小台の古老建物

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前エントリーのコメント欄で話題にのぼった足立区小台...で撮った写真です。

小台(+隣町の宮城)は、荒川と蛇行する隅田川に挟まれ、中之島状態になっているまちです。しかも、そう広くはありませんので、まちを南北に通る直線道路のなかほどに立つと、北方向の先には荒川の土手が見え、南方向の先には隅田川の堤防が見える...といった感覚です。

そんな小台のまちの中央あたりに、(こう書くのは申し訳ないのですが)かなり寂れた商店街がありました。この建物は、そこにたっていました。仕舞た屋ですが、反対側から見ると、いまでも看板などが残っていて、商店であったことが一目瞭然です。

手前に空き地がありますが、先日まで、そこにも、写真の建物と同じような建物(ふとん屋さん)が在ったとのことです。まあ、いつものことですが、それが無くなったからこそ、こうして、従来は見られなかった建物の全貌を見ることができるわけですが...。

実は、その取り壊された建物の奥に住んでいたという高齢の男性と話す機会があったのですが、その男性によれば、この建物は昭和初期に建てられたものだ...とのことでした。この一帯は、戦災にあっていて、周囲の建物の大半が焼失したそうですが、この建物だけは難を逃れたのだそうです。そして、いまでもこうして現役です。よく頑張ってますね...。

【場所】足立区小台2丁目あたりです。

ラブと背番号67

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昨日は梅雨の合間の薄曇り...という感じで、とにかく蒸し暑かったですね〜。歩いていると、肩にかかるバッグのベルトあたりから汗が噴き出し、それがTシャツの袖ばかりか首から胸のあたりまでビッショリにしてくれるほどでした。

そんな日に、隅田川の土手を歩いていました。大気中にたっぷりと含まれた水蒸気のせいで、遠くの景色が霞んで見えます。それが、レンズの効果云々以前に、遠景をぼかし、近景を浮き上がらせる効果を生んでいました。そんなことに気づいたのも、スカイツリーの背が伸びたからこそですが...。

ぼんやりとそんなことを考えながら、ちょっと立ち止まり、吹き出す汗を拭いていると、左手から、クロとベージュの二匹のラブラドールを連れて歩いてくる女性の姿が目に入りました。気分です...。というわけで、彼らが、僕のまえを通りかかるのを待ってシャッターを切りました。紫地にグリーンで67と入ったT...もいい感じです。

【場所】荒川区南千住8丁目あたりです。

おたふく食品

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かなり古そうな看板建築ですが、これも、最近凝っている柳原から...です。

この地図を参照していただくと分かりやすいと思いますが、下部中央に、半円を描く道があります。川が埋められてできた道ですが、その半円内が柳原というまちです。

ちょっと脱線しますが、このあたりの地図を見て気づくのは(もっと広域の地図をご覧いただくと一目瞭然です)、このあたりの町名には、あたまに"千住"がつきます。千住旭町や千住寿町、千住大川町など...です。が、この柳原と日ノ出町には"千住"がつきません。それは、この2町が、荒川放水路の開削以前は、葛飾区に属していたことの名残りということです。なかなか数奇な運命(^^;のまちなんですね、この柳原というまちは...。

そんな柳原の、元川沿いに建っているのが、今日の建物です。すぐ左に見えている道が、元川だったところです。そして、この20メートルほど右と左には、元土手道が、元川の道と平行に、やはり弧を描くようにして通っています。この、弧を描く道が3本、それも目と鼻の先を、平行に通っている...というのは、実際に現地を歩いてみると、かなり興味深くも妙な感覚です。

そして、やっとこの建物ですが、もうご商売はしていらっしゃいません。食品店の名残りは看板と飲料の自動販売機だけです。が、見ていると、この自動販売機、80円...が効いているのか、なかなか利用者が多いのです。撮影者にとっては好都合でもあり不都合でもあり(^^;です。

【場所】足立区柳原2丁目あたりです。

Hartford Cafe

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さて...今日のエントリーは、新宿にあるロックカフェについてです。Hartford Cafeがそのカフェの名前です。僕はそこの常連でも何でもありませんが、僕なりに思いがつまっていて、いったい何から書けばよいのやら...です。

