芝浦4丁目の桟橋

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ここは、前エントリーで言及した運河です。芝浦西運河と呼ばれています。写真は、その運河にかかる橋"夕凪橋"のうえから撮ったものです。

ここは、運河の幅が広く、水面もすごく穏やかですから、ちょっとハーバーのようにも見えます。が、間違いなく運河の一部です。そこに細長い桟橋が設置され、こうして多くの船が係留されています。大半は働く船のようですが...。

この桟橋の風景は、とてもいい感じです。雰囲気があります。その理由は、実用...ということにつきると思います。まず、この桟橋が素っ気ないくらいに実用一点張りの設計であること。そして、上記しましたが、係留されている船が、これまた実用的デザインのものが多いことです。

そんなこともあって、ここは、プレジャーボートの基地となる商業施設ハーバー(マリーナ)とはまるで雰囲気が違います。いわゆるマリーナなどにはほとんど感じられない、日常の匂いがあります。それは、英国の運河を旅するボートの風景などに感じられるものと共通しています。

ということは、日本(東京)だって、やれば...やろうと思えば...出来るんですね(^^; こうして質素で良いから、街から遠くない距離にパブリックの桟橋があって、セルフビルドに近い小型船が浮かんいたら...などと想像すると、かなり国(都市)のイメージが違ってきますね...。

【場所】港区芝浦4丁目あたりです。

芝浦の運河沿い

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田町(三田)に行く機会がありましたので、久しぶりに、芝浦のこの一画を見に行ってきました。

素晴らしいトタンの長屋の集合体でした[注:後日、長屋ではないことが判明しました]。が、もうかなり前のことですが、その大半が取り壊されてしまいました。それは、羽田へ行くモノレールのなかから見て、気づいてはいたのですが、今日はじめて、その状況をそばで見てきました。

その様子がこちらです。もう2棟を残すのみでした。また、道を挟んで反対側にも、トタンの愛らしい建物が在ったのですが、そちらももう更地になっていました。

実は、この建物のすぐそばに運河が流れているのですが、トップの写真は、その運河の対岸から撮ったものです。トタンの家が、ビルに押され、いまにも運河に落とされそうです。ま、とにかく、トタンの家からこちら側と、その向こう側とでは、あまりに世界が違いますね。

【場所】港区芝浦4丁目あたりです。

違和館

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ここは、池袋東口の歓楽街のなかほどです。飲食店やゲーム系やフーゾク系の店がひしめきあっています。そんな環境のなかに、この家がポツンとたっています。

周囲の建物はほぼ全てが、数階建てのビルになっています。また、それら低層のビルが、さらに高層のビルに再開発された区画もあります。したがって、この古家は、再開発の波に2度乗り遅れている...と言えそうです。

こうして残るからには、それなりの事情があるのでしょうが、いまや、ビルだらけになった歓楽街の素性を物語る生き証人...とも言えますね。ひと頃であれば、別にどうと言うこともない平凡な2階家ですが、周囲が変化すると、それ以前とは価値に変化が生じたりします。いまや、周囲からは浮いていますが、ちょっと重要文化財かも...ですね(^^;

【場所】豊島区東池袋1丁目あたりです。

南千住陰影景

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日比谷線の南千住駅の南口改札を出ると正面に見える風景です。風景と呼んでよいものか...ですが(^^;

写真中、右上に見えている黒い部分は日比谷線の陸橋です。左手の黒い部分は、貨物用の線路をまたぎ、泪橋方面へ出るための陸橋です。その陸橋も、歩行者用と自転車専用とが、限られた空間になんとか組み込んだ...という感じで設置されています。したがって、ここでは、空間が、橋や階段、スロープなどで、隙間無く埋め尽くされている感じです。

とにかく、初めてここに降り立った人の誰もが「こんなに殺風景な駅前は見たことがない」と感じるのではないかと思われます。まあ、そんなわけで、逆の意味で、一見の価値はあるのですが...(^^;

それも、太陽が真逆光で射してくる時刻になると、黒い陸橋部分の隙間が輝きを発するようになり、一種、何かの結晶でも見ているような気になれなくもありません(^^; いや、ほんとにかなりのものです。

そして、ついで...のようで申し訳ありませんが、この隙間から見えている部分一帯は、鈴ヶ森とならんで有名な小塚原刑場の跡地です...。

【場所】荒川区南千住5丁目あたりです。

白鬚橋のたもとで...

