突然ですが、このエントリーは今月24日(土曜日)の『浪曲の夕べ』への誘いです。以下に、こういうことになった経緯をできるだけ手短に...。

そもそもの話は、『玉川スミさんの米寿祝い公演』から、『映画"もんしぇん"応援団』にまでさかのぼります。

僕は、映画『もんしぇん 』を通じて、玉川スミさんの存在を知ったのですが、その後、主演女優・玉井夕海さん主催のパーティで、玉川さんの三味線漫談を聴く機会がありました。そして、その三味線の音に圧倒され、それが強く記憶に残ることになります。

そして後日、玉川スミさんの米寿の祝いを兼ねた公演がある...そこには玉川さんが声をかけた芸能の名人が集う...と耳にしたとき、「これは行かねば後悔する」と、迷わず足を運びました。これは僕にとって貴重な体験になりましたが、そこで特に強烈な印象を残してくれたのが、玉川スミさんの浪曲の曲師をつとめた伊丹秀敏さんでした。

そのときの伊丹さんの、"三味線"と"あいの手"と"間"だけで、浪曲師と対話し、語りや歌に興を添えるばかりでなく、聴き手の頭のなかに、浪曲の背景を描き出してしまう力...。これに衝撃を受けました。重ねて言いますが、"三味線"と"あいの手"と"間"だけで...です。

そんなことから、すっかり伊丹さんの芸に惹かれた僕は、お弟子さんの水乃金魚(きんとと)さんからテープを頂いたりCDを入手したり...ということから始まり、その後も、折に触れて交流させていただくことになりました。

早春 表参道

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ここは表参道です。青山方面から原宿方面に向かってだらだらと下る坂の始まりあたりです。右手前に見えているのベージュの建物は、古い同潤会アパートをほぼ昔のままの姿で残したもの。その向こうの、近代的な建物は、再開発により新たに建てられた建物・表参道ヒルズです。

今日(8日)は、春を感じさせる明るい陽差しが注いでいましたが、風は意外なほどに冷たく、日陰に入ると、ジャンパーのジッパーを上まで引き上げなくては...という感じでした。が、すでに春支度の人(特に若い女性)も多く、思いの外の寒さに上半身を縮めるようにして歩く姿を多々目にしました。

でもまあ、三寒四温という言葉があるように、こうして寒暖を繰り返すうちに、いつの間にか街路樹が芽吹き...ということになるのでしょうね。政権党は変わったけれど、季節は、今のところ、そう簡単には変わらないでしょうから...(^^;

ところで、この後ろ姿が写っている女性ですが、着ているものは、ニットのカーディガンだけです。大型のスカーフこそ巻いていますが、コートもジャケットも無し...です。早春です(^^; この感じですと、この辺りにお住まいなのでしょうか...。

原宿あたりを歩いていると、とにかく流行に敏感で...と言うより過敏と言ったほうが適当ではないかと思えるほどの、言ってみればドギツイお洒落(?)をした人が多いなか、こうした穏やかなお洒落は逆に目立ちますね。

【場所】渋谷区神宮前4丁目あたりです。

黒い運河

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なんだか真っ黒(^^;ですが、見えますでしょうか...。夕闇が迫ってからでしたし、橋の下ということもあって、実際に相当暗かったのです。

写真は、先日のエントリーと同じ小島...中之島から撮ったものです。上を通っているのは、江東区越中島と中央区月島とを結ぶ橋...相生橋です。小島と橋の関係を上空から見るとこんな感じです。

この小島の南側外周には感潮池(潮の満ち干で水位が上下する)が造られていますが、この橋の下にもそれがあります。このときも、そこに潮が入っていたので、僕は一段高くなった縁(幅は狭い)を歩いたのですが、そこから足を踏み外すと確実にボチャンという状態です。また、この日は強い風が吹いていましたし、上記したように、既にかなり暗くなっていました。そして、この小島に居たのは僕ひとりだけです。そんなわけで、こんな都会の真ん中でも、けっこう心細い思いができる...ことを実感してきました(^^;

【場所】江東区越中島あたりです。

【お知らせ】動作がきわめて鈍重なこのブログですが、ついに動作しない部分も出てきました。したがって、何らかの対応を迫られています。もしや、このブログが突然消滅...ということがあるかもしれませんが、その時は「エンジンを積み替えてるな...」程度にお考えください。

国分寺縄文風'景

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昨日の『川の地図辞典 多摩東部編』出版記念ウォーク中に撮った写真です。

場所はコースのなかほどでした。ごく普通の閑静な住宅街を歩いていると、凸然(^^;目の前に現れたのが、この家...。塀もフェンスもない敷地に凸ン(^^;と建っています。タンポポハウスと呼ばれているそうですが、その名が示す通り、屋根と2階の壁部分には、タンポポが植えられているそうです。

