豊島区 - Toshimaの最近のブログ記事

庚申塚の銀寿司

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このところ、なかなか町を歩けないでいますが、今日は、所用で、荒川区の尾久に行ってきました。尾久といっても、もうすこし細かく言うと、都電荒川線・宮ノ前近く...です。
そんなわけで、大塚から都電に乗り、宮ノ前を目差しました。途中、飛鳥山あたりを通過し、こんなこともあったな〜などと思い出しながら...。しかし、普段、都電は滅多に利用しませんから、宮ノ前までいったいどのくらい時間がかかるのか?ピンときません。そこで、車内の路線図を眺めてみると、意外と駅数が多く、そこそこ時間がかかりそうです。十分に時間的余裕をもって家を出たつもりでしたが、ちょうどいい感じです。

そんなことを考えているうちに、電車が庚申塚駅に停車しました。そのとき目に飛び込んできたのが、この看板でした。なんとも渋さの極みをいっています。それに「銀」のひと文字が泣かせます。が、上記したように、時間がありません。「これは所用を終えて戻ってくるしかない」と、後ろ髪を引かれながら、目的地へ直行です。

で、そのとおり、所用を終え、帰りに庚申塚で下車し、撮ってきたのがこの写真です。看板を除くと、ちょっと地味過ぎ...という感じでしたが、そこは庚申塚です。うまい具合に、カラフルな服を着たご婦人が現れ、ポーズまで決めてくれました(^^; って、実は、この方、都電の通過を待っているところです。この寿司屋さん、そのくらい都電線路のすぐそばにあります。

【場所】豊島区西巣鴨3丁目あたりです。



「とげぬきフォント」なるエントリーでお茶を濁そう...と思っていましたが、川好きonnaさんお手製の、心のこもったキムチ(ウォーク参加者へのお土産)を食していると、そうもいかないな...という気になり(^^; 改めて、出版記念ウォークについてエントリーです。
と言っても、前エントリーにも書きましたとおり、このところ、頭がよそに行っていますので、ウォークの様子をしっかり伝えるような写真がまるでありません(と言うか、シャッターを押した回数が決定的に少ないです)。そんなわけで、ここでは、3枚だけ、写真をアップしておきます。

とげぬきフォント

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正月頃、拙ブログで『川の地図辞典』を紹介させていただきましたが、本日、その出版記念ウォーク&懇親会が行われました。
コースは、『川の地図辞典』の著者・菅原健二さんが、お考えくださった「谷田川跡」。山あり谷あり川筋あり...というバラエティに富んだもので、大雑把に地名で言うと「駒込〜染井〜巣鴨」というところです。ただし、川好きonnaさん(コレジオ社主・芳賀さんの奥様)お手製のキムチのお土産付き...。これは嬉しいかぎりでした。

で、ウォークのコースや様子などについて...ですが、僕はこのところ、頭がちょっと他方向に振れていて、まとめるパワーが不足しているため、この日参加なさった方々のブログに、詳細な報告がアップされるのを待ちたいと思います(^^; 申し訳ありません。

ま、とにかく、お天気に恵まれた、中身の濃いウォークも、午後4時頃に、最終地点である巣鴨とげぬき地蔵で終了。記念撮影後、懇親会の会場のある巣鴨駅周辺に向かって歩いていました。そのとき...です。商店街のなかにある食堂の展示メニューに目が釘付けです。この漫画吹き出しのような札の素敵なこと...。文字書体も、なんともイカしてます(^^; で、これを「とげぬきフォント」と呼ぶことにしました(^^;

あ、そうそう、大事なことを忘れていました。このウォークは、出版記念であるばかりでなく、増刷記念!!! にもなったことをお知らせしておきます。

【場所】豊島区巣鴨3丁目あたりです。

夕刻の氷配達

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またしてもクラ〜い写真になってしまいましたが(^^; ここは、池袋東口の栄町通りです。かの有名な人世横丁のすぐ近くにあって、小料理屋などが連なる路地です。
ところで、つい先日小耳に挟んだのですが、人世横丁の再開発が、ついに動きはじめたそうです。来月から店舗の立ち退きや移動などが始まり、5月には横丁全体が営業を停止。取り壊しについては、ちょっとあやふや情報ですが、全体を一気に...というのではなく、部分的に徐々に進めてゆく...ということでした。

