和室は、目の前まで森が迫っており、そこから窓の外の濃い緑を眺めていると、まるで高原の別荘にでも居るような気分です。この時は、緑が雨に濡れて鮮やかさを増し、周囲が暗いにも関わらず、緑が目に沁みるようでした。
今日の写真は、そのT氏邸内をウロウロしながら脈絡なく撮った写真です。特に、どこをどう紹介しよう…などと考えて撮ったわけでもなく、どういった匂いを感じさせよう…などとも考えず、ただただカメラがあったから、ファインダーをのぞき、ついでにシャッターも切ったという写真のなかからピックアップしたものです。したがって、この4枚だけでT氏邸のイメージを固定なさらないでください。実際のT氏邸は、落ち着きのある素敵な表情を、もっともっと備えていますので…。

【場所】新潟県新潟市です。

新潟旧市街で

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下エントリーの地図をご覧いただくとお分かりいただけるように、新潟の市街地は信濃川でふたつに分断されています。それに加え、昭和40年代に関屋分水路が完成したため、信濃川の北側部分が完全に切り離され、島状態になってしまったというわけです。
新潟に到着してからというもの、ついに晴れ間ののぞくこともありませんでしたが、多少の雨くらいはなんのその...ということで、古い町並みが残っているという新潟島へ向かいました。中心部に入ると、さすがにビルが建ち並び、人も交通量もそこそこ多く、いわゆる地方都市といった表情を見せます。当然のことながら、路上駐車などできそうもありません。そこで、まずは海側の丘のうえまで車を走らせ、そこにある無料駐車場に車を停め、そこから歩いて旧市街を目差した次第です。が、歩きはじめてしばらくすると、雨が強まり、ちょうど通りかかった新潟市美術館(前川国男氏設計・前川国男展開催中でした)のコーヒーショップに飛び込み、そこでしばし雨宿り、ということになりました。
右の写真は、その新潟市美術館の近くで撮ったものです。低地から海沿いの丘に向かって撮っています。ここは、傾斜地にびっしりと家屋が建ち並んでいて、なんとなく、尾道を想わせる(尾道はよく知りませんが...)ようで、惹きつけられました。家々の間には、細い路地や階段路地が這っていましたが、袋小路になっているものもあり、なかなかの迷路状態でした。機会があれば、ぜひもう一度歩いてみたい場所の筆頭です。ここでも、東京の凸凹を歩いて感じるのと同じ感覚を覚えました。やはり高台には高級感のある住宅が並び、低地になるほど湿度が高まり、生活臭が強くなります。しかし、手前には、もう再開発待ち...といった雰囲気の空地利用の駐車場が見えています...。
左の写真は、いよいよ旧市街地に入ってから撮ったものです。繁華街の中心部は、もっともっと人通りも多く、賑わっています。しかし、中心部をちょっと離れると、もうこんな感じです。はっきり言うと寂れています。正面右奥に見えるビルも、じきに取り壊しにでもなるのか...ほんの一部のお店が営業をしているだけで、主要な看板は取り外され、すでに廃墟臭い匂いを発していました。その手前右側の看板建築も、同様に再開発を待っている、といった表情です。こうして、車も人もいないタイミングでシャッターを切ると、街全体から、廃墟に近い匂いが漂ってくるのが分かります。
旧市街からしばらく南下した辺りには、水田を埋めた広大な土地が拡がり、そこには工業団地や大型スーパー、郊外型レストランなどがズラリと建ち並んでいます。どうやら、そちらに客足を奪われた結果が、旧市街に、こうした風景を生む背景になっているようです。

【場所】新潟県新潟市です。

新潟市凸凹地図

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昨日まで新潟に滞在してはいたものの、新潟の歴史的背景も地理的背景もまったく知りませんでした。そこで、とりあえず地形だけでも…と思い、新潟市中心部の凸凹地図(800x800)を制作してみました。それをアップしておきます。一昨日のエントリーで「新潟島」と呼んでいるのは、信濃川と分水路で切り離され、島状態になった区画のことです。
この地図で見ますと、南に拡がる水田地帯には大きな「潟」があり、その周囲にも、水色の、いつ「潟」になっておかしくない低地が散在しているのが分かります。これが「新潟」という地名の元だと言います。
また、北端の海岸線の間際が、小高い丘になっているのがはっきり分かります。新潟島内の丘で、最も標高の高いところは、新潟大学ちかくの丘(標高23m)でした。
もう少し新潟島に寄った地形図(680x680)も制作しましたので、ご興味おありの方は、こちらをクリックなさってください。

【追記】凸凹地図は、カシミール3Dで五万分の一地形図を表示させたものです。0m=淡青、1m=淡緑、2m=淡黄緑、3m=淡黄茶、4m以上は茶系のグラデにしてあります。

はじめての新潟

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既に、前エントリーのコメント欄に書いていますが、実は、やんごとなき事情により(^^; 一昨日より、新潟に滞在しています。どうして、急に新潟を訪ねることになったか?という理由も、やはり前エントリーのコメント欄に、玉井さんが書いてくださっていますが、ま、唐突と言う以外にない理由で(^^; とにかく、玉井さんの車に同乗させていただき、ズーズーしくも、新潟の玉井邸に泊めていただいています。
到着した日も今日も、雨が降っていますが、そんなものは関係なし…いや〜快適です(^^; 玉井さんのお宅などにつきましては(いまはまだ、玉井さんが近くで鼻歌を歌いながらウロウロしていらっしゃる状態ですから(^^;)、東京に戻ってからアップしてやろう(^^;と思っています。
で、とにかく、「おい、どんな様子なんだ?」とお思いの方もいらっしゃるか?と思い、とりあえず、新潟で撮った写真をアップします。
左の写真は、玉井さんのお宅から歩いて行ける距離のところです。見渡す限りが水田です。そのなかほどに、けっこう広い農道が直線で、どこまでも伸びています。視界を遮るものなど一切なく、実に広々としていて、居るだけで、のびのびとしてとても気持ちが良くなります。ここに行ったときに、たまたま、玉井さんと親しいおじさんが枝豆を抜いていらっしゃるところに遭遇したのですが、その方から、引き抜いたばかりの枝豆をドサッといただきました。帰ってすぐに水洗いし、茹でて食べましたが、そりゃ力強い味がしました。この味って、単に豆の味だけじゃないってところが、何とも言えませんね。
右の写真は、新潟のマンハッタン島状態になっている、通称「新潟島」の海岸から撮ったものです。お天気が良くありませんでしたので、ド〜ンと重い感じがします。「やはり日本海だな〜」と言うとこにもっていきたくなる感じです。玉井さんは、ここで「泳ごうぜ!」とおっしゃるんですからね〜。お元気と言いますか無鉄砲と言いますか(^^; 「ま、勝手におし!(^^;」というところでした。ところで、向こうにうっすらと見えているのは佐渡です。佐渡を見るのも初めてでしたから、やはり「お〜、あれがあの佐渡か〜」という感じでしたね〜。しかし、海岸線は、ダーッとテトラポットが並べられ、それがやや興ざめなんですが、海岸ちかくの古い町並みは、古い、侘び錆び系の建物の宝庫状態…。多少のことは許してしまいましょう、って感じでした。その建物につても、追々紹介させていただきます。
ま〜とにかく、新潟島の古い町には優れた物件が多く、これはまた来なくちゃな〜!という感じです。玉井さんからお邸の鍵をお預かりしようかな?(^^;

【場所】新潟県新潟市です。

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