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夕方、白鬚橋あたりを歩いていました。そのときに撮った写真です。

川沿いの風景やスカイツリーの写真を撮ろうと思っていたわけではなかったのですが、隅田川に近いところを歩いていましたので、土手が見えると、とかくその上にあがってみたくなるものです。で、そうしてみると、川の向こうにスカイツリーが見えます、思いもかけず...です。

ま、考えてみれば、ここから浅草は、もうそう遠くはありません。見えても全く不思議はないのですが、おかしなもので、墨田区あたりに居ると、スカイツリーが存在する...ということが、もう頭に刷り込まれているのですが、場所が変わると、スカイツリーのことが頭からスポッと抜けているのです。したがって、白鬚橋の向こう側に、無いはずのものが突然ニョッキリと目の前に...オオッ...という感覚です(^^; ま、これは僕だけかも?ですが...。

そんわけで、ちょっと得をしたような気分で、川沿いの風景を眺め、ファインダーをのぞき...などしていると、そばを、なんとも愛らしい女の子と母親の二人連れが通りすぎてゆきました。

【場所】荒川区南千住3丁目あたりです。

アキバアオキ

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今日の秋葉原です。秋葉原の風景って、ほんとに、じゃかすか...という感じで変わってゆきます。この風景などは、もう、どれだけ秋葉原をよく知っている人でも、即座に場所を言い当てることができないのではないでしょうか...。

この先に、クルマが通っている通りが見えていますが、そこが秋葉原の中央通りです。そこに出て右手を見ると、もうすぐ先に秋葉原の駅と総武線の陸橋が見えます。そして、右手の壁はヒロセ無線...左手の工事中(ここもか!)の壁はサトー無線...という位置関係です。

この辺りは、電気街・秋葉原でも一等地で、電気製品の大手販売店のビルが連なっていたところです。そこに、エレクトロニクスの波、アニメとフィギュアの波、メイドの波...などが押し寄せ、昔から電気製品を取り扱っていた店がどんどん淘汰されてきました。

そんな流れにも、もう慣れっこになってしまいましたが、このアキバに、しかも目抜き通りに、洋品店"アオキ" がオープンしていたのには唖然でした。アキバの匂いがどんどん薄くなってゆきますね...。

【場所】千代田区外神田あたりです。

必殺ヤレトタン!

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この家は、中川から遠からず...の位置にあります。視界に入った途端、あまりのト耽美に、ガックリと地面に膝をつく(^^;という感じです。
トタンを使った味わいのある家というのは、都内をまめに歩けば多々ありますが、こちらは、やはり、5本の指に入るか...と思われる出来映えです。ほんとに心惹かれます。

こちらのご主人は、あまり細かいことは書けませんが、30年ほど前にこちらに越していらした...とのことですが、この家は戦前のものかも?というお話でした。この一帯は、戦災に遭っていませんから、あり得ることですね。

話は逸れますが、この辺りでちょっと興味深いことがあります。この一帯の住所は西新小岩ですが、昔は上平井町と呼ばれていました。そこで「ん?」と思い出すのが、荒川放水路の対岸にあるまち...平井です。
いまでこそ、でっかい放水路によって切り離され、しかも、かたや葛飾区...かたや江戸川区ですが、もとは地つづきの隣まち...です。そう言われてみると、同系の建物を対岸の平井でも目にしたな〜などと、やや強引に(^^;思えたりするのは、妄想の部類でしょうか...(^^;