で、栄町通りの写真なのに、なぜ人世横丁のことを...とお思いになる方もいらっしゃるでしょうが、これが関係あるんです。実は、この写真に写っている、自転車で氷を配達している人の店が人世横丁にある...ということなんです。
栄町通りについては、存続か再開発か...の情報がありませんが、存続するとすれば、この風景はまだまだ撮れます。が、この風景に溶け込むように写っている人の店が、再開発による取り壊しが決まっています。他所で営業をお続けになるのか?否か?ですが、もしかすると、この、自転車での氷配達風景は、もうじき見られなくなるかもしれません...。

【場所】豊島区東池袋1丁目あたりです。

駒込界隈凸凹地図

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このところ、ちょっと凝っている、駒込から北西・南東に延びる銀座商店街ですが、そこは旧谷田川の川筋...ということはわかっていますが、体感だけでは、いまひとつ頭のなかに地形が描けません。そこで、駒込界隈の凸凹地図を作成してみました。使用ソフトは、いつものように、カシミール3Dです。
こうしてみると、自分の歩いていた場所がどんな地形だったのか、実によくわかります。ものの見事に谷戸が見えてきます。そして、谷戸の底に線を引いていますが、緑=西ヶ原銀座、黄色=染井銀座、橙色=駒込銀座、青=田端銀座...で、僕は、その線に沿って歩いていたことになります。

ところで、この凸凹地図は、五万分の一の地図に数値地図を重ねたものですが、細い道などは記載されていませんので、線(商店街のある道)は、実際とは多少ズレています。が、まあ、雰囲気は十分に伝わりますよね(^^;

ウォームトーン

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池袋を通過する用がありましたので、ついでに、本屋とCDショップをまわってきました。その途中、三越デパートとZARAの間の通りで撮ったのがこの写真です。

ZARAについては、どなたもご存じだと思いますが、GAPのヨーロッパ版...といった感じの衣料品店です。そのショーウィンドウに、子供と犬がオモチャの車に乗って...という図柄の、大きなポスターが貼らせていました。背景の古書といい、出来すぎで、いかにも...という感じではあるのですが、やはり「うぬ〜可愛い」と感じさせられます。

...と思いながら通り過ぎようとしたときでした。若い女性が、携帯で話しをしながら、ここを通りかかりました。そして、歩行者の流れを妨げずに話しをしたかったのでしょう、ショーウィンドウの前の、すこし引っ込んだスペースに避難(^^;し、なにやら話をつづけていました。
すると、ポスターのなかの犬が、その女性を、ちょっと心配そうに見まもっている...という構図です。それが、この一画の温度をよりホワ〜ッと上昇させていました。

【場所】豊島区東池袋1丁目あたりです。

池袋終着駅

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このところ、清瀬に行く用事が多く、今日も、ご多分にもれず行ってきました。清瀬へは、池袋駅から西武線を利用します。僕は、小学生の頃から高校を卒業する頃まで、清瀬に住んでいましたから、当時の僕にとっては、池袋が都会への入口でした。
そんな慣れ親しんだ池袋駅ですが、その頃の駅の様子は?と問われると、はたと考え込んでしまいます。なんせ記憶力が悪いです(^^; が、最近になって、ホームが延長され、そこにアーチ型の屋根が付けられてから、ホームの印象がぐっと変わったような気がします。また、混雑時の人の波をスムーズに流すことを考慮してか...ホーム上に障害物がほとんど無いことも、印象を変えた一因のように感じます。
これまでは、西武線の池袋駅ホームで写真を撮る...なんてことは、ほとんど考えたこともなかったのですが、ホームの様子が変わって以来、時々、特に人影が少ない時に、「おっ!」っと思うことがありました。そして今日、電車も人影もないホームの、ポツンと置かれたベンチに、二人連れが腰を下ろして、なにやら話し込んでいるところが目に入りました。これに、欧米のターミナル駅...なんとなく、ディーゼル車が入ってきてもおかしくない...ような雰囲気を感じ、シャッターを押したのが、今日の写真です。