そもそも、このエントリーへつながったのは『よっちゃんと大山通り』のコメント欄でした。そこで、僕の学生時代や社会人になりたての頃の話しをしていて、そこにハートフォードカフェのオウナーである洋平さん(僕が社会人になりたての頃の先輩)からコメントを頂いたのでした。

その後すぐにでもお店のほうにお邪魔しよう...と思ったのですが、現実にはなかなか...です。実際に、何度かお店の前まで行ったこともあるのですが、なんせ時間が早すぎてまだ準備中以前(^^;だったりと...。

サンセット10.06.23

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昨日、用あって郊外に行き、帰りに池袋でCDショップなどをちょいとはしごしましたが、収穫なく、じゃ帰るか...と、表に出ると、空の感じがなんだか怪しい(^^;

これは"来る"かな?と思い、ビルに邪魔されず、それなりに都会の雰囲気が感じられる場所は無かったか?と、記憶のなかの貧弱なデータベースをめくります。で、思いついたのが、JRの線路をまたぎ西口と東口をつなぐ陸橋(池袋大橋)のうえ...でした。

しかし、サンセットというのは、くせ者で、"来る"と思うと来なかったり、"来ない"と思うと来たりで、なかなか思うにまかせません。先方のご都合に100%適応してゆくしかありません(^^;

そんなわけで、あまり期待しないようにして、西の空を中心に見守っていました。すると、思ったよりも早く、地平に近いところが色づきはじめました。そしてそれが上空に伸びてゆきます。"お、来たな..."という感じです。そしてその後、空がぐんぐん赤みを増してゆきます。

写真は、それがちょうどピークに達した頃に撮ったものです。都会に暮らしていると、夕焼けを眺める...という機会がなかなかありません。久々のサンセット写真になりました。

【場所】豊島区上池袋2丁目あたりです。

立入'歓迎的'禁止

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北千住の駅から東のほうに少々行ったところで目にした風景です。 両側が家の壁という狭い入口の奥に、こんな空間が潜んでいました。

ここが気になった理由は、やはり"立入禁止"のサインボードです。文字の色が朱赤ですし、サイズも大きめです。かなり本気で「入るな!」と言っているようです。

しかし、このちょっと無理のあるボードの固定のしかた、朱赤のペイントと大きめのサイズ...などが、光の具合もあるのでしょうが、逆効果を発揮していて、"立入禁止"にしては雰囲気が柔らかく感じられます(^^; こうなると、地面にころがっている"防犯カメラ設置"の札もご愛敬です。

また、中央に見える壁がこの空間を左右にスパッと二分しているように見えます。そんなこともあって、「右側はダメだけと左側は立入オッケーってこと?(^^;」などと、トボけてみたくなる感じです。実際には、左側はこの家の庭のようでしたが...。

そんなこんなで、このなかなか愛嬌のあるサインボード、実は、誰かに秘密のメッセージでも送っているのではなかろうか?などとつい思わせる感じがありました(^^;

【場所】足立区千住旭町あたりです。

路地と裸電球

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エントリー『柳原千草通り』のなかで、「左右の路地に逸れると、そこがまた......です」と書いていますが、その路地で撮ったのが今日の写真です。

付け加えますと、路地にすこし入り、千草通りのほうにふり返って撮ったものです。したがって、突き当たりにベージュや茶の壁が見えていますが、それらは商店街の店です。どちらが路地?という感じですが、そこが良いところですね(^^;

そして、何といっても、この辺りの路地で気になるのが、昔ながらの街灯です。丸太の柱に金属の傘、裸電球...というスタイルです。都内にはもう本当に少なくなりましたが、ここ柳原の路地では、まだあちこちで目にします。

これがまた、照度センサーなど洒落たもの(^^;は付いていないタイプで、時間で点灯するようになっているそうです。そんなわけで、こうして、まだ明るいうちに点灯していたりします。

勿体ない...という指摘も受けそうですが、この日中に点灯した裸電球、細い路地とあいまって、ちょっと鄙びたような、なかなかの雰囲気を醸し出してくれます。いやほんとに、同じ灯りでも、どこかのタワーやビルを使い、とんでもない予算を組んでライトアップするよりどれだけ安上がりで雰囲気があるか...です(^^;