ところで、ついでですが、実は、この左隣にも、やはり味のある平屋が残っていました。が、先日通りかかってみると、そちらはもう取り壊され、新たな家が建っていました。この家だっていつなんどき...です...。

【場所】葛飾区西新小岩あたりです。

谷中闇光景

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ここは谷中です。が、10メートルも歩けばもう根津...という位置です。昨日の夕方撮った写真です。

最近は、ほんとによくある、建物が取り壊され、そのあとが駐車場になり...というパターンの風景です。ここは、場所は良いのですが、もうずいぶん長い間、駐車場のままです。シルエットになって見えている建物は、古い古い金物屋さんですが、建物そのものも相当に古く、そう遠からず...という感じがします。

ちなみに、その金物屋さんの隣は、中野パン店でした。というのは、まだ建物は残っていますが、お店は既に閉じてしまいました。また、通りを挟んだ反対側(写真では左)には、全体を新建材に覆われたやや妙な形をした家がありますが、その建物は昔はこんな姿をしていました。

ま、そんなわけで、この三角屋根のシルエットも「見られるうちに見ておかないと景」と言えそうです(^^;

【場所】台東区谷中1丁目あたりです。

真砂の古看板建築

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春日通り沿いの古い長屋看板建築です。後方に背の高いマンションが見えますが、その真下あたりに真砂中央図書館、そのすこし手前には文京ふるさと歴史館があります。また、この建物のすぐ右手には、真砂坂上というバス停があります。そして、ここは我が家から歩いて二三分...です。というわけで、僕がこの横断歩道を渡る頻度はかなりなものなのです。

が、これまで、この建物は拙ブログに登場していませんでした。何年も前から、通りかかるたびに、何枚も何枚も撮ってはいるのですが、近所の良品であるだけに、ついチカラが入ってしまうようです。もっと良い表情で...もっと...の繰り返しで、いつになっても「これならよし!」ということにならいのです(^^; 実のところ、もう「おまえバカか?」というくらいの枚数を撮っていると思います。なんせ、僕が本郷に越してくる前(アナログ時代)から撮りつづけているわけですから...(^^;

そんないわくつきの建物ですが、これは今日撮った写真です。今日の光は角度といい色といい、陰影のつきかたといい、かなりなものでした。空の柄(^^;もよし。ただ、大きな難は、最初に触れた、後方のマンションです。これが目障りです。が、在るものはしかたありませんね(^^; いずれ、まだそのマンションが建っていない頃に撮った写真もアップしようか...と思っています。建物の素性などについても、そのときまでにしっかり調べておきます...。

【場所】文京区本郷4丁目あたりです。

初秋暮色

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根津に、気になっている場所があり、そこの様子を見てきました。そして、そこから、千駄木駅あたりまで歩いてきました。

今日は、10月にしては気温も高く、晴れて気持ちの良い日でした。そこに日曜が重なっていましたから、観光客の多いこと...です。この傾向は、二三年前よりも強くなっていますし、これからもっと強まってゆくのでしょう...。まちって変わりますね。当たり前なんですが...。

で、まあ、そんなこんなで、千駄木駅あたりまで歩いたわけですが、そこから、そのまま駅に入るには時間が早い...。ということで、来たときとは違うコースで根津駅まで戻ることにしました。

すると、やはりもう秋なんでしょうか、周囲が暗くなるのが思ったより早いです。まだ明るさが残っているうちに根津駅に...なんて思って歩きだしたのですが、とんでもない...。途中ですっかり宵闇迫れば...です。

が、路地の隙間から見える空には、まだ明るさが残っています。この時間が、なんとも路地の黄金の時間かもしれません。この微妙な時刻の、路地の暗さというのか明るさというのか...は、実に絶妙で、時代を超えた空気の艶ようなものを感じさせてくれます。家路を急ぐばかりの時間にしては勿体ない...ですね。

【場所】文京区千駄木2丁目あたりです。
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