【場所】豊島区南池袋1丁目あたりです。

サンシャイン通りで

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京島のラブガーデンさんが、池袋サンシャインビルの広場で開催されるフリーマーケットに出店なさる...というので、遠戚関係(^^;にある(^^;僕としては(^^; なんとしても顔を出さなくてはいけません。同様に遠戚関係(^^;であるいのうえさんfuRuさんとも現地で合流。台風か?と思うほどの強烈なビル風吹き抜ける心地良すぎる(^^;空間で、しばし歓談してきました。こちらがその様子です。
しかし、その風たるや半端な吹き方ではなく、かなりの出店者が、早めに引き上げる始末です。そんなわけで、我らがラブガーデンも早じまい...ということになってしまいました。

で、今日の写真ですが、そのフリマとは何の関係もありません(^^; 単に、フリマが開催されたサンシャインビルのある街・池袋で撮った...というだけのことです。
ここは、サンシャイン60通りと呼ばれる通りです。両側には、映画館やゲームセンター、衣料品店、飲食店、カラオケ店などが並び、とにかく、いつも人でごった返しています。その混雑ぶりたるや、呆れるばかりで、都内で最も歩きたくない通りのひとつ...です。そんな通りに面したあるビルの壁に、大型のディスプレイがはめ込まれていて、そこに、CMが映し出されています。そのディスプレイは、当たり前かもしれませんが、昼間はほとんど目につきません。が、夜になると、怪しい光(^^;を放ちはじめ、けっこう目に入ってくるようになります。そして、その前は歩道です。しかも人が多い...。というわけで、今日の写真...というわけです。

【場所】豊島区東池袋1丁目あたりです。

人世横丁のグレ

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池袋の人世横丁で撮った写真です。この猫は、グレと呼ばれていますが、いつ通りかかっても、この洗濯機のうえで、横になっていたり、うずくまっていたりしています。そして、右隣の小料理屋さんの軒下では、黒猫が丸くなって寝ていますし、店内には、とても可愛い顔をした、超太ったグレーの縞猫がゴロリとしています。どうやら、この一画は、狭い人世横丁のなかの小さな猫町のようです。
ところで、今日、初めて、この横丁にお住まいの方と話す機会がありました。それによれば、この横丁も、存続するのは来年末まで...ということでした。先日、この辺りを歩いたときに、お店の世代交代が見られることから、しばらくは存続するのだろう...と思っていただけに、ちょっとビックリです。確かに、再開発の絶好のターゲットになりそうな感じです。とは言え「ここもか...」と、なにかやるせないものを感じてしまいます。
この辺りに生息している猫たちも、来年末までには、どこかに行かなくてはならないわけです。この猫のように、定位置確保組は、ご主人と一緒にどこかへ引っ越すこともできますが、定位置を確保できない猫たちは、行き場を失うことになりそうです。
ま、それはともかく、この猫くん、特に環境が良いわけでもないでしょうに、姿が実にスッキリシャッキリしています。凜としている...と言っても良いくらい...。そういえば、この前でバーを経営なさっていると思われる女性が、開店前に、路地と店内を、実に丁寧に掃除なさっていたのが印象に残っています。この横丁での暮らしって、いったいどんな感じなんでしょうね...。

【場所】豊島区東池袋1丁目あたりです。

人世横丁 (2)