それにしてもこの感覚...何とも言えません。が、クセは強いけれど愛嬌があって憎めない...そういう感じです。そして、どう見ても、社、古墳、神官、祈祷などの言葉を思い起こさせる神代の匂い(^^;が感じられます。

というわけで、タンポポハウスに感化された後に、白い花をつけた老木やトタン屋根の物置、後方の三角屋根の家、手前右の花壇と自転車など、あまり脈略のなさそうな要素が折り重なって構成しているこの風景を見ていると、あちこちで、踊る陽炎の姿が見える...ような気がしてきます(^^;

が、実は、iGaさんのチェックなさったところによれば、このタンポポハウスあたりは、縄文時代の竪穴式住居跡なのだとか...。どうりで...なのです(^^;

そんなこんなで...垣根が無いっていいな〜と、この風景を見ながら思うのです。

【場所】国分寺市東元町あたりです。
今月の10日ころ、『川の地図辞典 江戸・東京/23区編』の姉妹編である『川の地図辞典 多摩東部編』が出版されますが、本日、その出版記念ウォークが、之潮(コレジオ)の社主・芳賀啓さんの主催により、著者・菅原健二さんをお迎えしておこなわれました。

コースは以下の通りです:
国分寺駅→だんごの輪島→恋ヶ窪東遺跡・柄鏡型敷石住居跡→日立中央研究所(野川源流)→村上春樹夫妻旧居跡→姿見の池→恋ヶ窪用水跡→東福寺・一葉松傾城墓→東山道武蔵古代官道跡→都立武蔵国分寺公園【昼休憩】→国分寺崖線→真姿の池湧水群→武蔵国分寺跡→史跡公園→七重の塔跡→タンポポハウス(藤森照信氏邸)→桃の湯裏→イグネ脇→駐在所前→市民農園→もみじ橋(野川)→殿ヶ谷戸→ピーターキャット跡→旧岩崎邸正門・ほんやら洞前→都立殿ヶ谷戸公園→3億円事件捜査拠点跡→国分寺駅

このように、見所がギッシリと詰まったさすがな内容のコースになっていましたが、実際にお歩きになってない方は、この文字塊をご覧になっただけでウンザリかもしれませんね(^^;
しかし、もうすぐ発売される『川の地図辞典 多摩東部編』を入手なさり、該当地図ページをひろげて、上記コースを (やはり想像力と妄想力を総動員して(^^;) 辿っていただくと、ムクムクとイメージが湧いてきて、興味深く擬似ウォークしていただけることと思います。もちろん、その後は、同書を携えて現地へ!です。

以上、記念ウォークが行われたという報告だけですが、詳細につきましては、参加なさった近隣ブロガーの方々(AKiさん、iGaさん、じんた堂さん(途中合流)) がエントリーしてくださるはずですので、そちらに期待です! で、エントリーなさいましたらリンクさせていただきます(^^;

■aki's STOCKTAKINGに『川の地図辞典 多摩東部編』出版記念ウォークがエントリーされました。
■東京クリップに『川の地図辞典 多摩東部編』出版記念ウォークがエントリーされました。
■MADCONNECTIONに『川の地図辞典 多摩東部編』出版記念ウォークがエントリーされました。

■『川の地図辞典 江戸・東京/23区編』につきましては、強烈に記憶に残っているこちらのエントリーをご覧ください!

【場所】東京都国分寺市あたりです。

MEGAFLOAT

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春の強風が吹き荒れた日の夕方撮った写真です。正面奥に見えているのは、豊洲のビル群です。そして、僕が立っているところは、晴海運河の浮島...中之島です。

浮島と書きましたが、現在では、中之島と越中島の間が埋め立てられ、正確には浮島ではなくなっています。が、越中島と月島を結ぶ橋(相生橋)からこの小島に降り立つと、時代感覚を含め雰囲気が一変します。そして、いまでも十分に浮島感覚(浮上航行している潜水艦の上に立っている感覚とでも...)を感じることができます。

また、小島の周囲には感潮池なるものがあり、満潮になるとそこが浸水します。これがかなりくせ者です。この写真を撮った時もそうですが、周囲が暗くなり、自分がたったひとり立っている小島の周囲が海水に洗われている...という状況は、自分の足が波にさらわれるような、ちょっと危うい感覚を覚えさせられます。

そんな状況下で、あらためて豊洲方面を眺めていると、そこのビル群が、なんと海面ぎりぎりから建ち上がっているのだろうかと、感心すると同時に、かるい恐怖のようなものを感じさせられます。

豊洲は埋立地であって、決して海に浮いているわけではありませんが、このとき、ふと頭に浮かんだのがメガフロート(巨大人工浮島)という言葉でした。
"海上の要塞" のようにも見えますが、"砂上の楼閣" ならぬ "海上の楼閣" という感覚もぬぐいきれないような...。