ま、両者を同列に並べて比較するのは無理がありますが、それを承知でなお...です(^^;

【場所】足立区柳原2丁目あたりです。

誠屋影山食品店

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足立区の柳原です。大きな看板が語っているように食品店(のよう)です。商店街からちょっと入ったところにポツン...という感じでたっています。

その立地と佇まいがなんとも良いのですが、商売ということを考えると不利なのかもしれません。それをカバーするためでしょうか、看板が大きめですし店名フォントも渋くて目立ちます。そして、余談になりますが、「誠屋+影山食品店」と、いまや珍しいほど律儀な屋号店名です。

そんな立地と地味派手な看板の取り合わせですから、説明を耳で聞いたとしたらバランスが悪く感じるでしょう。が、こうして目で見ると、なんともしっくりと周囲と馴染んでいます。ベテランの味...というやつでしょうか(^^;

この日はシャッターが下りていましたが、看板が新しくなっていることでもあり、「きっと定休日なのだろう」と思って通りすぎました。が、その後いつ通りかかっても、シャッターは下りたままです。

気になって、後日、通りかかった新聞配達人にたずねると、もう営業はしていないようだ...とのこと...。雰囲気があるだけに残念ですが、そういうことなんですね...。そういえば、このすぐそばにあった銭湯も取り壊されていましたし...。

【場所】足立区柳原2丁目あたりです。

柳原千草通り

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ここは足立区の柳原です。こちらに掲載した三層地図をご覧いただくと分かりやすいと思いますが、北千住駅からちょっと東に行ったところに、ちょうど半円形をしたまちがあります。そこが柳原です。

その半円形状は、かつて蛇行して流れていた川と、その後ひとの手で掘削された荒川放水路によって形成されたものですが、まちの道は"碁盤の目に斜めや蛇行が少々"が標準...と、無意識のうちに思っている僕らには、かなり迷路的またはワクワクランド的な匂いを発散して迫ってきます。

そんな半円形のまち柳原の中心部にある商店街が "千草通り" です。下町には、道幅の狭い商店街があちこちにありますが、ここは、写真でも感じていただけるかと思いますが、ここまで道が細い商店街も珍しい...というくらいに道幅がありません。

しかし、それが悪いということではなく、逆に魅力につながっています。とにかく濃密です。そして、この商店街から左右の路地に逸れると、そこがまた......です。まだ木造の平屋や二階屋がひしめいた状態です。とにかく、ひと昔前の下町の風景がすっかりそのままで残っている...という感じがします。良いです...。

しかし、写真でもお分かりいただけるように、いちばん奥には、以前は無かった超高層マンションが見えます。"千草通り"も、実は、残念なことに、シャッターの閉まった店舗がいくつもあります。いつなんどき「え、こんな所に更地が...ビルが...」ということにならないとも限りません。いまのうちです...訪ねるなら...。

【追記】この千草通りですが、地元の方々の間では "柳原銀座" と言ったほうが通りが良いようです。
【場所】足立区柳原2丁目あたりです。

BARBER サトウ

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ここは、小菅の...と書きたいところですが、足立区の西綾瀬です。小菅にある東京拘置所との位置関係はこんな感じですが、あちらは葛飾区、こちらは足立区です。

地図なしで説明しても分かり難いと思いますが、小菅というと、荒川と綾瀬川と常磐線で囲われた範囲...というイメージがあります。したがって、特に区境を意識せずに歩いていると、その範囲内にあるこの床屋さんは、とうぜん小菅に入っていると思ってしまいます。

が、実は、この床屋さんの目と鼻の先に、裏門堰と呼ばれる水路(元々は古隅田川の一部という)があって、それが区境になっている(ズレもありますが)ことから、葛飾区と足立区が出たり入ったりすることになったようです。

ま、そんなところにポツンとある古い床屋さんです。トタンかブリキか分かりませんが、素材のままと思われる板にペンキで屋号などが描かれています。それが、適度にヤレてきていて、とても良い味を出しています。そして、この押し出しの強くない感じ(^^; 「ま、やってますから、よかったら来てください」という感じ...なんとも良くないですか(^^;

というわけで、これは素通りできません!(^^;ので、登場いただくことにしました。

【場所】足立区西綾瀬1丁目あたりです。
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