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池袋の人世横丁で撮った写真です。この人世横丁と呼ばれる一画については、ご存知の方も多いと思いますが、「人世横丁って、いったい街のなかでどんな存在なの?」とお思いの方も多いと思い、その全景も撮ってきました。こんな感じです。こうして、改めて眺めてみると、よくぞこのバラック軍団が残っていたものだ...と感心すらします。
先日も、この横丁で撮った写真をアップしましたが、それは、この横丁内部の路地で撮ったものでした。が、今日の写真は、表通りに面した部分を撮ったものです。
こういった飲み屋街の常で、建物はほぼ昔のままに残っていても、営業内容的には、世代交代が進んでいる...というケースが多いのですが、ここ人世横丁も例外ではないようです。そんななか、外壁こそ派手な色に塗り変えられていますが、昔からこの場所で頑張っていらしたのでは?と思われるお店がありました。それが、この氷店でした。氷専門店って、街ではすっかり見かけなくなってしまいましたが、この遺跡(^^;とも思える一画で、こうして元気に営業をつづけていらっしゃることに、ちょっと驚かされました。が、よく考えてみると、この一画が残っているかぎり、この氷店も安泰なのかも?ですね。

【場所】豊島区東池袋1丁目あたりです。

人世横丁

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ここは、池袋の、人世横丁と呼ばれる、飲み屋の集まる一画です。ご存じの方は多いことと思いますが...。
今日、実は、ちょっとした工作の材料を買おうと、池袋の東急ハンズに向かいました。が、行ってみると、なんと、よりによって、8月は本日だけが休業日...との掲示が...。唖然。おみくじで言えば大凶か?(^^; が、大凶をひけば良いことがある...と、昔から言いますから(^^; 気をとりなおして、ハンズの裏手にある、この区画に寄ってみることにしました。
普段、飲み屋に用のない僕ですから、池袋に居ても、この辺りを歩くことはありません。考えてみると、前回この辺りを歩いたのは、二十数年も前のことになります。
今日、二十数年ぶりに歩いてみての印象は、いくらか営業色が強まっているものの、そう変わってはいない...という感じです。なんとなく嬉しい誤算。これもハンズ大凶のご利益か(^^; しかし、以前は、今よりももっと生活臭の強い場所だった...と記憶しています。昼間は、自転車の荷台に木箱をくくりつけ魚を売り歩く男の姿...その男と立ち話する女将さん...といった光景を、よく目にしたものです。今回は、さすがにそういった匂いは感じませんでしたが、この写真に写っているように、生活臭の感じられる光景も残っていました。
下戸の僕ですが、こういった場所に佇んでいると、不思議な安心感を覚えます。そして、こうした、商売と生活が密着した図...というものは、なんだか、切なくも、心に沁みわたってくるものがありますね〜。

【追記】コメント欄で話題にのぼった「画廊萬家」さんが写り込んでいる写真を追加しました。こちらです。
【場所】豊島区東池袋1丁目あたりです。

高田バラックの逸品

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このところ、高田づいて(^^;いますが、今日もその高田から...です。
この建物、以前は、きわめて細い路地...幅50センチ程度か?と感じるほど狭い...の奥にあり、住人以外はとても足を踏み入れることはできませんでした。ましてや、こうして見ることなど到底できませんでした。が、再開発で、隣接する建物が取り壊され、建物側面が人の目に晒されることになった...というわけです。
こうして、長年にわたり、ひと目に触れずにいた建物の側面というものは、とかく、目もあてられないほどに痛んでいて、急場しのぎで、全面をトタン板やシートで覆われたりするものですが、この建物は、以前から、通りに面していたかのような顔付きで、動じることもなく、平然とたっているように見えます。しかも、ブロックを組み合わせたような模型感覚を漂わせながらも、どこかキリッとしたところがあります。
左側がスパッと切れていますが、これで、左側にも、左右対称の同じ造りの建物が伸びていたら...と想像すると、ちょっとワクワクするものがあります。
ところで、右手には、かなり太い木が見えますが、路地の奥に、こんな大木が生えていたのか...と、こちらも驚くばかりです。