【場所】江東区越中島〜豊洲あたりです。

深川コラボ景

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おかしな風景ですが、惹かれるものがあります。何故か?と問われると、答えるのはなかなか難しいですが...(^^;

ここは、江東区の南端部を東西に流れる大横川沿いの土地です。このすぐ左手は土手になっています。土手には桜が植えられていて、明日には、それらが満開になり、土手道はそぞろ歩く花見客でいっぱいになることだろうと思われます。

昨日のことですが、そんな場所を歩いていると、かなり広い更地に出くわしました。まず、驚いたことは、その地面が砂地だったことです。ついこのあいだ(江戸期(^^;)までこの辺りが湿地だったことの証拠だ!などと大コーフン(^^; が、おそらくは、残念ながら、建物を取り壊した後に砂っぽい土で覆ったのでしょう(^^;

というわけで、妙に気になったこの更地ですが、更に、その向こうの、建物が取り壊されたことによって出現した風景がなかなかです。最近は、どこのメーカーとどことのコラボにより開発した...なんてのをダブルネームとも称してウリにしますが、この風景も、いわばそんな感じで生まれた...とも言えますね。もちろん意図しないコラボですが...。最近、この手の風景にちょっと凝っています(^^;

【場所】江東区牡丹2丁目あたりです。

春の嵐が吹いた日

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用あって門前仲町に行ってきました。ついでですから、深川の運河沿いの桜の開花の具合はいかに?と、少々歩いてみました。

今日は気温があがりましたから、桜も一気に?と思っていたのですが、昨日までの寒さが効いているのか、まだ五分咲きから七分咲き...といったところでした。

それにしても、この暖かさを運んでくれた南風の吹きかたは凄かったですね。もしや、土地がフラットな江東南部では、海からの風がダイレクトに届くのでしょうか、橋のうえなどは、大げさではなく、大の大人が吹き飛ばされそうなほどに吹くこともありました。

この写真は、東京海洋大学の越中島キャンパス裏手で撮ったものです。停めてあった自転車がみな、その強風でなぎ倒されていました。

しかし、風がひと息ついたときの光の具合はもうすっかり春です。冬の光とは艶が違いますね。葉をふるっていた木の枝も、わずかに芽吹いているようで、仄かに柔らかさを見せはじめています。そして、なんといってもこの緋色の花、なんとも艶やかでした...。

【場所】江東区越中島2丁目あたりです。

ドームと壱岐坂

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用あって、夕方になって家を出ました。そして、すぐ近くの新壱岐坂通りを横切るときに撮った写真です。

この風景は、僕にとっては、見慣れ過ぎた...とも言える風景ですから、そうカメラを向けることはありません。が、今日は、その風景がひと味違っていました。上空を覆う雲が地平線近くで途切れ、すき間からオレンジ色の空が見えています。そしてそれが、やや異様さを伴いながら、ドーム球場を浮き上がらせる照明効果を生んでいました。というわけで、とりあえずシャッターを切った結果がこの写真です。

ところで、画面(紙面?(^^;)が余っていますので、ちょっと地理的な説明を...。この広い道路は上記したとおり新壱岐坂通りです。新がついているように、開通したのは昭和初期です。それまでは、左端と中央のビルに挟まれた細い道しか存在しませんでした。が、そちらこそが江戸期から存在する由緒正しい(^^; 壱岐(殿)坂と呼ばれる通りです。

その変遷を追える地図が拙ブログのエントリー「三河稲荷神社の祭り」にアップしてありますので、ご興味おありの方はぜひそちらをご参照ください。

【場所】文京区本郷1丁目あたりです。

ジャンクスタイル

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渋谷から、渋谷川沿いに、恵比寿に向かって歩いているときに見かけた風景です。

渋谷川は、川と名が付いてはいるものの、実際には、分厚いコンクリート製の大型放水溝...と言ったほうが正確です。したがって、川沿いに..とは書いていますが、堤と並木...といった風情とはおよそ無縁な、無機質な風景のなかを歩くことになります。まあ、溜息をつきたくなるような風景の連続です(^^;

そんな "いちおう川" 沿いを、何だかな〜と思いながら歩いていると、いくら無機質とは言っても人は生活しているわけですから(^^; ところどころに、おや?と思わせる場面は出現します。

この場面もそんな一例です。こぢんまりとしたビルの外に、古びた椅子が雑然と並べられているのが目に入ってきました。近くまで行ってみると、西洋骨董屋さんの店先でした。どうりで、椅子には小さな値札が貼られていました。

いずれも、骨董とかアンティークと言うよりも古道具の部類でしょうが、造りやジャンク度、ヤレ具合などが吟味されていて、どれも魅力があります。このときはこの写真を撮らせていただいただけで通過しましたが、店内にもこういった感覚で集められた小物などが所狭しと置いてありました。ここは再訪せねば!です(^^;

【場所】渋谷区東3丁目あたりです。
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