【場所】豊島区高田1丁目あたりです。

高田の几帳壁面

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今日は、地味ですが、玄人好み(^^;の渋さが感じられる壁面です。
ここは、先日歩いた高田です。高田の、高度がいちばん低いと思われるところを、ややくねった道が通っています。直線化される前の神田川に沿った道に違いない...と思われる道です。その道沿いには、かなり古そうな商店が連なっています。昔は栄えた商店街だったろうな〜という感じです。いまでは、もう再開発を待つしかない...と、あきらめきった空気が淀んでいるようにも感じられますが...。
そのなかにあって、相当な経年変化は感じさせるものの、よく手入れされ、大切に住まわれていることが、ひと目でわかる商店がありました。お米屋さんです。店内に精米器などがあるようには見えませんでしたが、「近所の配達から帰ってらしたのかな?」という感じのご主人らしき人が、店内に入ってゆくのを目にしました。現役でご商売をつづけていらっしゃるようです。
おそらくは、苦戦なさっていることでしょうが、こうして、生き長らえていらっしゃるのは、またもおそらく...ですが、きっちりと律儀なご商売をつづけていらしたからだろう...と想像します。それは、この壁面の具合から...です。相当にヤレていますが、どこを見ても、とても几帳面です。タテヨコの線がすっきりと通っていますし、鉢の配置なども実にすっきりとしています。右側は車庫のようですが、その車庫の前に張るロープが、地面にダラリ...ではなく、ちゃんと支柱にかけられているのが、またご主人の神経の細やかさを感じさせます。
とりたててどうこう...という建物ではありませんが、全景はこういう感じです。輪郭がスッキリとしていますでしょう...。「うわっ」と言うものはありませんが、こういう感じには惹かれます...。

【場所】豊島区高田1丁目あたりです。

高田 昼下がり

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朝(と言っても並々ならぬ遅さ(^^;)、カーテンを開けると、お天気は上々。昨日の雨風のせいか、きれな光が射しています。
このところ、荒川放水路近辺を歩けていないので、その光を見た途端、「今日は足立か葛飾か、はたまた江戸川か...」などと考えていました。が、朝食を終え、PCを立ち上げ、ブログを巡回しているうちに、あれれ...上空に雲が...。時々、ふっと陽射しが遮られます。これで出鼻をくじかれて気が変わり、目的地を近場の高田に変更です。
高田には、これまでに何度か足を運んでいますが、考えてみると、「高田を歩こう」と思って行ったことはなかったように思います。目白台を歩いていて、何となく坂を下ったら高田に出た...という感じです。それも、もう日没の時間帯であったり、どんよりと曇った日であったり...と。
したがって、今日のように、日中の強い陽射しに照らされた高田の町を歩くのは初めてです。町に、初夏?と思うほどの光と濃い影が織りなすパターンが重なると、やはり、その表情は大きく異なってきます。
正面に見える煙突は銭湯のもの...。その手前に見える緑の網フェンスは、環状4号線の用地として確保された空き地です。その手前の傾いた長屋には、高齢のご婦人が営む駄菓子屋さんがあります。右手上方に見える木は夏ミカンです。写っていないのが残念ですが、黄色の実をたくさんつけていました。この辺りの長屋は、築後70年ほど経っているそうで、場所によっては、壁板に、直線化される前の神田川から溢れた水の跡が残っていました。
この辺りに居ると、なんだか、空気がすんなりと気管を通ってゆくような気がします...。

【場所】豊島区高田1丁目あたりです。

高田微風化景

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今月の4日に、豊島区の高田で撮った写真です。ともに、経年変化というものの凄さを感じさせられた場面です。経年変化すると、コーラもサイダーになるし、鉄板もアスファルトになるようですね(^^; 凄いものです。
左の写真は、酒屋さんの外に立てかけられていたガラス戸の一部です。どうして外に...と言うと、この酒屋さん、実は、自動販売機が並んでいるだけで、もう店売りはしていませんでした。店舗だったと思われるスペースには、フロント部分をちょっと突き出した状態で、クルマが停められていました。そのため、店舗部分のガラス戸を、取り外したままにせざるを得なかった...ということのようです。店舗正面の看板ステッカーだったと思われるペプシのステッカー、退色し、ひび割れ、素晴らしい表情になっていますが、役割を終えて...という感じで、やや淋しげでした。
右の写真は、ある銅販張り看板建築の店先で撮ったものです。店の床面と路面との段差を解消するために設置された鉄板が、長年にわたり踏まれ、錆び、腐食し、ついには、アスファルトの路面と同化してしまったようです。この境目のボケ具合には、何とも言えず惹かれるものがありました。ところで、こちらのお店の戸ですが、閉じられたまま...になっていました。

【場所】豊島区高田あたりです。

ミラリング

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夕方、池袋に居ました。この写真を撮った場所は、三越デパートの裏側の出入り口です。そこには、ルイ・ヴィトンが店を構えているのですが、通りに向けて縦長のモニターが設置され、そこにショウのビデオが映し出されています。デパートの壁を境にして、虚構と現実が隣り合わせに見える...といった状態です。
それを目にし、右側の虚構の世界が、左側の鏡に映って素顔をのぞかせた...というお伽噺の世界のように感じ、シャッターを切った...という次第です。ま、それだけではなく、うつむき加減で道行く人の後姿に、昨日同様に、心情を重ね合わせていたようにも思います。
撮影時間は、偶然にも、昨日の写真と同じ5時14分。この、まだ微妙に明るさの残る光...というものは、どうも、人の心理に何らかの作用を引き起こすようです...。

【場所】豊島区東池袋1丁目あたりです。

高田落日景

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高田1丁目の商店街です。昨年、一昨年と、この辺りは歩いていますが、当時すでに「取り壊しも時間の問題だな」と感じさせる辺りに、ポッカリと穴が空いていました。ここは、昨年の12月に、解体工事が行われたそうです。
こちらの通りから向こうの通りまで、すっかり更地になり、高いビルなども見えないためか、恐ろしくガランとした印象を受けました。
実は、ここばかりではなく、他にも、「あ、やはり...」と思わせる更地を目撃しました。もうこの辺りは、一帯が死に体...という感じがして、歩いていると、実に淋しくなります。
それを救ってくれたのが、お気づきになりましたでしょうか...、みつ井と書いた暖簾の上の窓から顔をのぞかせているイヌでした。写真を撮っていると、2階の窓のカーテンがふわっと動き、「あ、人の顔が現れるのかな?」と、一瞬身構えた、つぎの瞬間...なんと、ちょこんと顔を突き出してきたのが、このイヌでした。雑種の中型犬のように見えますが、なかなか分かったような、可愛い顔付きと表情をしていました。こいつのおかげで、この場面が、随分と穏やかなものに感じらるようになるから不思議です。住人の皆さんは、どこかで、もう「まな板の鯉」と、腹をくくって静かに暮らしていらっしゃるのかな...と。
事情が分からないままに、あれこれ想像したり書いたりするのは危険ですが、そうは言っても、淋しい風景には違いありませんでしたね〜。

【場所】豊島区高田1丁目あたりです。

日無坂で

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目白台にある「月の湯」が、今年いっぱいで営業を止めるという知らせを小道さんからいただきましたので、最後に営業中の姿を見ておこうと思い、現地へ行ってきました。が、なんと今日は、休業とのこと...。アリャリャでした(^^; そんな同好の士がもうひとりいらっしゃいましたが...。そして、好きな人っているものです。偶然にも、同じパターンに陥って、近所のカフェで談笑していた人のなかに、なんとスリバチ学会員の姿が...。いや〜笑ってしまいます。
ところで、現地でお会いした方々は、皆さん、入浴の予定でしたが、僕はその積もりはありませんでしたので、皆さんが銭湯から出てくるまでの間(休業とは思っていなかったので...)、時間調整も兼ねて、すぐ近くの日無坂に居ました。なにしろ、寒い日でしたが、それだけに、澄んだ夜空を見ることができそうだ...と踏んでのことです。日無坂と言えば、以前のエントリー「日無坂の家」に、「昔、その家に住んでいた...」というコメントをお寄せくださった方、大川さんが思い出されます。それだけで、なんとなく、日無坂に建つ家が、前回とは違って見えるから不思議です。なんだか身近に見えるんですね〜。
ところで、日無坂、今日も、スキッとした、胸のすくような風景が広がっていました。

【場所】文京区目白台1丁目と豊島区高田1丁目の間です。

心配されていたお天気も味方した勤労感謝の日に、総勢18名(子供1人)+2名による、アースダイビング Take the "A" Tram が決行されました。この催しの主旨は、都電荒川線 (The "A" Tram)に乗って、武蔵野台地の凸凹をダイナミックに体感。途中、飛鳥山と三ノ輪橋で下車し、徒歩で、音無川の旧川筋を辿りながら、建物の下や地底に横たわる、かつての東京の素顔を探り、その残り香や気配を感じ取ろう...というものでした。

参加者は、AKiさん玉井さん、吉松さん(ダイブ組長老)、iGaさんじんた堂さん河さんneonさんGG-1さん酒井さん小野寺さんKokiさん3Gさんりりこさん(途中リタイア)、池ノ内さん(途中リタイア)、fuRuさん(途中合流)、カークさん(途中合流)、cenさん(桜橋待ち受け合流)、yukiりんさん(もんじゃ指南合流)という豪華な顔ぶれになりました (+masaです)。
そして、本来参加なさる予定が、体調不良やご多忙につき、残念ながら未着となった方に、わきたさんいのうえさん栗田さんがいらっしゃることを付け加えます。[またそして、実は、今回、この方にもご参加いただきたい...なんて思っていたのですが(^^;]

というわけで、当日の行動を、GPS受信機が記録したデータを掲載しておきます。トップのサムネイルをクリックすると表示されるのが、今回のダイビングの軌跡です。が、都心は電波の障害物が多いため、途中、GPS受信機と衛星との交信が途絶えることがあります。そして、交信が途絶えた点と再度交信が始まった点は、直線で結ばれるため、軌跡が、実際のルートとかなりズレている箇所もあります(荒川線が軌道を外れて走ったりします(^^;)が、ま、ご勘弁ください。およそのルートはお分かりいただけるか...と思います。とにかく、この線(軌跡)は、アナログに移動することでしか引けません。そう思って見ると、貴重な美しい線に見えてきませんか?(^^; また、距離や時間、高低については、以下のようなデータが残りました:
・総移動距離22km
・移動時間3時間 / 停止時間4時間
・GPS表示高度:早稲田 3〜4m / 雑司ヶ谷駅 29m / 王子(名主の滝崖上) 26m / 向島 マイナス1〜2m

以上、ざっとですが、第4回アースダイビングの結果報告です。

根上げバラック

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ここは東池袋です。再開発の波は、都内いずこも避けられません。この辺りもその例に漏れず、中規模マンションがかなり目につきます。が、ちょっと裏通りに入ってみると、あっと驚くような古い家が残っている界隈でもあります。
この写真を撮った場所は、商店街の裏手で、地上げのあとなのか...歯が抜けたようにあちこちに空き地がありました。そして、波形トタンで応急処置した古屋の姿が目につきました。
僕が立っている場所は、こういった空き地利用の定番・駐車場です。したがって、通常は、こうして、この家の全体を見ることはできません。が、この時は、運良く、この家の前にクルマが停まっていませんでした。
ちょっと信じられない状況です。家の真正面に大樹がそびえ、その根が、この家を地下から押し上げているようです。根元の盛り上がり方には凄いものがあります。いかにもパワフルです。これでは、家はたまったものではありません。
もう誰も住んでいないのかな?という感じですが、まだ、はっきり読める表札もありましたし、なんとなく生活の匂いがしなくもありません。つい最近まで現役だったのでしょうか...。ま、どちらにしても、樹をとるか家をとるか...という問題に悩まされながら住んでいらしたのでしょうね。これだけの大樹になると、処分するだけでも大変な費用がかかります。こうなってしまっては、もう人が逃げるしかなさそうですね。
しかし、このバラックそものもは、風化具合もよろしく、スキッとしていて、なかなかのものでした。好み(^^; 根上げさえなければ...という感じです。

【場所】豊島区東池袋5丁目あたりです。

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